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考える道具を考える

The instrument which I think

シンプルマインドマップという言葉があることを知った。
A6版のノートを活用して、絵や色やと彩色豊かなマインドマップの本家の方法にまつわる煩わしさを排除してシンプルにし、ボールペン一本で簡単に書くことができ、さらに移動の時にも携帯していくことができるもの。

考えて見ると、
私が筆ペンを使って、無印良品の文庫型ノートにマインドマップを書きなぐっているのと、ほぼ同じコンセプトで描くものが、シンプルマインドマップと呼ばれるものらしい。

相違点をあえていえば、
筆ペンを使うところだが、筆ペンには様々なメリットがある。

一つは、筆致が柔らかで、思考の紙への落とし込みの接点にソフトな感覚が宿ること。
二つは、筆ペンには、太さ、線の変化、かすみなど、絵に匹敵するバリエーションがあること。
三つは、ボールペンと同様100円台で売っていること。(ボールペンより消費は激しいが‥)。

元来日本語の漢字、ひらがなには、絵画的要素が強く、ゆっくりと筆ペンで文字を書いていくと、それ自体で「記憶の印象」に繋がるものを感じる。そのまま絵にすれば水墨画? 

ボールペンでは、この微妙な変化の妙は得られない。
ここがポイントなのだと私は思っている。


そして、このシンプルマインドマップ考案者と私の最も違うところは、
その方法論自体で、この考案者が十分な商売にしているのに比べ、
私の筆ペン式マインドマップは、それ自体を商売にする気になっていないところでしょうか?

マインドマップは思考法の一つ。
それを商売ネタにする‥というマインドマップの活用法があったのかと、
今更ながらに気がついたのでした。

   ‥優れた道具は、道具自体に価値がある。

そうでしたね。はは。


藤原竜也さんがファシリテートするNHKの番組「スポーツ大陸」に、アメリカPGAの日本人プロゴルファー今田竜二さんが取り上げられていました。

テーマは「自ら切り開いた道を進む~ゴルフ・今田竜二~」。

14歳で単身アメリカに渡り、自らの力で世界屈指のトーナメントメジャーPGAのシード選手になり、そして今年優勝するなど大活躍している今田選手の物語でしたね。

この番組を見ていて感じたことは、

  ‥一流になるには、一流の世界に入ることだ!

ということだったでしょうか?
日本で一番になって世界に挑戦するという図式では、なかなか世界では戦えない。ゴルフの世界では、過去、ずっとそうでした。

一流には一流の流儀がある。体でそのことを体験しないと、恐らく一流にはなれない。
宝石のダイヤモンドの鑑定士になるのに最短の道は、最も高額なダイヤモンドだけを見続けることだと聞いたことがありますが、この図式はゴルフの世界にも当て嵌まるようです。

そして、恐らく、ビジネスの世界でも‥。

そのためには、何が一流なのか‥それを見抜く自分の眼力を鍛えねばなりませんね。

よっし!頑張りましょう!


夜中まで文章を書いていると、
何故か、思考が停滞し、ぼんやりしている時間が多いのに気づきます。

そんな時は、
自分の書斎から飛び出して、
どこか別の場所に移動してみると、また新鮮な思考が復活してくる経験をよくします。

場所を変えるのは、
思考の気分転換にとても効果的だと、そう実感します。

ただ、真夜中に、
家から飛び出して、どこか静かな場所に移動しようとするのは考え物ですね。
都会のど真ん中であれば、朝まで静かに考えることができる空間もあるでしょうが、
そうでなければ夜道をうろつくことになります。
怪しまれるだけで、効果的ではありませんね。

そんな時は、逆立ちをするといい‥
これが私の友人からのアドバイスでした。

さっそく自分で逆立ちをしてみようという気分になりました。
しかし、この方法も、自分の体力をよく考えてから実行したほうがよさそうです。
どうやら私は、逆立ちが成立せずに、複雑な格好で失敗を繰り返したため、
筋を違えてしまったようです。

