お宝映画・番組私的見聞録 -158ページ目

三木のり平のおお!ぽん人/青島幸男のおお!ながら人

前々項の「おれの番だ!」は、♪ロートロートロート~でお馴染みのロート製薬一社提供の枠で放送された番組である。この枠には特に「ロート劇場」とかの名前はないようで、当時は月曜の21:30からであった。
「おれの番だ!」の前番組はだいぶ前にここでも取り上げた「月曜日の男」(61~64年)である。三年続いた人気アクションドラマで待田京介扮する推理作家が難事件を解決していく。主人公の名がJJこと持統院丈太郎といい「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公のような名前だった。演出に飯島敏宏、円谷一、脚本に山田正弘、金城哲夫といった後のウルトラシリーズスタッフが関わっていた番組である。
その後番組が打って変って「おれの番だ!」だったのである。
それが約三年続いた後番組が「三木のり平のおお!ぽん人」(67年)というドラマだったりする。まあ全6回なので、知っている人や覚えている人はほぼいないと思うが。タイトルはおそらく凡人と日本人をかけているのではと思う。出演はもちろん三木のり平で、他に草笛光子、飯田蝶子などである。
その次が「青島幸男のおお!ながら人」(67年)という番組。若干タイトルが似ており、こちらも全7回なので、まず覚えている人はいなさそうである。タイトルは当時「ながら族」という言葉がはやっていたから。まあ、今でも通じる言葉だと思うけれども。主演の青島が朝と夜で違う仕事をしているというようなお話のようだ。他の出演者は宮口精二、朝丘雪路など。
長期番組が続いた後に、何故か極端に短い番組が二つ続いたのである。
このロート枠はこの番組を最後に土曜19:30へと移動し、「こりゃまた結構」「お笑い頭の体操」「クイズダービー」という大橋巨泉の枠になっていく。ちなみに、「こりゃまた結構」というのも以前ここで取り上げたが、大橋巨泉が主演という珍しいドラマである。

男一番!タメゴロー

前々回、「アッと驚く為五郎」シリーズを取り上げたが、「TVシリーズもあるよ」というコメントを頂いた。調べてみるとあった。「男一番!タメゴロー」(70年)だ。「東映TVの30年」という本にも載っていたのをすっかり忘れていた。
当時の放送時間(関東)を見てみると、月曜の21時となっている。ということは裏番組は先月ここで散々取り上げた「プレイガール」だったのである。ちなみにフジテレビでは「スパイ大作戦」が放送されていた。
さて「男一番!タメゴロー」だが、主演は当然ハナ肇で、ここでのフルネームは映画と違い若林為五郎だ。ヒロイン役は八千草薫で、他に金子信雄・丹阿弥谷津子夫妻や飯田蝶子、入川保則などで、お笑い系の人はなべおさみくらいしかいない。
脚本家の一人が向田邦子で、どうやらハナが為五郎の名で出てはいるが、普通のホームドラマ色の強いコメディだったようである。ハナが問屋の運転手として雇われるが、そこに出戻った娘(八千草)に惚れてしまう。というようなストーリーのようだ。八千草の旦那役が入川である。
ハナの娘役が松木路子に小橋玲子。松木は現在、永野路子として現役である。妹は「キカイダー01」に出演していた松木聖で、よく似ていると思う。小橋は「怪奇大作戦」が有名だが、結構いろんなドラマに出ている売れっ子であった。シングルレコードを10枚も出していたりする。1曲も知らないけれども。
八千草は穏やかな外見とは裏腹に凄く性格はきつい、との評判がある。真偽のほどはわからんが、「赤い疑惑」が山口百恵のスケジュール中心で撮影されていたことに嫌気がさし、母親役を降板したというのは有名な話だ。
さて、映画の為五郎シリーズさえ、あまり知られていないようなので、ドラマの方はもっと知られていないと思われる。内容は地味なようだし。

おれの番だ!

