*2018年12月大晦日、今年最後のアメブロです。連載も五作目で第3話、36回目。いつもお読みただきありがとうございます。
なかなか皆さんにいいねやコメントでご挨拶もできず、申し訳ございません。もしも今の世界に民話があったなら、きっと漫画のような世界でしょう。そんな思いでいつか、原作にでもなればと妄想して書いています。これからもよろしくお願いします。
カン九郎「ミーケさんも、黒猫は悪魔の使いだと言われ、この国では迫害されたのですよ。そこにジパングからやって来たあやしから力をもらい、僕らと一緒にゴーストタウンに住むようになったのです。僕らはミーケの力で人間の形になったのです。」
「ああそれは僕らも一緒だよ。」
コウモリ部下でした。
カン九郎「ああ、バット君。」
バット君「ぼくらは吸血鬼じゃない。ぼくらは木の実が餌なんだ。だのに映画でコウモリはみんな吸血鬼にされちゃった。」
香菜梨「かわいそう、、、。」
カン九郎「ミーケだって元々かわいいやさしい子猫だったんだよ。でも人間に悪魔め!って石投げられてね。心も体も傷ついたって訳なんだよ。」
バット君「ぼくたちも安心して暮らせる場所がほしかったものだから。ミーケについてきたんだけど。だんだんミーケは変わって来たよ。」
カン九朗「ミーケはまだあやしに完全には支配されてないと思います。正邪が交互に出てくるのです。」
「そうだよ、ぼくらには優しい女の子なんだ。だけどこの頃荒れることがあるんだ。ああ、僕はオオカミのWolfgang'=ヴォルフガングです、ヴオルフって呼んでください。」
見るとオオカミ部下です。
ヴォルフ「あやしが来るまでは僕らはゴーストタウンで楽しく暮らしていたんだ。でもミーケさんが、人間から僕らを守るためあやしの助けを借りたんだ。それからなんだよね。」
香菜梨「そうだったのですね。ミーがあやしの波長に似てるけど弱いって話してたのは、そういうことだったのね。」
その時奥の方から声がしました。
ミーケ「誰か来て!大きなネズミがいるの!」
バット君「ミーケさん、猫なのにネズミ苦手なのかなあ。」
ローラ・香菜梨はかごの外① ローラ・香菜梨はかごの外② ローラ・香菜梨はかごの外③ ローラ・香菜梨はかごの外④
ローラ・香菜梨はかごの外⑤ ローラ・香菜梨はかごの外⑥ ローラ・香菜梨はかごの外⑦ ローラ・香菜梨はかごの外⑧
ローラ・香菜梨はかごの外⑨ ローラ・香菜梨はかごの外⑩ ローラ・香菜梨はかごの外⑪ ローラ・香菜梨はかごの外⑫
ローラ・香菜梨はかごの外⑬ ローラ・香菜梨はかごの外⑭ ローラ・香菜梨はかごの外⑮ ローラ・香菜梨はかごの外⑯
ローラ・香菜梨はかごの外⑰ ローラ・香菜梨はかごの外⑱ ローラ・香菜梨はかごの外⑲ ローラ・香菜梨はかごの外⑳
ローラ・香菜梨はかごの外㉑ ローラ・香菜梨はかごの外㉒ ローラ・香菜梨はかごの外㉓ ローラ・香菜梨はかごの外㉔
ローラ・香菜梨はかごの外㉕ ローラ・香菜梨はかごの外㉖ ローラ・香菜梨はかごの外㉗ ローラ・香菜梨はかごの外㉘
ローラ・香菜梨はかごの外㉙ ローラ・香菜梨はかごの外㉚ ローラ・香菜梨はかごの外㉛ ローラ・香菜梨はかごの外㉜
ローラ・香菜梨はかごの外㉝ ローラ・香菜梨はかごの外㉞ ローラ・香菜梨はかごの外㉟ ローラ・香菜梨はかごの外㊱
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〇言葉遊びと絵本(大人の童話っぽいです)、を出しました 。
2012年に書いた本です。言葉一つでレッテルを貼る事から生まれる偏見を、童話のテーマに選んでみました。言葉一つで悪者にされたり、良いものにされたりする、カラス、コウモリ、黒猫、オオカミ、ゆきんこが主人公です。よろしかったらお読みください。
・抒情文芸はほぼ創刊号から2018年12月現在まで数十年投稿して最近は詩、俳句、短歌、いずれかは掲載され、小説も載るようになりました。
・大衆文芸ムジカ(1号~3号&アンソロジー)は川柳、小説が掲載されています。
ふつつか者ですが、応援よろしくお願いします。
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