短期とはいえ新しい職場に入り、仕事中はネットがまったく見られず、帰宅後も疲れ果てて寝る状態だったため、ブログを放置状態にしていたが、矯正に関して日々思っていることはあるわけで、さぼり癖を直すべく、休日など時間が空いたときには書くようにしなければと思う。
この二週間ぐらいで、職場とSNSのオフ会などで30人ぐらいの人たちと「はじめまして」をしたのだが、私が一番気になるのが、矯正そのものよりも、食べ物が歯につまってそれが人に見られないだろうかということである。
オフ会は同世代の人たちとランチをしたわけだが、その和食のコースメニューが小松菜やほうれん草をつかったものが多く、ほとんど食べられない。ほかにも食材があるだろうになぜこんなことになっているんだろう。まるでわざと矯正者が苦手なものを集めているような被害者意識までもってしまうではないか。「やっぱり細いからあまり食べないんですね」と言われるが、まさか「矯正の装置にからまって汚らしいから食べないんです」と言うわけにもいかず、すきっ腹をぐーぐーならしながら、二次会の喫茶店でケーキまで我慢してミルクティーにしておいた。
また職場ではやたらと菓子をもらう。チョコレートだったり、クッキーだったり。とにかく毎日必ず誰かしらからかおかしをもらい、断るわけにもいかないので受け取るのだが、器具につまることをかんがえると簡単に食べることはできない。個包装してあれば、家に持ってかえりつれにあげたりするのだが、そうではないむき出しのもの、たとえばコアラのマーチだとか、京都の生の八つ橋とか、目の前でぱくっと食べなければならないようものがとにかく困る。それらの菓子は、メモ帳(電話のことづけなんか書いたりする女性社員のお手製のものだったりするのだが)に載せられて、「どうぞ」なんていわれて、2、3個程度、盛り合わせて渡されるわけだが、そこまでされると「いりません」と言えず、笑顔で「すいません。ありがとうございます」なんて受け取って、だいたい謝る必要もないのだが、内心「はー、どうしよ」など思いつつ、前歯の装置にひっかからないように、奥歯のあたりに放り込んで食べるようにしている。
もうひとつ気になるのが、歯がないことである。抜歯したあとの隙間がまだ全然埋まっていないのだ。この部分をとにかく人にあまり見られたくない。歯がないなんて、当然美からはかけはなれているし、なんだか貧乏くささまで漂ってくる。笑いすぎるとがっつりそれが見られてしまうので、ついつい笑顔が減ってしまう。そうなると、初対面の人に愛想がなく思われそうなので、悩ましい。特に下はまだ矯正装置がついていないこともあり、歯抜けが目立つ気がする。
矯正していることに関して、人から何か言われたことは無く、こちらから話題のついでに「今、矯正しているので」などと言うと、たいていの人が期間について質問する。4年間というと「そんなに?」と驚き、でも費用については聞いてこないので、大金かかっていることがわかっていないのか、知り合ったばかりなので遠慮しているのか、よくわからないけど、それ以上矯正の話題は続かない。
矯正に興味を持ってからというものの、私の中の美人基準は、目の大きさやパーツの配置なんかより、歯並びに重点がおかれることもあり、新しい人と会うと歯並びチェックをするのがとにかく楽しい。今までだったら、歯並びがいいと思っていたような人も、わずかな犬歯のねじれさえ、マイナスポイントとなっている。オフ会では八重歯を持っている人がわりと多数いたが、職場は帰国子女や外国生活が長かった人が多いこともあるのか、歯並びがいい人がそろっていた。みな、それが天然物だとしたらすばらしい。