ハナ肇の話題が出たところで、また年頭のようにクレージー関連の話題を。
クレージーキャッツ出演で、バラエティではなくドラマとして三年近く続いたのが「おれの番だ!」(64~67年)である。正確にはハナ肇、植木等、谷啓そして藤田まことの四人が、2ヶ月単位で連続ドラマの主役を入れ替わりで務めるという枠のタイトルなのである。
何故、クレージーのメンバーと藤田まことの共演が多いのかといえば、それには簡単な理由があった。共に当時は渡辺プロに所属していたからである。正直、藤田が渡辺プロに所属していたことは全く知らなかったので、先月の時点では「谷と藤田は共演が多い」というような書き方しかしてないのである。やはり、関西の人なので吉本とか松竹とかずっと関西芸人系の事務所に所属していたと勝手に思っていたのである(関西ではダイマル・ラケット劇団などに所属していた)。
基本的には全6回という構成で、まずは植木の「気まぐれ野郎」でスタートし、ハナの「馬鹿まるだし」、藤田の「元禄あだうち男」、谷の「鍵にご用心」と続き、最終的には23か24のエピソードがあったようである。
これらの中では「馬鹿まるだし」は同じハナ主演の映画が存在するし、「男性№1」「喧嘩太郎」「大穴」など同タイトルの映画が存在するエピソードもあるが、原作が同じものかどうかは不明だ。
主題歌は主演の四人が歌っているが、主役が誰かによってローテーションが換わるようになっていたようだ。たとえば、植木が主演ならハナ→谷→藤田→その3人→植木となっており、最後の部分を歌い、「おれの番だ!」と叫ぶ者がその時の主演ということになっていた。ネット上でも探せば、全てのバージョンを聞くことができる。
共演者は犬塚弘、安田伸、桜井センリ、石橋エータローという他のクレージーのメンバーはもちろん、水島道太郎、清水まゆみ、藤原釜足、芳村真理、黒柳徹子、中尾ミエ、待田京介、丸井太郎、京塚昌子、小畠絹子、野川由美子、益田喜頓、中村メイコといったところである。

アッと驚く為五郎シリーズ

范文雀の出演映画の中に「花も実もある為五郎」という作品がある。為五郎といえばハナ肇。そこで強引だが、今回はこの「為五郎シリーズ」を取り上げてみたい。
そもそも「アッと驚く為五郎」というフレーズは、「ゲバゲバ90分」の中で使われたギャグであり、クレージーキャッツでレコードもだしていたりするのだが、これが映画化され、しかも全5作というシリーズ化されていることは、一般的にあまり知られていない気がする。個人的にも、一作も見た記憶がないし、ビデオ化は不明だが、DVD化はされていないようなので、ほとんど見る機会がないということもあろう。CSでも自分が加入してからは放送されていない(はずである)。
というわけで1作目だが、タイトルもずばり「アッと驚く為五郎」(70年)。主演はもちろんハナ肇で、クレージーからは谷啓も登場。谷は4作目まですべて出演している。ヒロイン役は梓みちよで、他にも佐藤友美、尾崎奈々、なべおさみなどである。ちなみに主人公の苗字は1作目のみ大岩で以降はすべて板東のようである。
2作目は「なにがなんでも為五郎」(70年)である。ハナ、谷の他は光本幸子、小沢栄太郎、有島一郎、緑魔子、辺見マリなど。
3作目は「やるぞみておれ為五郎」(71年)で、光本、緑は引き続きので出演で、財津一郎、伴淳三郎なども顔を出している。
4作目が冒頭にあげた「花も実ある為五郎」(71年)で、光本は三本連続出演、クレージーとは共演の多い藤田まことや植木の付き人だった小松政夫などが登場。他に林美智子、石山健二郎、そして范文雀などである。
最終作となったのが「生まれ変わった為五郎」(72年)で、緑魔子が三度目の登場。三木のり平、財津一郎、殿山泰司、そして谷啓の代わりに桜井センリが顔をだしている。
ちなみに、併映作品は最終作以外は「男はつらいよ」シリーズであった。

