シールドライガーブロックス
PS2用ソフト『ゾイドタクティクス』の早期購入特典がこれ、シールドライガーブロックスである。
BLOXとは思えない完成度!
シールドライガーの優美で力強いフォルムを、BLOXで表現しきった快作。
頭部はキャノピー、Eシールド発生装置、顎が開閉。
ちらりとかいま見えるコアブロックは、初となる銀色のネオコアブロック。
脇腹のミサイルポッドも……
差し替えで展開状態を再現!
細かいこだわりにあふれている。
■総評
久しぶりのBLOXということもあり、楽しみながら作れた。その上、おなじみのレオブレイズタイプだから説明書を読むまでもない。
BLOXで既存ゾイドを再現するというお遊び的企画であるが、完成度の高い好アイテムだ。
そうそう、一応断っておくと、撮影に使った金メッキパイロットは古くからの私の配下だ。シールドライガーブロックスに付属のパイロットはいつもの灰色の者である。
ハヤテライガー
ムラサメライガーがピンチに陥ったとき、「進化」して現出するのが第二の姿、超高速形態のハヤテライガーだ。
最大の特徴であったムラサメブレードは左右に分割されて脚に装備。小太刀二刀流に。写真に写っている左の小刀はムラサメナイフ。自在に可動する
代わって背部を占拠するのがハヤテブースター。HYT粒子を噴出して420km/hを叩き出すという設定だ。
背面から。右脚に装備の小刀はムラサメディバイダー。
組み立て前の素体。箱から出した時点でここまで完成している。これに外装を取り付けて組み立てていく。
しかし、この色だと熊に見えるね。
ムラサメライガーのブレード同様、ハヤテもワンタッチギミックを搭載。スイッチを押すと……
一瞬でブースターが展開!
恒例となったディスプレイスタンドも付属。
■総評
外装を取り付けるだけの簡単組み立てをムラサメから継承している。ブレードやタテガミは相変わらずポリエチレン製だが、不評だったラベルによる色分けもなくなり、組み立ててで苦労することはほとんどないはずだ。
メインのギミックのハヤテブースターだが、ややインパクト不足か。ムラサメブレードの展開ギミックが凄すぎただけに辛いところだ。
そのブースターに関して二点。一つは、どうも本体から外れやすいと言うこと。これはウリであるブースター展開の楽しさを大きく妨げる要因となる。減点。
もう一点は、設定色と成型色が違うこと。ブースター本体は白で成型されているが、パッケージやアニメ劇中では茶となっている。
同じ素体での二つ目で、ギミックのインパクト的に弱くなっているため、中継ぎ投手の感が否めないか。しかし、ヒロイックな容姿に惚れる者も多いことだろう。
ゾイドコア・ドットコム

デッドリーコソグ
国際おもちゃ博の時に購入したデッドリーコソグだが、忙しかったので本日ようやく組み立て。レビューを待ちわびていた読者諸氏には申し訳ない。
デッドリーコソグはアイアンコングのパーツを流用した、いわばバリエーション機である。アイアンコングは電動ゾイド最高傑作といっても過言ではない。その流れを汲むデッドリーコソグ、期待は大きかった。
そして断言しよう。期待通りの、いや、期待以上の出来であったと。デッドリーコソグこそは全ゾイドの頂点を極めた出来映えだと。まさに天衣無縫の境地である。

大変美しい紫の電飾。クリアパーツの裏がレンズ状になっており、ちゃんと瞳が輝くようになっているという凝りよう!

背部。背負った棺桶・ヘルズボックスがデッドリーコソグ最大の特徴だ。どんなギミックが詰まっているのか。実は、アイアンコングが背部のミサイルを回転させるためのギアは全く使用されていない。つまり、連動ギミックは無いのである。正直、アイアンコングが三千円なのに、これで五千円もするのは割高感を感じる者が多いのではないだろうか。
いや、結論づけるのはまだ早いか。それもヘルズボックスのギミック次第だ!
電撃ホビーマガジン九月号に掲載されていたヘルズボックスの画稿を見た人はきっと期待しているだろう。そう、「彼」に。
彼こと、ヘルズボックスの正体。実は謎の生命体が巣くっていて、コソグと共生状態にあったのだ!
そう、これさえ再現されていれば五千円でもお釣りがくる。
よく見ろ日本人……

これが「彼」だ!

彼はなんと独立した電動ゾイド。棺桶状態でスイッチを入れると副腕を稼働させるギミックとなり、棺桶から出せば歩行も楽しめる!
正直、プラス二千円でここまでやるとは思わなかった。TOMYの仕事は神業である!
ただ一つ残念なのは、電ホに載っていた棺桶スケボーのギミックだけは再現されなかったことだ。流石に中型ゾイドのトルクでは、コソグの重量を支えて歩くのは不可能のようだ。

