翻訳コーディネーター通信 / 続・続・荒野の七人 -19ページ目

翻訳コーディネーター通信 / 続・続・荒野の七人

テンナイン翻訳部のスタッフが、コーディネーターとしての日々の声をお届けします。

英語をはじめとする語学のこと・翻訳ビジネスのこと・日々の業務のこと

などなど自由に書き綴ります。

日本人はLとRの発音の区別がなかなかつきませんね。

以前、その違いが分かりづらいということをアメリカ人に

言ったらとても驚かれました。


でも発音で混乱してしまうのは日本だけではありません。

中国のある地域の人たちは、MとNの発音の区別を

つけることができません。だいぶ前ですが、アメリカ人の

先生が、この地方出身(地名は忘れてしまいました)の

女の子に実際にMとNを交互に発音してみたところ、

全く同じに聞こえると答えました。

またスペインではリャとジャの区別をつけないと言います。

しばらく前からスペイン語を勉強していますが、llaの発音

でテキストや番組によってリャと言ったりジャと言ったり、

一体どっちなんだ!と悩んでいたのですが、そういう理由

もあるのですね(もちろん地域差もあります)。


翻訳では発音で困ることはあまりありませんが、言葉の

奥深さを感じます。




今日も元気なテンナインの英語翻訳

日本にも方言があるように、外国語にも方言というか、訛りがありますよね。

中国語なんかは、例えば北京と上海など地域によっては、同じ国の人ですら、全く理解ができないほど言葉が違ったりします。


でもこれって話し言葉だけですかね?

中国語は別として、たとえば日本では、東京弁を話す人も、大阪弁を話す人も基本文章は同じだと思っていたのですが、先日ある方に、訛りのある文章も翻訳できますか?と聞かれました。


訛りのある文章??

日本語では見たことない。。。

外国語はわからないので、文章に訛りがあるかどうかは判断不能@@@

文章にも訛りはあるのだろうか???



ちなみに翻訳はこんな流れで行われてます。


英語翻訳

最近は、日本語もカタカナが多くなりました。むしろカタカナでないとしっくりこないような言葉もたくさん見かけます。
この間本屋さんでこんな本を見つけました。

「猿はマンキ お金はマニ byピーター・バラカン」です。

「日本人のための英語発音ルール」という副題のついたこの本を読んで、目からウロコでした。ティーンエイジャーの時期にこの本に巡り合っていたら、私の英語の発音はこんなではなかったと確信しました。


バラカン氏はコラムなどでも、常日頃から日本人の使う「いい加減なカタカナ表記」を憂いておられます。


オバマ大統領就任式で熱唱したのは、
「アレサ・フランクリン」ではなく「アリーサ・フランクリン」
俳優の名前もそう、
「アンソニー・ホプキンス」は「ホプキンズ」
松井がいるのは、
「ニューヨークヤンキース」じゃなくて「ヤンキーズ」
2年前に再結成したのは、
「イーグルス」じゃなくて「イーグルズ」・・・・


すべて間違ってました。


目ではなく耳に頼ったならば、案外正しい発音ができるかも知れない、と思いました。


昔の人は、「ミシン(mashine)」を「ミシン」と、「カタン糸(cotton)」を「カタン」と聞き取った。

本気で聞けば聞き取れるはずなのです。


音が出ているのにテロップまで出してくれてるテレビに慣れてしまいそうな今、もっと耳を鍛えないといけないと感じる今日この頃なのです。


そうそう、「ブルース」は「ブルーズ」です。

でもブルースだけは年代のせいか、簡単には塗り替えられません。
淡谷のり子の「別れのブルース」、青江美奈の「伊勢佐木町ブルース」、内山田洋とクールファイブの「中之島ブルース」。

みなさんすでにご存命ではありませんが、私の幼少期はとにかくブルースがたくさんありましたから。

バラカンさん・・・


まずはここから英語翻訳

先日一時帰国中の翻訳者の方とお会いしました。


忙しいスケジュール中オフィスまで訪ねてきていただき、とってもうれしかったです。


翻訳は依頼から納品まで最近ではメールが主で、もちろん電話もしますが、海外在住の方となるとメールのみということも多いです。


海外でも地方でも仕事ができるというのは翻訳者のメリットですが、コーディネーターとしては、なかなか直接お会いする機会がないのが残念でなりません。


彼女は弊社にご登録いただいて早3年。やっと会うチャンスに恵まれました。
「明日はどこへ行かれるのですか」とお伺いしたら、
「以前翻訳原稿で目にした場所を直接この目で見たいと思っています。それなので明日はそこへ行きます」とのこと。

