LIVEメモ(山弦 2024年2月14日 東京・BLUES ALLEY JAPAN) | IN THE WIND

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小倉博和さんと佐橋佳幸さんがコンビを組むギターデュオ 山弦 のライブ アナオリベスト発売記念ツアー 年またぎ追加公演ですって!!バレンタイン♡Special 3DAYS は昨夜が最終日。初日に続いて2回目の参加だったけれど、決して飽きの来ない名曲ぞろいのセットリストを二人の抜群のギタープレーで堪能、軽妙洒脱なMCでも大笑いさせてもらった。


最終日の解放感からか、二人ともMCが絶好調。佐橋さんが「聞いてますよね?今日はトークイベントですよ」と振れば、小倉さんが「時々ギターを弾きます」と応えて観客は大笑い。演奏の素晴らしさは文字で伝えたくても伝えきれないので、まずはセットリスト。初日との違いはアンコールが2回となって1曲増え、曲順も一部入れ替えていた。


1. SONG FOR JAMES 2. 春(SPRING) 3. そりは行く(SLED) 4. Coast To Coast 5. Life 6. 島そだ(island made) 7. tell me something 8. JOY RIDE 9. 祇園の恋(GION)

(ENCORE1)
1Rise&Shine 2. 花鳥風月/beauties of nature
(ENCORE2)
1. 月星/tsukihoshi 2. Valentine Medley※
バレンタインデーにちなみ、ジェームス・テイラーの Valentine's Day と大瀧詠一の Blue Valentine's Day をアレンジ。

本編最後で小倉さんの爪にトラブルがあったようで、アンコールでステージに上がった時にネイルケア用品で補修していたけど、何事もなかったようにアンコールの演奏に入った。それはともかく、走り書きのメモと記憶の限りでMCの一部を記録。あくまで趣旨なので一字一句通りではありません。

1曲目が終わった後で佐橋さんが何か言い間違えると、すかさず小倉さんが「いきなりかみましたね~」と突っ込み、佐橋さんが「先が思いやられるねぇ」と返してこの日も息ぴったりのお二人。今回の追加公演は佐橋さんの最近気になることがMCの導入らしく、1日目はひらがなの名前や愛称だった。この日は2日目に取り上げたというカタカナ言葉の復習。

例えば「エビデンス」「コンプライアンス」「アライアンス」などを佐橋さんが例示して、「サスティナブル」が出ると小倉さんが間髪を入れず「山弦がサスティナブルになるようあちらにCDなどを用意してます」と口を挟む。さらに「ミーティングをMTGと言うらしいですよ」と佐橋さんが振ると、小倉さんが「え、卵三つで卵かけご飯ですか」とボケる。

佐橋さんがこれらのカタカナ言葉が英語ばかりと言うと、小倉さんがパンはスペイン語だと指摘。その流れから佐橋さんの奥さんの松たか子さんが出演するCMの「パン祭り」の話となり、「パン祭り」が日本三大祭り(初日は世界三大祭りだった)の一つで、後の二つは「東映まんが祭り」「花王ヘアケア祭り」とオチをきっちり付けて客席は大爆笑。

小倉さんはMCの時にネタ帳を譜面台に置いていて、演奏が始まる直前にスタッフが譜面台を下げると、佐橋さんが「普通、演奏する時に譜面台あるよね、初めて見たよ」と突っ込む。そんなふうに脱線を重ねながら話は尽きないようで、ライブの終盤に小倉さんが「まだ話したいことあるから追加公演しよう」とボソッと言って客席を大いに沸かせた。

さて去年のツアーもそうだったが、7/8拍子などの変拍子が出てくる4曲目の  Coast To Coast では演奏前にクリック音に合わせて観客が手拍子を練習し、演奏中もステージ上でスタッフがお手本の手拍子を打つ。ところが、この日は僕が参加した中では手拍子が一番ズレてて途中で裏拍になっていたけど、二人が演奏しながら手拍子に合わせてさり気なく修正していた。

これまでのステージでは手拍子が上手くできると、二人が「京都すごい」「大阪すごい」などと開催場所の地名を入れて褒めまくっていて、上手くできていた1日目も「目黒すごい」と言いつつ、佐橋さんが「どこでもそう言ってると思ってるでしょ」と自ら突っ込んでいたけど、手拍子がズレた最終日のこの日も観客を褒めていた優しいお二人だった。
(ライブレポは以上)

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【14日の備忘録】
東京滞在中。朝=コンビニのパン、サラダ、昼=コンビニのパン、サラダ。飲酒=白ワイン2杯、赤ワイン4杯。体重=欠測。