アイアンコングとの比較。見ての通り、デッドリーコソグは胸・肩・腰が大きく張り出しており、アイアンコングと共通のフレームながらも一回り大きな印象になる。ボスゴリラといったところか。さらに、副腕を展開すると実に迫力あるボリュームに。副腕には(平時は棺桶側面に取り付けている)斧を持たせることも可能。
写真では伝わりにくいかもしれないが、副腕の展開状態は本当に迫力がある。これは生で見てみないと分からない魅力だろう。
■総評
名機の基本構造を受け継いでいるだけに、動きは大変素晴らしいものがある。それに付け加え、独特の外観や各種手動ギミックが魅力となっている。
なにより、電飾と彼の出来は過去最高と言っていいだろう。是非、手にとって楽しんでもらいたい。高額キットだが、それ以上の価値があることを保証しよう。
デッドリーコング
例によってゾイドコア・ドットコムから一日早くブツが届いたので、早速コングを組み立ててみた。
デッドリーコングはアイアンコングのパーツを流用した、いわばバリエーション機である。アイアンコングは電動ゾイド最高傑作といっても過言ではない。その流れを汲むデッドリーコング、期待は大きかった。

動力部は、電池カバーが新造されているが基本的にアイアンコングの流用である。しかしよく見てほしい。電飾ユニットがない!
そう、デッドリーコングは電飾がオミットされているのだ。これには出鼻をくじかれた。

手足のフレームは、アイアンコングの物がそのまま流用されている。

各部の模様は金色で塗装済みになっている。棺桶の蓋も、ご覧の通り金と銀で塗装済みだ。しかし、塗装部にゲートがくる設計はいただけない。減点!

ラベル。棺桶の目玉もラベルで処理。

デッドリーコングの頭部を特徴的なものにしているヘルズマスク。中世欧州の死刑執行人のイメージか。
クリアパーツはやや紫がかった赤という塩梅。

背部。背負った棺桶・ヘルズボックスがデッドリーコング最大の特徴だ。どんなギミックが詰まっているのか。実は、アイアンコングが背部のミサイルを回転させるためのギアは全く使用されていない。つまり、連動ギミックは無いのである。正直、アイアンコングが三千円なのに、これで五千円もするのは割高感を感じる者が多いのではないだろうか。
いや、結論づけるのはまだ早いか。それもヘルズボックスのギミック次第だ!
電撃ホビーマガジン九月号に掲載されていたヘルズボックスの画稿を見た人はきっと期待しているだろう。そう、「彼」に。
彼こと、ヘルズボックスの正体。実は謎の生命体が巣くっていて、コングと共生状態にあったのだ!
そう、これさえ再現されていれば五千円でもお釣りがくる。
よく見ろ日本人……

中身はスカスカだ!
「さすがのわたしもこれで精根つきはてて完全フォールだ……」
こ、これは残酷な致命傷!!

アイアンコングとの比較。見ての通り、デッドリーコングは胸・肩・腰が大きく張り出しており、アイアンコングと共通のフレームながらも一回り大きな印象になる。ボスゴリラといったところか。さらに、副腕を展開すると実に迫力あるボリュームに。副腕には(平時は棺桶側面に取り付けている)斧を持たせることも可能。
写真では伝わりにくいかもしれないが、副腕の展開状態は本当に迫力がある。これは生で見てみないと分からない魅力だろう。
■総評
名機の基本構造を受け継いでいるだけに、動きは大変素晴らしいものがある。それに付け加え、独特の外観や各種手動ギミックが魅力となっている。
しかし、その一方で連動ギミックや電飾がオミットされているのは大きな損失だ。
先行のバンブリアンもベアファイターの流用であったが、ベアファイターの魅力を全て残した上で、独自の付加価値を持たせた良キットだった。できればデッドリーコングもそういう物であってほしかったが、残念ながら不満の残るキットになってしまった。アイアンコングの良さを受け継いでいるだけに、大変惜しい。
不幸中の幸いは軟質樹脂が使用されておらず、塗装・改造に支障がない点だ。電飾もムギ球を接続するだけだから容易に追加できるだろうし、ヘルズボックスを納得いくまでいじってみるのもいいだろう。
ゾイドコア・ドットコム

帝国の意地っス
「よく見ろ日本人。これが暗黒ゾイドだ」
というわけで、デッドボーダーがトイズドリームプロジェクトで限定復刻決定。情報ソースは【楽天市場】BO-YA 。12月発売予定で、価格はお値段据え置きの2,625円。
旧ゾイド黄金期は、陣営ごとにデザインがきちんと差別化されていたところが優れていた。剥き出しのメカに直線的なライン、キャノピー式コックピットのヘリック共和国ゾイド。全身を優美な曲面の装甲で覆ったゼネバス帝国ゾイド。そして、ガイロス帝国も参戦初期のものは、ヘリックともゼネバスとも違う独特のデザインコンセプトを持っていた。
デッドボーダー、ヘルディガンナーの、ギーガーのパク──いや、リスペクトが見られるデザインは斬新で衝撃的だ。剥き出しのパイプでつながれた有機的フォルム、そこかしこに開いたスリットから漏れる妖しい光。オノマトペで表すと「ぬるり」である。
逆に復活以降の新世紀ゾイドは陣営が違ってもデザインが画一化されていき、面白みが無くなっていった。レブラプターとガンスナイパーが、帝国・共和国のデザインの違いを明確にしていた最後のゾイドだったのではなかろうか。
だから、ジェネシスにおいてヒールにバイオゾイドという全く新しいデザインコンセプトを徹底しているのは、実は原点回帰だといえるのかもしれない。










