1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート⑥ | 寺田真理子オフィシャルブログ

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート⑥

1月11日(木)に開催した読書会のレポートをお届けしています。1月の読書会からは、絵本を中心に、毎回読み切りの短い作品を読んでいくことになりました。作品は毎回変わりますが、テーマとしては何かしらケアに関わるものを取り上げていきます。

 

第1弾として取り上げたのは『ペツェッティーノ』(好学社)です。

 

 

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート①はこちらをご覧ください。

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート②はこちらをご覧ください。

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート③はこちらをご覧ください。

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート④はこちらをご覧ください。

1月の読書会『ペツェッティーノ』レポート⑤はこちらをご覧ください。

 

今回の読書会からは題材が絵本に変わりました。絵本を読むことについて、ご意見を伺いました。

 

「実用書だときちんと結論がある感じがするが、絵本だと、みなさんの感じたことに溺れているようで、自由にやりながらいろいろなアイデアが出てくる」

 

「いろいろな意見があり、気づきが多かった。ただ、絵本というジャンルは、きれいな話が多い。自分は人として汚いというか、泥臭いので、絵本のきれいさに引っ張られて自分らしさが出せない」

 

「絵本はみんなの人生経験によって個人の思いも四方八方に広がるからいい。詩や短歌、俳句という題材でもいいかもしれない」

 

「発想に余白がある。自由に解釈できる。いろいろな意見を聞けるのがいい。抽象的な表現も、挿絵を見ながら意味を考えられる。有意義だった」

 

「絵本は大好きで楽しみ。今日の絵本も、子どもから見ると面白くて楽しいのだろうが、大人になると深く考えられる。奥深い」

 

「聞く力について新鮮な発見があった。読まないでも参加して楽しめる」

 

「40数年生きてきて、人生初の読書会だった。瞬発的に申し込んだ。いろいろな場所から参加できるのもオンライン開催の強みだと思う。いろいろな視点からの話を聞くことができて、とっかかりやすかった。ハッピーエンドだと逆に不安になるので不安要素があるほうがいいという趣旨の意見があったが、不安にさせる絵本の代表といえば、エドワード・ゴーリーがある」

 

次回は同じくレオ=レオニの作品である『さかなはさかな』を取り上げます。詳細は追ってご案内いたしますね。

 

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2月の読書会~『さかなはさかな』~

日時:2月8日(木) 19時30分から21時ごろまで

お申込: brico☆nanasha.co.jp(☆→@)

会費:無料です。どなたでもご参加いただけます。

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