ゾイドアートスタチュー 限定プロトゴジュラスギガ
里子に出した一日の記事のプロトゴジュラスギガ。その写真を送ってもらった。
やはり、集めていないとコメントのしようもない──ああ、そういえば他に一つだけ持っていた。コッペパンで買い物をしたときのオマケで、無彩色のガンギャラドをもらったのだった。てっきりポリストーンかなんかだと思いこんでいたのだけれど、フニャフニャなのね。
安西先生、オマケが欲しいです!
PS2版『ゾイドタクティクス』の販売まであと一週間と迫った。色々不安要素もあったが、公式HPでオープニングムービーを見ると燃えてきてしまった。多分騙されてるのだが、これもゾイダーに生まれついた者の定めか。

もっとも、早期購入特典の「シールドライガーブロックス」は思っていた以上の出来の様子なので、万難を排して手に入れたいところだ。
ただ、いつもであればゾイドコア・ドットコムで予約して済ませるところなのだが、なぜかあそこはPS2のソフトを取り扱わない。ゾイド公式のお墨付きのある通販サイトなのだから、一元化して取り扱ってほしいのだが(大人の事情?)。プレイステーション・ドットコム・ジャパンではまだ特典付きで予約を受け付けているようだ。
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
ゾイドタクティクス
さて、その頼りないゾイドコア・ドットコムでも『ゾイドジェネシス』のDVD-BOXの予約を開始した。Amazonは限定品の予約を取るだけ取っておいて、数を揃えられずに詫びを入れてくることが多いらしく、評判が悪い。Amazonで予約したものの、不安に感じるという人はキャンセルでもしてゾイドコア・ドットコムの方を選択するといいだろう。受注生産であるのだから杞憂だとは思うが。
ゾイドコア・ドットコム
ゾイドジェネシス SPECIAL BOX Vol.1 with ムラサメライガーホロテック
ハヤテの販促キャンペーンで、金色のパイルバンカーを二万個配るようだ。こちらを欲しがる者は多くはないと思うが、ゾイドコア・ドットコムでの予約であれば確実の模様。
ゾイドコア・ドットコム
ハヤテライガー
オマケといえば話は変わるが、キットの初回特典のカード、あれは「ゾイドスクランブル」の販促として機能しているのだろうか。少なくとも私には魅力的に見えない。逆にスクランブルのスターターに限定ゾイドを付けるなどして、もっと貪欲にゾイダーを取り込もうとする戦略があってもいいのではないだろうか。キットとカードで相乗効果も見込めるだろうし。
ゾイドジェネシス 第十七話「怒り」感想
今回のあらすじ──
ディガルドの大補給部隊の情報を掴んだ無敵団は襲撃を計画。しかしそれは罠だった。バイオラプターの大群に襲われ壊滅する無敵団。ルージのムラサメライガーも火山の火口に落とされ、独りになってしまったガラガは怒りを爆発させる。左手の封印を解き、禁断のシザーアームを起動するのだった。
狂戦士と化したコングはディガルドを潰走させるも、殺戮は止まらない。そこへ息を吹き返したルージが現れるが、コングはムラサメをも攻撃。暴走が始まると周囲の全てを破壊し尽くすか、レッゲルが切れるまで停止しないのだ。
しかし、ルージは生身を晒してコングに呼びかける。これではディガルドと同じだ、止まれ、と。果たして、ルージの思いがコングに通じたのか、コングは停止したのだった。
今回はアクションを見せることがメインの回だったように思う。ムラサメライガーがパイルバンカーを使ったクイックターンを初披露していたのも見逃せないが、やはりデッドリーコングの大立ち回りに尽きる。
ヘルズボックスから取り出したのか、副腕に大斧を持って振り回すコング。カッコイイじゃないか。いっそ四刀流くらいやってくれてもいい。そして、ついに明らかになった秘密の左手が燃える!
