TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

 

 

 

良くある鼻翼縮小後の瘢痕修正。
鼻翼縮小は縮小の程度が大きいほど、誤魔化しがききません。
ギャザーになりながら誤魔化して縫うのですが、誤魔化しにも限界があります。
モコつく瘢痕になってしまいます。
結局はDog ear変形をどの方向で修正するか? になります。
法令線方向しかありません。
45度の斜切開をお勧めします。
1cm程度切開していますが、ほとんど目立たないのがわかります。

 

This is a gathered scar after ala reduction.
It is corrected in the direction of the nasolabial fold.
Cutting out of Burow's triangle, and the incision is made at a 45-degree angle to the skin surface.
Perhaps this is because the contact area with the dermis increases? The wound is stable and the scar is less noticeable.
The incision is about 1 cm in the direction of the nasolabial fold, but the scar is difficult to see.
The patient kindly provided us with the photographs.

 

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度々、人中短縮・鼻翼縮小の変形について載せています。
要するに、Dog ear変形が鼻翼基部に集まるのです。
これが、瘢痕を開く力源になり傷は目立ちます。
鼻翼基部は突出し、不明瞭になります。
法令線方向に切除したくはないのですが、
Beurow's triangleを切除するしか改善しません

 

 

I often post about the deformity that occurs after philtrum shortening and alar reduction.
In short, the dog ear deformity gathers at the base of the alar, and this becomes the source of force that opens the scar.
As a result, the scar becomes noticeable and the alar base protrudes and becomes unclear.
I don't want to incise in the direction of the nasolabial folds, but the only way to correct this is to remove Beurow's triangle.
No matter how far cuts the alar base towards the head, the distance will never be correct

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5ヶ月経ちました。
土手は温存してます。
法令線方向の傷、その他の傷も目立ちにくいと思います。
斜切開して真皮接触面積を増やすテクニックを用いてます。
動画がわかりやすいと思います。

Dog ear変形が鼻翼基部に集ります。これは何回もいいますが、

笑った時に顕著にモコつき、鼻翼基部が不鮮明になります。
法令線方向で組織抜き取るしか解決策はありません。
最近、モコつきの修正が多いです。概して切り過ぎです。
ですので、短縮量は3〜4mmくらいにして下さい。

 

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手術が多いのですが、たまにはヒアルロン酸の注射も行っています

大手にいたので毎日のように行っていました。
既存の患者さんが何かのついでに行うといったパターンです。

血管閉塞が怖いです。
この領域は顔面動脈に気をつけます。

25Gくらいの鈍針を使って場所を変えながら緩徐に注入します。
今まで一度も血管閉塞など起こしたことはありません。
顔面動脈となると結構深いです
鋭針で逆血を確認せずに場所を変えずに大量注入すると危険です。

そんなことしないですよね
ボコつきますし

 

 

 

 

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無事にシンポジウム終わりました。

感謝状も頂けて感無量です。
 

内容はインスタに簡単に書いてはいます。
重瞼が取れてしまった場合は同じ手術方法をしないで欲しいです。

眼窩隔膜を反転させて重瞼が取れてしまった場合は挙筋腱膜を使って重瞼作成します。

挙筋腱膜を使って重瞼作成されているのに取れてしまった場合は

腱移植、靭帯移植します。
再び、同部位を切開して、瘢痕につつまれた挙筋腱膜様組織を再利用しません。
時間の問題で半年程度で再び取れてしまうでしょう。
要するに挙筋腱膜が元々弱いということです。

フレッシュな組織を使いましょう

 

それを伝えたい

漫然と再切開されている人があまりにも多すぎます

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鼻翼基部でモコつきます
瘢痕もワイドです

ほうれい線方向で組織抜きました

術後1か月です

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クマ取り、しわ取り手術が多くなっています。

それに伴い、下瞼が翻る、外反する、要するに“アッカンベー”

が増えています。

下眼瞼外反は教科書的には

①顔面神経麻痺

②瞼板の延び

③下眼瞼を支える靭帯の延び

④拘縮

⑤皮膚欠損、眼輪筋の欠損

 

こういった原因があります

クマ取りの手術ですから④⑤なのですが

年配者は②③も元々あって修正を難しくしています

 

今回は下眼瞼に耳介軟骨移植と皮膚移植で再建しました

 

 

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