可愛い悪女/可愛い悪女 殺しの前に口づけを

范文雀といえば、テレビのイメージが強いが、もちろん映画にも出演している。
目立つのはやはり日活の「野良猫ロック」シリーズであろうか。全5作あるうちの「セックスハンター」以外の4作に出演している。
ちなみに、初映画は以前ここでも取り上げた「おいろけコミック 不思議な仲間」(70年)のようである。ここでは「サインはV」の中山麻里、「プレイガール」の桑原幸子と共演している。
彼女が主演の映画というのもある。松竹の「可愛い悪女」(71年)という作品である。正直未見であまり情報もない作品だが、あらすじなどから判断するに、一言でいえば巻き込まれ型のサスペンスものといった感じであろうか。ヒロイン范はカメラマンの役で、殺人事件に巻き込まれるといったもの。
他の出演者は森次晃嗣、中丸忠雄、滝田裕介、生田悦子など。森次といえば「ゼブン」だが、ソガ隊員の阿地波信介も出ているようだ。監督は井上梅次である。
そして翌72年、シリーズ第2弾「可愛い悪女 殺しの前に口づけを」が公開される。前作同様巻き込まれ型のサスペンスもののようであり、范と森次も主演コンビとして登場する。前作とは苗字は一緒だが名前が違い、職業も范は歌手、森次は刑事となっており、別キャラクターのようである。他の出演者は入川保則、藤村有弘、赤座美代子、巽千太郎、村上不二夫らで、財津一郎やフランキー堺もチョイ役で顔を出しているようだ。
いつも思うのだが、本作では殺される役の巽千太郎は、「ナショナルキッド」の巽秀太郎と関係があるのだろうか、それとも偶然名前が似てしまったのか気になってしまう。秀太郎の方は東映で活躍したが、元は松竹ニューフェースで坂井秀太郎が本名ということらしいが千太郎の方はそのあたり不明だ。
話がいつもどおり横道にそれたが、本シリーズはこの2作のみで終了している。70~71年だけで10数本の映画に出演していた范だが、72年はこれ1作だけで、次の映画出演は76年のことになるのだった。

2丁目3番地/女・おとこ

「プレイガール」メンバーの中で一番最初に亡くなったのが范 文雀であった(02年:享年54歳)。
「サインはV」のジュン・サンダース役で有名になったとはいえ、病弱なイメージがるわけではなく、何か意外な感じがしたものである。その「サインはV」(69~70年)や「アテンションプリーズ」(70~71年)は有名だと思うが、それ以外の出演作にちょっと目を向けてみた。
「2丁目3番地」(71年)は、土曜グランド劇場枠で放送された1クールのドラマだが、色々話題の多いドラマであった。何といっても主演が石坂浩二と浅丘ルリ子。ご存知のとおり、本作をきっかけに二人は結婚する。
この番組からはもう一組のカップルが誕生しているが、それが寺尾聡と范文雀なのである。結婚したのは73年だが、翌年には離婚してしまうので、二人が夫婦だったという印象は薄いだろうと思われる。范はその後結婚することはなかったようだ。
他の共演者だが森光子、佐野周二、藤村俊二、水森亜土らに加え原田芳雄、津川雅彦など(当時は)ホームドラマっぽくない人も出演していた。「仮面ライダー」初期レギュラーのルリ子役・真樹千恵子(森川千恵子)は本作がデビューであった。
主題歌は赤い鳥の「目覚めた時には晴れていた」だが、レコード化、CD化はされていないという。(ビリーバンバンや伝書鳩版はレコード化されている)。
脚本も倉本聰、向田邦子、佐々木守という蒼々たる顔ぶれで、翌72年に続編「3丁目4番地」が放送された。
この年、范と寺尾が共演したドラマがもう一つあった。「女・おとこ」というわずか5回、しかも視聴者参加型の生ドラマだったという。他の出演者だが有吉ひとみ、小川知子、江夏夕子(目黒祐樹夫人)、鶴間エリ(岡本富士太夫人)、渡辺篤史、井上順(当時は順之)、黒沢久雄(明の息子)、石立和男(鉄男の弟)、林ゆたかなどで、萩本欽一が「ディレクター」という名の進行役だったという。かなり実験色の強い番組だったのではと思われる。

