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考える道具を考える

The instrument which I think

一年間に120試合から160試合の野球のゲームに参加し、
年間200本のヒットを打ち続けて15年。
丁度3000本に到達する。

一つの試合で1.5本以上のヒットをうたなければ到達できない計算の
年間200本のヒットを生み出すだけでも、大変な技術と精神力と、
そして潜在的な能力が必要なのだから、
この記録がどんなに大変なものか分かる。

15年間の肉体の維持と向上への努力。
そして自分に与えた目標を確実に到達させてきた心の技術力。

結局、この記録が超人のみにしかできない事実を
雄弁に語っている。

本人がテレビのインタビューに答えて言う。
「結局小さなことの積み重ねがあって、はじめて偉大な記録に到達できる」

積み重ね。コツコツと。
毎年、0本から始まるヒットの積み重ね。

あと6年間でイチロー選手は40歳になる。
計算でいけば、1200本は打ち続けられる。4200本の記録が達成可能だ。
多分、そとからみれば、淡々と、到達してしまうのでしょう。

冷静な自己客観視が、それを裏付けているように思えました。

素直にお祝いしましょう!
彼が日本人であったことに感謝します。
ありがとう。


徳島県上勝町の「株式会社いろどり」の代表 横石知二氏が、テレビ東京の「カンブリア宮殿」(村上龍氏、小池和子女史の司会)にようやく登場しましたね。

人口2000人の過疎の町が、自然の山林にある葉っぱを事業化して一躍日本国中の注目を集めた町と言えばいいのでしょうか?

人口のうち60%以上が70歳以上の老人の町。日本の過疎の町は、概ね同様の状況です。そんな老人達が、葉っぱを採ってご商売にするために、朝一番から熱心に「仕事」に精を出す。葉っぱを売って自分の子供ために家を建て、最高の収入が1000万円以上の人もいる。奇跡の過疎の町として有名なのですね。


86歳のお婆ちゃんが、軽快に走る姿が映しだされる。パソコンに向かって相場を読む老人の姿も‥。老人の医療費が最も低い町でもあるこの「生きがい再生の町」には、横石氏のアイデアが生きた成功事例が満載だった。


脳医学者 築山節さんの「フリーズする脳」(NHK出版)に、来院される老人のことが書いてあったのを思い出しました。90歳近いこのおばあちゃんは、10年前に来院されたときはほとんどボケの症状で、自分のことも分からないくらいだったといいます。

築山先生の脳トレーニングで、今や聡明、シニカルな冗談まで言うといいます。このおばあちゃんがボケから脱出して元気になったのには、脳のトレーニングがありました。

それは、「眼を動かして情報をとる」「長い文章を理解しながら読む」「手を動かして斜めの線を引く」「緊張する相手と話す」といったことなのだそうです。緊張した毎日、今日、やるべきことがある毎日をいき始めたおばあちゃんは、ボケを克服して爽快な毎日をおくっているといいます。


上勝町の驚異の若さを誇るおばあちゃんも、築山先生のもとを尋ねるおばあちゃんと同様、「毎日朝起きたらやることがある」(横石氏談)という生きがいを基盤に、相場を読んだり、競争したり、一日の注文の葉っぱを採集したり、手を動かし緊張する一日を送っている。そして未来の子や孫のために苗木を植えるおばあちゃん。

  ‥‥元気に生きるということは、
    誰かのために生きることだ

という言葉。誰かのために生きることは、自分が最も元気に生きられる秘訣だということが確認できましたね。

体の元気は心の健康から‥。やっぱり、そうなんだよね。

最近、一龍斎貞水さんの言葉が、時々、頭をよぎります。

  ‥‥場の「空気」を読めるか読めないかは、
     ひとつには思いやりの差です。
     普段から、
     相手の身になって物事を考えているかどうか‥

場の空気が読めない人のことをKYと呼ぶのが流行ましたね。話芸の人間国宝もまた、この空気を読むことの難しさ大切さについて触れています。空気が読めるか読めないかは、その場にいる相手の立場で物事を考えているかどうかによって決まるというわけです。