翻訳者の好奇心と探求心は尽きませんね。

この間から色々話題になっているアメリカのオバマ新大統領ですが、彼の話す英語はイントネーションも単語も「中立な英語」でありいわゆるアメリカの黒人が話す英語ではないそうです。それは彼が白人である母方の祖母に育てられたという生い立ちと環境に起因しているそうです。黒人だからと言って意図的に多様な人種に対して話すからと言って話していた英語という訳ではない、と。だからオバマはなるべくしてアメリカ初の黒人大統領になったのかもしれませんね。


一国の大統領と自分を比較するつもりはないのですが、幼いころから身につけた話し言葉やイントネーションは一生ついてまわるものなんですね。なぜなら、私の日常会話は公私にわたって出身地である大阪弁がベースになっているため周囲のほとんどの方が東京在住13年目というとかなり驚くからです。


日本の政治家でもいわゆる「お国なまり」をTPOに応じて(特に選挙がらみでしょうか)効果的に使っているように、話し言葉のイントネーションや使う単語というのは国や立場を問わず話し手にも聞き手にも大きく作用するなとすごく実感します。私の理想はTPOに応じて標準語と大阪弁を使い分けることなのですが、話す時間が長くなればなるほど、内容が複雑になればなるほど、どんどん大阪弁に変化していきます。わかってはいてももう標準語に戻れなくなり、結局は聞き手に甘えてしまうのですが。反省。


日々意識しながら自然な標準語がいつか話せるようになりたいものです。

YES, I CAN !?


翻訳というからには、原稿があって訳文があるので、訳文としての文字はどのような形であろうと記録されることになるわけですが、翻訳後のフォントのイメージを見て、同じ内容でも随分と見た目の印象が変わることがあるな、と、感じています。


英訳と和訳の場合、別にこれでなきゃ、という規制は無いですが、やっぱりそれぞれの記述に適したフォントというのはあります。英語ならTimes New RomanやArialが見やすいですし、日本語ならMSPゴシックや明朝体で書かれた文書が多いですよね。メイリオなんかも私の好きなフォントですが、、、。


フォントと言えば、映画の字幕などは、独特のフォントが使用されていますが、あのフォントが醸し出す味は、訳された内容と対を成して、映画を観ているムードを盛り上げてくれますよね。なので、字幕で映画を見るのって、敢えてオリジナルの英語とは違った訳をあてていることもあるので、英語がわかる人は邪魔だったりするのでしょうが、私は嫌いではないです。映画のフォントは特殊なので、今はともかく、昔は手書きで字幕用の文字を書く職人さんがいたようなのですが、ニューシネマパラダイスの字幕なんかは、その見た目と翻訳の妙があいまって、間違いなく独特のニュアンスを加えています。



翻訳コーディネーターになって、文字のフォントまでに指定を受けることはそれほど無いですし、一番には内容と納期を保証することが一番大切なのですが、できる限り見た目に美しい納品物を、という心がけを忘れずにいたいと思います。


内容だけではなく、言葉に見た目からの違ったテイストを加えることもできる。
翻訳と文字との繋がりはディープでディープで、一言では語れませんっ!