沢たまきの出演映画 その2

さて、もう少しだけ前回に続き、沢たまきの出演映画について簡単に取り上げてみたい。
前述のように、60年代前半はほとんど映画出演のなかった沢だが、67、68年だけで9本の映画に出演している。映画デビューの年に日活、東宝、東映の作品に出でいたが、この9本もやはりこの3社の作品であった。
まず日活では基本的にアクション映画である。「みなごろしの拳銃」(67年)は宍戸錠、藤竜也、岡崎二朗が三兄弟が神田隆率いるヤクザ組織とやり合う作品である。ラストは錠が親友であった二谷英明と戦うことになってしまう。沢の役はその二谷の妻である。
「嵐来たり去る」(67年)は石原裕次郎、浅丘ルリ子が主演。沢の役は料亭の女将だが、裕次郎に振られ腹いせに彼をヤクザに襲わせるというような悪女の役だ。
「嵐の果し状」(68年)は小林旭、高橋英樹、杉良太郎が主演で、舞台は大正時代だが、やはりヤクザ物である。沢は英樹のほの字の女給という役だが殺されてしまう。
というように日活では、主演が俳優も監督もすべて異なる作品に出演しているのである。青春路線の浜かおるや西尾三枝子との共演はなかったようである。
東宝では「女は幾万ありとても」「爆笑野郎大事件」(67年)といった喜劇作品に顔出し。
そして、68年は「不良番長」の第1作をはじめ、「夜の手配師」「密告(たれこみ)」「徳川女刑罰史」といったい東映の作品にたて続けに出演していた。これらの作品で応蘭芳、桑原幸子、真理明美、八代万智子という後の「プレイガール」メンバーと共演しており、その「プレイガール」は翌69年にスタートすることとなるのである。

沢たまきの出演映画

「プレイガール」のメンバーで他界しているのは、把握している限りでは、范文雀(02年)、沢たまき(03年)の二人。35年経過しているが、大半は現在まだ60代である。
「プレイガール」といえば、沢たまき。しかし、それ以外のイメージがあまり浮かんでこない。まあ、晩年参院議員だったことは覚えているけれども(亡くなったのも議員宿舎内だった)。沢は56年に19歳で歌手としてデビュー、「ベットで煙草を吸わないで」などのヒット曲もあり、「プレイガール」でも「東京プレイマップ」がEDに使われた時期もある。
専らテレビの人だったが、映画出演も20数本あり、初となる59年立て続けに4本の映画に出演している。
まず東宝の「おしゃべり奥様」と「奥様三羽烏」。後者は続編である。中村メイコと土屋嘉男、久慈あさみと千秋実、中島そのみと江原達怡がそれぞれ夫婦を演じるコメディもの。沢はマリという役だが、どういう役かは不明である。
日活の「暗黒の旅券」は「奥様三羽烏」の1週間後の公開。鈴木清順が監督で、出演は葉山良二、岡田真澄、筑波久子、芦田伸介、白木マリ、近藤宏、梅野泰靖といった日活お馴染みの面々である。沢の役は主役である葉山の新妻で歌手という役柄だが、まもなく殺されてしまうのである。ちなみに、終盤の銃撃戦のシーンで岡田真澄の役を実兄のE・H・エリックが吹き替えているらしい。激似というわけでもないので、すぐバレると思うのだが。
その約1ヵ月後の東映の「疑惑の夜」は飛鳥高の江戸川乱歩賞の最終候補作(「背徳の街」改題)を映画化したサスペンスもの。主演は高倉健で、他に佐久間良子、小宮光江、山形勲、河野秋武など。沢は幸江という役だがどういう人物かは不明だ。
まあ重要な役どころは「暗黒の旅券」くらいだったようだ。映画出演は翌年以降は減り、60年代前半は3本しか出演していないようである。

