LIVEメモ(山弦 2024年2月12日 東京・BLUES ALLEY JAPAN) | IN THE WIND

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(ネタバレあり)

売れっ子ギタリストの小倉博和さんと佐橋佳幸さんによるギターデュオ 山弦 は昨年アナログベスト盤をリリースして記念ツアーがあったばかりけれど、その追加公演が東京で3日間あるというので遠征した。会場入口のサインの写真より後はライブの内容を含むので今日や明日に行く予定の人はご注意を。


ツアータイトルは例によって アナオリベスト発売記念ツアー 年またぎ追加公演ですって!!バレンタイン♡Special 3DAYS という脱力系だけど、演奏はいつも通りの超絶テクニックとたっぷりの歌心でノリノリな曲もゆったりした曲もバッチリ決まっていた。セットリストは次の通り。


1. SONG FOR JAMES 2. 春(SPRING) 3. そりは行く(SLED) 4. Coast To Coast 5. Life 6. 島そだ(island made) 7. tell me something 8. JOY RIDE 9. 祇園の恋(GION)

(ENCORE)
1Rise&Shine 2. Valentine Medley  3. 月星/tsukihoshi

アンコールの2曲目はバレンタインデーにちなんで、今年来日するジェームス・テイラーの Valentine's Day と大瀧詠一の Blue Valentine's Day をアレンジ。

山弦と言えば、楽しいおしゃべりも相変わらずで、去年のツアーで聞いていたネタでも爆笑してしまうほど。二人のあの軽妙洒脱なやり取りを文章で伝えるのは至難の業だけど、僕が今回初めて聞いたネタを挙げると、佐橋さん曰く佳幸の漢字が堅いので下の名前で呼ばれたことがないらしい。高校の先輩であるEPOさんも「おい、佐橋」と姓で呼び捨てだったという。

近年あいみょんとか平仮名の芸名が多いから自分も漢字の一部を平仮名にしてみたらと、「佐はし佳幸」と印字した紙を掲げながら「これでハッシーとか、はしやんっ呼ばれないかな」と言い、ライブ前夜はこのネタを考えていて「今日の演奏のことなんて考えませんでしたから」とボケていた。「小ぐら博和」の紙も用意していて、小倉さんも「僕の名前のことを考えてくれてありがとう」と応えていた。

さらに佐橋さんは奥さんの松たか子さんを念頭に「うちのパン祭りもですけどね」と振ってから、「パン祭りは世界三大祭りの一つですから」と大きく脱線していくと、すかさず小倉さんが「あとの二つは何ですか?」と突っ込んで佐橋さんが「あとの二つは今日はおいときましょう」とかわした。とにかく演奏と演奏の間、客席は常に笑いに包まれていた。
(ライブレポは以上)
 
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【12日の備忘録】
午後から東京へ。朝=ご飯1膳、トルティージャ、リンゴ、昼=パン屋の惣菜パン、夜=コンビニの炒飯、オカラと根菜のサラダ。飲酒=白ワイン1杯。体重=欠測。