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考える道具を考える

The instrument which I think

常勝 三井住友海上を最終区間で逆転して、
豊田自動織機が今年の全日本実業団女子駅伝を制しましたね。
若い選手達の勢いで勝ち取ったように見えました。

それにしても三井住友海上の選手達は、皆、怪我や体調不良でした。
戦いには、選手の体調管理も重要な要素であることを印象づけましたね。

また、10代から20代前後の若い選手達の活躍も凄く、
ゴルフ、サッカーなどに次いで、長距離界でも女子の若い力の台頭は目覚しいものがありました。

優勝した豊田自動織機は、
ある意味トヨタ自動車の生みの親の会社ですね。
本社は中部圏にありながら、工場のある千葉からの出場でしたが、
ここには、あの高橋尚子さんを育てた小出監督(今回は豊田チームの代表)がいます。

小出監督の選手の素質を見抜く目は、依然として高いものがありますね。
また育てる力も恐らく非常に高度なコーチングのテクニックを持っているのでしょう。

   褒めて育てる!

この育成理念は、確かに現代の若者に共通するものなのかもしれません。
陸上競技の中でも長距離種目は、過酷な練習の連続ですね。
そのトレーニングを楽しいものとするには、しっかりとした目標意識、
達成動機の強さが必要ですが、駅伝はさらにチームとしての力を発揮する責任が付加されます。

人間性を高くしていかなければ、
駅伝の勝負には勝てない。そこまで視野に入れた指導をする小出監督のリーダーシップには、
学ぶべきところ大だと実感しました。

読売新聞のニュースに、

  「青い光」で飛び込み防げ!京急・弘明寺駅、設置後ゼロに

という記事があった。

また、夜間の地下自転車置き場の照明を「青色」に変えたらドロボーが居なくなった、という記事もありましたね。

青い光が、人間の心に「癒し」の効果があるということはいわれているようです。
アメリカンフットボールの選手は、試合前に「赤い部屋」に全員ではいるそうです。すると、異常な興奮状態となって、アグレッシブなプレーができる‥ということも聞いたことがあります。

色彩は、人に様々な感覚を与えるのは、どうやら事実のようですが、でも、全ての人に当て嵌まるというのが本当かどうかは、まだ検証が必要でしょうね。

京急・弘明寺駅は、そもそも夜になるとホームの先が真っ暗で、そのこと自体が自殺を誘引するような雰囲気だったのでは? それが明るくなっただけで、シチュエーションが変わっただけなのでは? という考え方も存在するのでしょうね。

それにしても、色は人間の感覚を刺激する。
照明は、人を癒す‥‥今都市の様々な場所でキラキラしているイルミネーションを見て、死のうと思う人は居ないでしょう。

冬の夜の都市は、とても奇麗です。

ケータイ小説が何だか人気らしい。
日本ケータイ小説大賞(主催:日本ケータイ小説大賞実行委員会(毎日新聞社、スターツ出版))という表彰制度があり、大賞をとったりすると、出版物となり、漫画となり、映画にまでなってしまうらしい。

ちなみに、第3回大賞を受賞したKiKiさんの内容を読んでみた。
その一部を引用するとこんな感じでした。

  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
  <あたし彼女>(部分の引用です)


  なんか

  アタシ彼氏いたんだけど

  飽きた

  みたいな

  んで今の彼氏

  まぁ

  トモに

  出会ってさ

  乗り換えた

  みたいな

  前彼より

  顔いいし

  金持ってたし

  なにより

  セックス

  相性いいし

  まぁ

  アタシにしたら

  当たり前の男

  みたいな

  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

何と言ったらいいのでしょうね。
女子高校生のメールのやりとりに、そのまま物語が乗っかったようなもの?
批判するのは簡単ですが、このぶつ切りの表現が、
つまりは、過剰な言葉のスケッチのなさが、若い人の感性にフィットするのでしょうか?