プレイガール その4

さて「プレイガール」の4回目。今回はその5年半のゲストに目を向けてみたい。ちなみに、第1話のファーストシーンに出てくるのは小林稔持であった。
第1クール(1~13話)を見てみると、吉田輝雄、高宮敬二、寺島達夫と新東宝ハンサムタワーが立て続けに登場。菅原文太が出れば完璧だったが、文太は一度も出演していない。他にも万里昌代、鳴門洋二、沼田曜一、御木本伸介、江見俊太郎、中山昭二と新東宝出身者が1クール目に多く登場した。
登場回数が多いイメージなのは二枚目畑では梅宮辰夫、山城新伍、岡田真澄、喜劇畑では由利徹、大泉滉、玉川良一といったところではないだろうか。その中で、梅宮はイメージほど登場しておらず、全部で4回であり162話が最後の出演となっている。
他に出演回数が多いのは加藤武、郷鍈治、ピーター、カルーセル麻紀などだ。加藤は河豚田警部、郷はその部下である田湖刑事としてよく登場した。ピーターとカルーセルは一緒に登場した回も何度かある。
同じ東映ということもあり「特別機動捜査隊」のメンバーも多い。特に立石班はその波島進以外の松原光二、滝川潤、轟謙二、岩上瑛、南川直の全員が出演している。轟は最終話にも悪役で登場している。他にも巽秀太郎、綾川香、主任役でも亀石征一郎、葉山良二、前述の中山昭二と出ている。
同時期に同じ場所で撮影していたのが「キイハンター」だが、そこからも丹波哲郎、川口浩、大川栄子、中丸忠雄、仲谷昇らがそれぞれ一回づつ出演している。ただし、川口は番組レギュラー入りの前、丹波、大川は番組終了(73年4月)後の出演であった。
71年に日活が倒産し、そのあたりから顔を出すようになったのが宍戸錠、川地民夫、和田浩治などだ。宍戸は必ず「○○のジョー」という役名で、和田は和田森という熱血教師として登場することが多かった。
あまり出演していたというイメージがないのが品川隆二、佐藤允、近藤正臣などだが、いずれも複数回登場している。個人的に(こういう番組への出演が)珍しいと感じるのは伊藤雄之助、藤原釜足、中村敦夫あたりだろうか。
259話で退いた宮園純子だが、その回のゲスト梶健司は宮園の夫である(当時新婚だった)。
女性ゲストで目立ったのは三原葉子、小林千枝、大堀早苗あたりで、小林は「Q」ではレギュラーに、大堀は終盤の270話よりレギュラーとなったが、結局ゲスト出演の方が多かったようである。
以上。厳密にチェックしたわけではないので、多少の誤差はあるかもしれないが、そこは広い心でよろしく。

プレイガール その3

「プレイガール」その3である。
14話までに八代、范、高、浜と一気にレギュラーが増え、その後安定期に入っていたが、応蘭芳、真理明美と入れ替わるように51話より加入したのが大信田礼子(48年生)であった。当時すでに「旅がらすくれないお仙」のかみなりお銀役で人気を得ており、個人的にも番組自体の記憶はあまりなかったが、彼女の長い足だけは記憶に残っていた。同時に映画の方でも「ズベ公番長」シリーズが始まり、忙しかったせいか85話までで降板している。
約2年経過した111話、113話で若返りとして相次いで登場したのが共に10代であった深田ミミと太田きよみ(53年生)である。深田の正確な生年は不明だが、高校を出てすぐの出演だったということなので太田と同じ53年か52年で間違いないと思われる。太田は篠雪子の名で数回、深田は深田ユミの名でゲスト出演しており、102話にはすでに二人揃って出演していた。共に名を変えたのは、桑原幸子、片山由美子とそれぞれ名前がかぶるからである。太田は歌手活動を行うため、194話で降板し、橘モナ、山崎一美と芸名を変えている。深田は最終話まで出演したが、こちらも未確認だが芸名を何度か変えたようである。「プレイガールQ」では奈々ひろみ、映画「くノ一忍法観音開き」では衣笠恵子という名で出演したらしい。特撮もの「バトルホーク」(76年)では深田ミミに戻していたようだ。実娘は元「ねずみっ子クラブ」の山崎亜美だ。
対照的に171話から登場したのがベテラン宮園純子(43年生)だった。当時「水戸黄門」でも霞のお新としてレギュラーであり、何故?という感じだが、沢と八代が揃って不在になる時のリーダー役という意味もあったようだ(三人そろって出演していない回もある)。調べてみると「水戸黄門」第3部終了直後からプレイガールに登場し、黄門第4部では最初と最後の方しか宮園は出演していなかった(私生活で結婚したこともあったようだ)。259話が最後の出演で、その翌月から黄門第5部がスタートし、宮園は完全復帰している。
そして、当時驚きの出演だったと思われるのが217話より登場のひし美ゆり子(47年生)だろう。あのアンヌ隊員がプレイガールにということで、その登場回は視聴率が大幅にアップしたという。この頃は東映の成人向け映画にも出演したり、ヌード写真も発表しており、そんなことから誘いを受けたようである。最終話に一人だけ出演していない。
次回あたりで終わると思うけど、続く。