左手に巻かれていた包帯は、単に物理的封印というわけではなかった。回転するシザーアームのスターターになっていたのだ。まず、そのアイディアが面白い。そして、ほどけた包帯には一面に呪文のような物が書き込まれていた。呪的封印でもあったのか。暴走したエヴァンゲリオンが、やはり呪文の書き込まれた包帯で顔を覆われて凍結されたことを思い出す。
その暴走コングを止めたのはナウシカよろしく仁王立ちのルージ少年の叫びである。そんなことで停止したのをガラガはいぶかっていたが、もしかしたらムラサメがルージに従うのと同じ、特殊な事由によるものなのかもしれない。
戦いが終わり、出会ったばかりの仲間を失ったことを嘆き悲しむ二人。ルージは言う。
「俺たちには道を示してくれる人が必要だ。みんなを捜して合流しよう。ラ・カンならきっと……」と。大勢の意見を束ねる力、政治的指導者、あるいは精神的指導者といった存在が必要であることを悟り始めているのである。
これに対しガラガは「そうだな、道を示してくれる者が必要だな」と呼応するが、そのまなざしはルージに王者の片鱗を見ているようだった。
さて、どっこい生きてた無敵団。殺して盛り上げるには、二話しか登場していないキャラでは力不足だ。感情移入が足りない。だから、あれでいい。もし殺すつもりなら万人が死を悼むような精神性を持たせなければならなかったろう。ギャグキャラとして登場した時点で身の安全は保証されていたのだ。
追記
そうそう、どさくさに紛れて、ガラガの顔の傷跡が消えているカットがあった。2クール目に入っても制作はケツカッチンの様子である。合掌。
イージスのたて
今日、映画『亡国のイージス』を観てきた。
話は次のようなものだ。北朝鮮の工作員・ヨンファ(中井貴一)が海上自衛隊のイージス艦を乗っ取り、米軍から奪取した化学兵器の使用をちらつかせて日本政府を脅迫。これに対し、乗組員の千石先任伍長(真田広之)が戦いを挑むというもの。
タイトルの意味は、腐りきった日本は守るに値しないのに、無敵の防衛力を誇るイージス艦を保有する皮肉を言ったものだ。本来それはテーマそのものであるわけだが、テーマを置き去りに進行するこの映画は観るに値しない。同工異曲の『ローレライ』は傑作だったのに……
いやもう、本当にひどかった。「吉田栄作、足長ぇ~!」というのが一番の感想。演出は分かりづらくテンポもイマイチ。意味もなくしょっぱいアクションが入ったり、意味もなくエンドロールでハングルを使ったりと首をかしげるところが多すぎ。今年観たクソ映画の中でも群を抜いている。
ローレライ>越えられない壁>フォーガットン=カンフーハッスル>亡国のイージス
自民の憲法改正案では自衛隊の国軍化と軍事裁判所の設置が明記されたらしいが、是非この映画を作った連中を軍法会議にかけてやってほしい。
おっと、そんな話をするつもりではなかった。ゾイドとイージスシステムをテーマに語ろうと思っていたのだった。
イージスとは女神アテナの無敵の盾に由来する言葉だ。それにあやかって名付けられたイージス艦は一言で言うと、あらゆる敵から艦隊や国土を守るための艦船である。強力なレーダー等で超広域の敵を捉え、飛来するミサイルすら瞬時に弾道を計測して火器で迎撃する。おそらく、人類が作り出した機械の中で最も高度な物の一つだろう。一千億円以上するし。
で、そんなありがたいイージスシステムを搭載したゾイドがなぜ存在しないのか。私は、ゾイド世界ではミサイルの地位が低いためだとにらんでいる。
我々の世界にはかつて、「大艦巨砲主義」という言葉があった。強い戦艦とは敵艦を容易く沈める力を持った戦艦だ。そのためには大口径で長大な大砲を積むわけだが、強力な大砲を撃つためにはその反動を吸収できるだけの巨大な船体が必要となる。かくして、より強大な攻撃力を求めた結果、戦艦とその主砲は肥大化していった。これが大艦巨砲主義だ。
しかし、時代は空母と艦載機のものになった。そして、人類がミサイルという攻撃手段を得た結果、攻撃力の増大のために巨砲は必要なくなった。艦砲射撃の威力は強力とはいえ、そのためだけに無駄飯喰らいの巨漢を養うのは非効率なのだ。十年前にアイオワが退役したのを最後に、世界の海から「戦艦」という種類の船は消えた。
ところがゾイドの世界はどうか? ロングレンジバスターキャノンである。1200mmウルトラキャノンである。惑星Ziには今なお、大艦巨砲主義が息づいているのだ。それに比べてミサイルの扱いの小さいことよ。
これには、日本のアニメやゲームにおける伝統的ミサイル表現というものが影を落としているのではないか。ミサイルとはやたらスローモーで、かわされたり、迎撃されたり、撃った本人に逆誘導されたりするために存在する悲しき武器なのだ。あのようではイージスシステムなど必要ない! 金の無駄である。
SF考証をするのならば、惑星Ziはミサイルが運用しづらい環境なのだと理屈付けができるだろう。ゾイドは磁力を利用して飛ぶくらいなのだから、地球より磁場が強いと考えられる。それが絶えず強力な磁気嵐を巻き起こしており、精緻な電子機器であるミサイルやレーダーの性能は大きく制限されるものとなるのだ──なんてね。
いや、そうでもしないとゾイド世界はおかしいことだらけになってしまうのだ。ガンダムにおけるミノフスキー粒子みたいなもんで。
- 福井 晴敏
- 亡国のイージス