テンナインは10の宣言を掲げ、翻訳のお手伝いをしています

英語翻訳のことなら

自動翻訳機の台頭で翻訳者がいらなくなる、としばらく前から

言われていますが、本当でしょうか。


確かに、ちょっとした調べ物や友人とのメールのやり取りなど

には役立つでしょうし、比較的言語構造の似た言語間で、ある

程度自動翻訳を可能にすることも将来は可能かもしれません。


ですが文章と言っても、ビジネス文書や論文などいわゆる

科学的文書から、文芸や評論、詩など抽象的文書まで様々。

また、比較的やりやすいと言われる科学的文書といっても

リリース、プレゼン、報告書、案内などには抽象的表現も

結構見られます。


この「抽象性」こそ、その分含意する幅が広くなるという理由から

自動翻訳機を悩ませる課題と思います。そして、もしそのような

文書を人間以上にうまく訳せるほどの人口知能の時代が来れば

他の多くの仕事も人間いらずになってしまうのではないでしょうか。


翻訳には、まだまだ人間の思考力と想像力が必要と感じています。



猫の手を借りるなら
英語翻訳のテンナイン

オバマ大統領の就任スピーチ、睡魔と格闘しながらしっかりテレビで見届けました。

このスピーチチライターが弱冠27歳ということが話題になっています。

言葉を伝えるスペシャリストとして、素晴らしい才能がある方なんですね。


そのスピーチの中で、今アメリカが抱えている問題のことを "challenge" という言葉で表現していました。ネガティブな問題という印象ではなく、前向きにみなで立ち向かっていけば必ず解決できる問題として"challenege"という表現を使ったところに、言葉の威力をあらためて感じました。


これは、私が日々目にする翻訳でも経験することです。文字をそのまま置き換えるのではなく、「伝えたい心」をどうしたらベストに表現できるか、テンナインの翻訳者のみなさんはいつもそこに腐心していると思います。


本当に伝えたいことにプロの助言を得たい方々も多いと思います。ランゲージ・コミュニケーションをサポートする一員として、私も身が引き締まる思いです。


本当に伝えたいことはプロに頼もう ☆


英語翻訳

巷では、ほとんどの言葉が略されてますね。

昨日あのNHKでも、今日の特集は「ストスナ」って。。。

ストスナ??? んっ????  ストリートスナップの略語だそうです。


略語の中には言葉を短くするものもあれば、頭文字をとったものもあります。


証券会社で販売されている商品にも「MRF」(=マネー・リザーブ・ファンド)とか「MMF」(=マネー・マネージメント・ファンド)とか頭文字をとってるものが多数あります。


今もそう呼ばれているかは不明ですが、以前「SO」というものがありました。

最初は、これらが略語だとはわからず、商品名だと思っていたのですが、ある日「このSOって何の略?」という質問が。。。


え?? 何だろう?? Oはオープンだよなああ。。

するとこの「S」は??? 大騒ぎです。


パンフレットを隅々まで読んでも書いてない@@@@

先輩に聞くと・・・・・「債券」だよって。。。 えぇぇぇぇ!!!! 日本語の頭文字かい!!

思いもつかなかった。 この略語をつけた人斬新です(笑) 


文書の中には略語が必ずといっていいほど、含まれています。

この意味を汲み取り、違う言語に翻訳するのって大変だろうなああ

「SO」な斬新な略語もあるくらいですし(笑)




覗いてみてください。
英語翻訳

先日友人と二人で飲んでいた時、隣で飲んでいた女性が帰り際に、「こういった仕事をしています。もしよかったら」と名刺を差し出しました。

彼女の名刺には、“manicurist”とありました。「ネイリスト」という名称がポピュラーかもしれませんが、私はこの「マニキュアリスト」という言葉、知っていました。

大好きなビリー・ワイルダー監督の作品で、邦題が「お熱い夜をあなたに」という映画があります。原題はAvanti!」

筋書きは、大企業の社長である父親がバカンス先であるイタリアはナポリのイスキア島で急逝し、副社長である息子がリゾートホテルに駆けつけ、父親の秘密を知ります。父は十数年にわたりこの地で夏の1か月を女性と過ごしており、その女性とドライブ中に事故で亡くなったのです。この女性の一人娘のパメラもウェンデル同様この地に駆けつけ母の秘密を知ります。最初は対立し、喧嘩ばかりだった二人がすったもんだするうちにいつしか互いの父と母のように愛し合うようになり・・・・・というラブコメディです。原題の『アヴァンティ!』は「ペルメッソ」と対になるイタリア語で、ドアをノックしながら「ペルメッソ」(入りますよ)と言うと、中にいる人が「アヴァンティ」(どうぞ)というように使われる言葉です。対立していた二人が好意を抱くようになり、「アヴァンティ」と言えるようになるまでの物語なのです。このパメラの職業が「マニキュアリスト」なのです。

「リッツ(ホテル)で働いていて、お店に来るのは紳士ばかり」というようなセリフがあったと記憶しています。爪のケアは紳士、男性の方が早かったのだ・・・などと感心した記憶があります。

1本の映画から得られる情報って結構あるのですね。


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英語翻訳