もう一つ一龍斎さんの言葉。

  ‥‥お客様の想像力をかき立てるには、
     まず自分が、
     情景をはっきりと想像できていなゃいけません。
     その想像力に、言葉は自然とついてくるものです。

いろいろな情景を伝えるために、一龍斎さんは、その情景を絵画でイメージしたり、映画でイメージしたり、漫画でイメージしたり、音楽でイメージしたりしながらお客様の想像力に働きかけていくのだそうです。

相手に伝えたいという思いは、自分の中の想像力に依拠していることなのですね。イマジネーションの大切さを考えながら、今週も頑張っていきましょう。


舞台「フラガール」が、7月18日から赤坂ACTシアターで始まった。
主演は福田沙紀さん、片瀬那奈さんの二人。
この物語は、福島県いわき市湯本温泉のスパリゾートハワイアンズを舞台に、炭鉱が閉山された街の再生にかける女性達の物語だ。映画では松雪泰子さん、豊川悦司さん、蒼井優さんが好演し、第80回キネマ旬報邦画部門第1位、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品を受賞しました。



時代の変遷の波に直接飲み込まれる人々がいる。

常磐炭鉱は日本の3大炭鉱の一つとして、
ほんの半世紀前まで、日本のエネルギー基盤を支えてきた。

時代が変わって、この燃料の軸が、中東を中心とするオイルに変わって、炭鉱の町は静かに一つの時代の幕を閉じることになる。その山の町にハワイを移植しようという発想はユニークではあった。その時の地元の人々の奮闘が映画となって人々の前に再現された。
今も、ハワイアンズは、年間120万人以上の観光客を集めている。


今、オイルに依存してきた日本は、空前のオイルの高騰の前で、行き場を失いかけている。
オイルが登場して炭鉱がなくなった時とは違い、今の私達には、オイルに代わるエネルギー基盤を確立しているわけではない。だから、次のエネルギーが登場するまでは、オイルを極力使わない生活を工夫する必要があるのでしょうね。

それは、ある意味、人の自然の姿を復活させる一つの挑戦にも繋がるのではないかと‥。
歩く、走る‥人間が持っている自然エネルギーに着目する大変良いチャンスだと考えることもできるはずですね。障害が登場すると俄然ファイトが沸く。

    ‥‥困難を歓迎しよう!
      何故なら、変化することを体験できる絶交のチャンスなのだから!

これが日本人の心意気だぞって、言っちゃいましょう。

私も頑張るぞ!

おはようございます。
いつも、勝手気儘なこのブログにアクセス頂き、有難うございます。

最近、また、コメント等に、あたら怪しい種類の投稿があり、禁止ドメインに指定してもしても手を変え品を変えやってくるため、コメント掲載を「承認制」とさせていただきました。

コメントを頂戴する皆様には、掲載までに微妙なタイムラグが発生することとなりますが、どうかご容赦ください。(勘弁ね‥)また、いただきましたコメントには、時間がかかっても必ずご返信させていただく方針ですので、よろしくお願いいたします。


このアメブロには、約300万のブログが存在していますが、この数字は驚異ですね。驚きです。私は、なるべく自分の関心のある分野や内容のサイトを勉強のためにご訪問させていただき、その都度、大袈裟に言えば現代日本人のその多様性に驚く日々ですが、当然、これだけの巨大な「サークル」を様々な目的に活用(?)しようと考えるのは当然の成り行きではあります。

でも、ささやかながらも自分のブログをやっていると、自分の分身がそこに育ち始めるような感覚になり、あまりに失礼なコメントや掲示板、トラックバックには自己防衛したい気分になるものです。

‥‥ということで、皆様からのコメント掲載に関する私の方針などについてのお知らせでした。


今年も残すところあと半年。
2008年が皆様にとって良い年でありますように。