ニシキキンカメムシ
日本最美麗種?(自分的には)
岡山県中西部 2019年05月25日
魅惑の昆虫に出会えればイイナ~!
ぐらいの目的もいい加減に、広島県に近い地域に足をのばしました。
先ず、結果を述べておこうと思います。
見つけた。
撮った。
飛んだ。
逃げた。
要約すると此の有様でした。
朝、仕事を片付け、
さて天気のいい土曜日だけど~!
少し、車を走らせようか~!
そんなノリでした。
目的地は自宅から150㌔先にあります。
途中まで利用する高速道路料金を少しでもケチる為に地道で走らせたのですが、
途中の道路が土砂崩れで通行止め!それも2カ所も!
おかげで山間部の車幅一杯の道を先行き行き止まりでは?
と不安のままで自分の勘を信じて突き進み、迂回路を探しながら走りました。
(看板に案内の迂回路は広い道を案内する大回りルートの為)
高速を使えば
2時間半で到着、地道を走れば3時間半なのだが
迂回の為に4時間もかかり
運転中は時間の焦りが出来てしまったが無事に到着。
現地に着くなり、気になる蝶を探しましたがどうもダメみたい!
早々に諦め、
其れならニシキキンカメムシは?と場所を移動して探しに向かいました。
こちらの場所に移ると、県南からの先客のカメラマンさんが1人おられ、
状況を聞くと、つい30分ほど前には幾つかのニシキキンカメムシは飛んでいたよ!
との事を聞きつけ、早速探しましたが私には見つかりません。
何度も同じ木を念入りに見直すと、1匹だけが葉の裏面についていました。
しかし其処は
撮影の為に踏ん張る左足先の10センチ先は切立った崖の手前!
体の右側に体重を残したままで撮影したもののピントがブレた写真ばかりで、
改めてカメラを設定し直し、数枚の証拠写真だけは残す事ができた。
すると突然にカメムシは動き出し、網を組み立てる前に飛び去ってしまいました。
つまり今日のメインの撮影時間は2~3分で終わってしまった。
つまり同じ構図の写真が数枚撮れただけに過ぎない。
ニシキキンカメムシを追いかけるなら、これで成功といっても良いのかも知れないが、
今回はどうも納得が出来ない昆活に終わってしまいました。
でも此の土地のカメムシを見つける為の良い時期、良い時間など
今回足を運んだおかげでに少し参考になった事も成果です。
今回に写真が少ないので参考までに
過去のニシキキンカメムシの記事もリンクしておきます。
こちらには虫の説明、生息地、失敗の飼育などが紹介出来ると思います。
日本の綺麗種 ニシキキンカメムシ 岡山県 2016-06-08 (大失敗?)
ニシキキンカメムシ岡山県産 飼育失敗 +「記事に追加記載(2017-09-06)」
ニシキキンカメムシについては、希少昆虫にも指定されている地域もあるので、
これまでに、
プロのカメラマンさんをはじめ昆虫を追いかける諸所の先輩方からの問い合わせがありますが、
申し訳ありませんが全てお断りしております。
またどうしてもと云われる方には昆虫館や自然史博物館、地元の昆虫同好会などで、
「お尋ねして下さい」とお願いしていますのでよろしくです。
さて、帰り時間の為には切り上げないといけないので、
車に戻る前に、兵庫県では数少なくなっているクモガタヒョウモンを撮影して帰路につきましたよ。
モチロン、帰りは高速道路を使ってね!