ボーイフレンド(腐) | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。

 
 

♦3

 

 

タクシーを降り、ニノの後に続いてマンションへと歩を進める。
 
エレベーターの中でも自分の体を支えるのがやっとの状態。

タクシーに乗ったせいかな?
 
かなり酔いが回っているようで、グワンと回る頭が気持ち悪さを煽っていく。
 
眠いし、気持ち悪いし、なんだか吐き気までしてきた…。

俺、そんなに飲んだっけ?

 
考えてみても、アルコールの回った頭では思い返すことさえ難しい。
 
なかなか目的階に到着しないエレベーターに、気づいたら「早く…」と一人呟いていた。
 
 
 
ふらつく足取りで廊下を進み、何とかニノの部屋の前へと辿り着いた。
 
カチャリとドアを開けながら、
 
「…大丈夫ですか?」
 
そう声をかけられたけど、もう立ってることもままならなくて。
 
「わっ、リーダー、ちょっと…!」
 
ニノに覆い被さるように、玄関へと雪崩れ込んだ。
 
 
 
靴も脱がないままで、2人玄関に座り込む。
 
「もう、
こんな所で寝たりしないでくださいよ。」
 
ニノは少し呆れたような顔をするけど、
俺は眠さと気持ち悪さにやられて、今にも目を閉じそうになっていた。
 
「そんなところで寝ちゃうと風邪ひきますよ?  
 
私一人じゃアナタを部屋の中まで運んで
あげられませんから。
 
それとも…」
 
そう言って、ふわりと距離を詰めるニノ。
 
ドキッとする俺にさらに顔を寄せてくる。
 
「そこで寝入って…
私にイタズラされたいんですか?」
 
耳元で囁く艶っぽい声にゾクリと反応してしまい、驚いて慌てて両耳を塞ぐ。
 
熱くなった顔をニノの方に向けると、ニッコリ笑顔と目が合った。
 
「ふふ、そんなに警戒しなくても。
 
良かったらもう少しだけ私に付き合って
くださいよ。」
 
そう言って立ち上がり、キッチンの方へと向かうニノを見て、今度は一気に体の力が抜けてしまった。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

          Writing by chitopo  Special Thanks!