これでは逆立ちどころか、たんに転倒しているだけではないか?
筋が痛くて、思考どころではなくなりました。

明日の朝は、皆様にとって良い日でありますように!
無理は禁物‥でした。

モルダー&スカリーが活躍する「Xファイル」が6年ぶりに復活して帰ってきた。
1993年から全部で9つのシリーズが公開され、現在の「24」などのテレビドラマシリーズの先駆けとなった番組だ。

超常現象、UFO、地球外生物など、テーマ的には人間の空想力を刺激する世界を、オタク(モルダー)と医学者(スカリー)との組み合わせで、観る側の心理を煽った演出は、十分楽しいドラマでしたね。

今回の復活版は、失踪したモルダーが、どんな風に帰ってくるのか‥それが楽しみでもありました。

で、今回の作品の出来栄えは‥‥それは観てのお楽しみといたしましょう。

ただ一つ感想をいえば、最近のハリウッド映画の「地球破壊」テーマの蔓延で、不可解な生物がニューヨークを意味なく破壊し尽すシーンや、霧やウィルスものなど、「不条理パニック映像」になれてしまった視聴者には、物足りなかったかも‥と思うことです。

何しろ、何だか、この秋から冬にかけて公開される映画は、パニック満載。
崩壊していく現実の社会を暗喩するのが目的なのか‥極めて刺激的に制作しているものばかりで、「何回、地球を破壊すれば気が済むんだ?」と思わずにいられない内容のないものばかりなのですね。

映画は娯楽なので、教養を重んじる必要はありませんが、それにしても‥。

2001年宇宙の旅、エイリアン、ターミネーターなどの作品には、サプライズが確かにありましたね‥。

Xファイルには、思い入れが多くあります。
新しいきわめて現代的で科学的でいて、それでも空想の楽しみを持った作品として、新たなシリーズが開始されることを望むばかりです。




国の機関に新しく「観光庁」という組織ができた。

海外から日本に来る観光客を2000万人にしようという構想を実現するのがこのお役所の役割だといいます。同様に、日本から海外にでかける旅行客の増加も促進する。

しかし、最近の海外旅行者数は激減しているという。
特に、若者達の海外旅行離れは顕著だといいます。(テレビ番組 カンブリア宮殿でも指摘されていましたね。)

様々な理由があるでしょうが、その中で指摘されていることにネットの浸透という現象を上げている人が多いようです。いわば、実際に外国に出かけなくても、外国に行ったようなバーチャルな体験が手軽にできるということ。

そして、この疑似体験は、人間の行動様式を大きく変えるインパクトを持っていると言います。擬似体験で済ませてしまうことで、ある種の満足感が得られることで、実体験を「したことにする」わけです。

しかし、ネットの進展とはいえ、実際に体験することと、擬似体験では大きな違いがあります。
第一に、実体験をするには、体験までの手続きが大変です。スイッチをONにするだけでは勿論実現できず、パスポートを取得し、旅行先の情報を集め、通貨の種類を調べ、気候や人々の情報を集め‥などなど様々な「手続き」が必要になるのです。

実体験とは、即ち、実際に観光地に行くということと同様、そのための煩雑な「手続き」を体験することでもあります。これが計画の段階での実体験。しかし、実際に現地に行ってみると、ほとんど計画通りには進まない。これが実行段階での体験となります。大袈裟にいえば、予測できない不確実性に挑むのが海外旅行の特徴でもありますね。

バーチャルな体験と実体験の違いは、リセットが聞かない不確実性を体験するかどうかの違いでもあるといえるかもしれませんね。そして、旅行の体験で記憶に残るのは、美しい自然や美味しい食べ物、快適なホテルなどではなく、突発的な出来事のほうなのだということは、実体験した人の共通の感想です。

楽しみの源泉‥それは不確実性の体験でもあるのです。
これは、やってみなけりゃ分かりませんね‥確かに‥。