別のヒット作品の作者が瀬戸内寂庵さんだったなどということもあったそうですが‥。
でも、やっぱり、

  アタシ

  ついていけない


財団法人日本漢字能力検定協会が、毎年12月12日「漢字の日」に発表する「今年の世相」を表現する一文字が「今年の漢字」。

大胆にも協会が正式発表する前に私が予測すると、
今年の漢字は、「」。

100年に一度あるかないかの大恐慌の発生。
今年の年末にかけての大きな出来事ですから「恐」もありうる。
大規模なリストラが始まったことを考えると「解」かなとも‥。解雇、解決、解散‥。(ちょっと無理か?)
相変わらずの年金問題、高齢者問題で「齢」はストレートすぎるか?

明るいニュースはなかったか?
ゴルフの石川遼選手、オリンピックの北嶋選手(北京五輪って今年の出来事でしたっけ?)
ノーベル賞に3人同時受賞(4人?)篤姫ブーム‥これらをまるめて「望」もあるか‥。

で、私は、良いも悪いも極端に表現されたということで
とにかく耐えること‥生活防衛も含めて‥ということで、「忍」としました。

結果は、12日に発表されます。


ちなみに、2000年以降の漢字は、こんな感じ(?)でした。
2000年 金(シドニーオリンピックで、田村亮子、高橋尚子が金メダルなど)
2001年 戦(アメリカ同時多発テロ事件発生など)
2002年 帰(拉致された日本人が日本に帰国。日本経済回復。歌のリバイバルなど)
2003年 虎(イラク戦争。阪神タイガースが18年振りにリーグ優勝など)
2004年 災(新潟県中越地震発生など)
2005年 愛(愛知県で愛・地球博の開催。卓球の福原愛活躍など「あいちゃん」活躍)
2006年 命(悠仁親王の誕生。小学生、中学生の自殺多発、命の不安)
2007年 偽(食品偽装、年金記録改ざん、テレビ捏造事件など)
(ウィキペディア等を参照)

さて。私の一文字は何かな?
TBSの日曜日朝7時30分から放映されている「がっちりマンデー」。
司会の加藤浩次さんと新藤晶子さんの掛け合いが面白く、ビジネス界のトップが登場しての「意外性」が受けている。

7日の放映では、イーモバイル会長千本倖生氏が登場して、携帯電話界に旋風を巻き起こしているイーモバイルの経営戦略や千本氏の仕事振りが紹介された。

もともとドコモ、au、ソフトバンクの大手三社で日本の携帯市場はほぼ100%シェアされている。その中に殴りこんできたイーモバイルの特徴は、速い、安い、うまいの三拍子なのだそうだ。これは牛丼の登場と同じコンセプト。

千本氏といえば、NTTの技術者で、ドロップアウトしてからは、DDIポケットからKDDIまで、いわば通信の自由化の中で新しいビジネスを創造してきた起業家として有名。その問題意識は、海外の通信事情と比較対照した日本の市場の閉鎖性に挑戦するという一貫したもの。

もっと安くて速いサービスは実現できるというのが、基本的考え方だ。
困っていることを解決する。世界と比較しておかしいことを改革する。
それがビジネスコンセプトとなっている。

そして、あたかもニッチの市場攻略に近い印象を受けるが、千本氏自身は、様々な講演会で自分はニッチではないと公言している。つまり、王道を行くという考え方だ。
様々な失敗を繰り返してきたと語る千本氏のビジネス哲学は、次のような言葉に繋がっている。

  ‥‥1つ目は、ビジネスは周到に準備をすること。
    簡単にお金は出してくれません。
    何度も自分でイメージできるようになるまで細かく
    「何年何ヵ月後にはこうなる!」という準備を徹底的にすること。
  ‥‥2つ目は、お金には“時"がある。
    時を見極めるということ。

周到な準備と、お金を集める、使うタイミング、時を逃さないということなんだそうです。