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優れた美人になるために

32歳になってからはじめた(2008年4月スタート)歯列矯正の日記です

私は歯が人一倍健康で、虫歯をつくったことがない。それにもかかわらず、歯がなんだかむずむずしたり、痛いことは何度もあった。ついに私にも虫歯が・・・と心配になりながら、そういうときは爪楊枝なんかを刺したりすると落ち着いたりしていたのだが、今思えばあれは歯の動いている痛みだったのだろう。矯正を始めてから同様の「歯が引っ張られている感じ」「なんとなく鈍く痛い感覚」があるからだ。今は矯正で意図的に歯を動かしているから痛くて当然なのだが、やっていないときもあの感覚はあったということは、何もしないときでさえ常に歯は動いているという証拠である。それはたとえば老化とか、噛み癖、寝方とかで、さまざまな要因で老いが少しずつ忍び寄ってきて、肌の質が変化していくように、歯並びも気がつかない間に変化していく。私はもはや10年前の自分の歯並びを覚えていない。八重歯のある悪い歯並びとしか記憶してないが、八重歯の高さ、正中線の位置など微妙に変化しているはずである。今とは違うはず。歯並びなんて一生変わらないのかと思っていた。矯正に興味を持たなければ、知らなかったことである。

下に装置がついてまだ1週間しか経っていないが、上の装置がついてから30日が過ぎた。


はじめのころは毎日のようにつれに「どお?」と歯並びを見せて「変化ないよ」と言われていたのだが、ここ最近は仕事疲れでそういうこともなくなっている。そして、今朝なんとなくひさしぶりに「どお?」と見せてみると、「八重歯の位置が少し下がったような気がする」といい返事をしてくれるではないか。ついに私も矯正ブログの定番である、「最初の写真」「矯正をはじめてからの写真」を並べる日がやってきた。早速写真にとろうとするが、距離が近いためなかなかピントがあわなくてむずかしい。私の場合PHS保持者のため携帯で鮮明な写真を撮ることができず、毎回デジカメを使わなければならないことも面倒なのだが・・・。



上が矯正を始めて初日。下が30日目。



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写真を撮った角度も影響しているのかもしれないが、八重歯をつなぐワイヤーの角度が明らかに低くなっている。




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抜歯した後の隙間もすこし狭くなっているのは気のせいだろうか。



ところで、下の装置がついてからというものの、装置があたる部分の口内炎がひどい。受け口気味だからこういう事態になるのだろうかと考えてみたが、思い返してみると口内炎はもともととなぜか口内の下の部分にできやすい。上の唇の内側にできた記憶なんてほとんどないし、歯茎の場合も必ずと言っていいほど下側にできる。つれに聞いても同じような答えである。ちなみにつれはかなりのガミースマイルだが、歯並び自体はきれいである。

どうやら受け口と口内炎は関係なかったようだ。






上の歯に装置がついたのが4月下旬のこと。あれほどまでに苦しんでいた痛みも5日を過ぎたあたりからおさまり、がっつり食べまくっていた今日この頃だったが、今日下の歯の装置をつけに行った。


上と同様、最初に歯石をとってもらう。歯の表面にオレンジ色の薬剤を塗り、さらになにか薬を吹き付けて、ひとつひとつブラケットをつけていく。この歯科医院は、相変わらず宮崎駿アニメのオルゴールバージョンをBGMでながしている。もしかしたらもう何年も同じなのだろうか。トトロの曲を聞きながらシンナーの匂いをかいでいるという、なんともアンビバレントな感覚。


装置をつけた後はまたも写真撮影だった。前回上の装置がついたときは歯だけ撮影したので、今回もそうかと思い、朝も早いこともあり、化粧をせずに行ったのだが、顔アップまで撮られてしまった。次は顔写真も撮りますよ、と言ってくれたら絶対に化粧をしていくのだが、そんなことを先生にお願いするのもはばかられる。だいたい普段からちゃんと化粧をしていればいいことなのだし。


初回の無料カウンセリングのときも、急に思い立って行ったので寝癖がついた髪ですっぴん状態だった。不覚にもばっちり顔写真を撮られ、なんとも恥ずかしい思いをした。半年後精密検査に訪れたときは写真を取り直すのだろうと、フルメイクで行ったのだが、結局写真は撮らず、無料カウンセリングのときの写真をそのまま使うことになった。すっぴん、ねぐせ、の私の顔。「これって残してあるんですね」と言うと「永久保存です」と言われてしまった。


矯正が終わったら、初回のときの顔と比較するのだろう。あのひどい顔と。おそらく私は最後の日は写真を撮られることを覚悟して化粧をしてから行くはずである。化粧をしていない顔と比べるわけだから、歯並び関係なく美人になりましたね、と言われるんじゃないだろうか。