優雅な世界旅行が一転、走行中に車炎上ですべての荷物とお金が灰に。
旅好きなら誰もが一度は夢見るであろう世界一周旅行。陸海空と移動に使う手段はいろいろとあるが、いずれにしても時間とお金が相当必要で、実際に旅に出るのはハードルが高い。
その分だけ踏み切れたときには格別な思いがあるのは想像に難くないが、ある30代のニュージーランド人のカップルも、5年間の予定でキャンピングカーを使い世界一周旅行に出発し、3年前から順調に旅を続けていた。
しかし先日、ドイツのアウトバーンを走行中にエンジンから出火し車が全焼。全財産をはたいた優雅な旅行が一転、2人は無一文になってしまったという。
旅の途中で不運に見舞われてしまったのは、ニュージーランドで航空整備士をしている30歳のジョナサン・バーディスさんと、31歳の妻ステファニーさん。
ドイツ紙Abendzeitungによると、2人は5年間の計画で、3年前にキャンピングカーに乗って世界一周旅行に出発した。これまでにアジア諸国やロシアを訪れ、今度は欧州に入ってドイツ国内を巡っていたようだ。
そして迎えた7月中旬のある日、2人を悲劇が襲った。
ドイツ中部の街シュヴァインフルト近郊のアウトバーンA71を走行中に突然車のエンジンが火を噴き、ジョナサンさんは慌てて路肩に停車。
命からがら車外へ逃げ出したものの、アッという間に車は炎に包まれてしまった。キャンピングカーに積まれていた旅行に必要な全ての荷物は、突然の事態に避難させる余裕がなかったという。
さらに運が悪いことに、お金やクレジットカードが入った財布も車内に置いていたそうで、2人の財産は完全に灰と化し無一文に。
また、行く先々で撮りためていた写真のデータも燃え、3年間の思い出も姿を消した。
ステファニーさんは「ほかのすべては代えが利いても、写真はそうならないのが一番悲しい」と、その無念さを語っている。
とにもかくにも、異国の地でお金もないまま放り出され、途方に暮れた2人。
しかし駆けつけたドイツの警察官は、2人の事情を知ると手厚く世話をしたという。
まずは「シャツを着ていなかった」ジョナサンさんに服を提供。そして朝食付きのホテルも用意して2人を宿泊させた。
これらの費用はすべて警察官が負担。温かく対応してくれた2人の警察官に、ジョナサンさんは「援助を本当に感謝したい」と感激しきりだ。
残念ながら、途中で強制終了となったバーディス夫妻の世界一周旅行。せっかくジョナサンさんに航空整備士の技術がありながら、車の整備に目が行き届かなかったことは、後悔先に立たずといったところか。
それでも物事をポジティブに考えるあたりは、彼の良いところなのかもしれない。
事故を振り返ったジョナサンさんは「きっと、今戻らなくてはいけない理由があるんだ。
まだ、それが何かは分からないけどね」(クロアチアン・タイムズより)と、コメントしたという。
銀行カードで「お布施」に批判も、中国の銀行と仏教テーマパークコラボ。
多くの人が肌身離さず携帯する銀行のキャッシュカード。
競合他行と差別化を図るべく、中国では各行が毎年オリジナリティ溢れるカードを発行しているが、先日、中国の大手銀行が発行した銀行カードを巡り、ちょっとした論争が起きている。
中国紙揚州日報や三湘都市報などによると、この銀行カードは中国4大商業銀行のひとつ、
建設銀行が発行したもの。同行の江蘇分行と仏教テ―マパーク運営企業のコラボにより誕生したカードでいくつか種類があり、カードには後光と仏様(仏像)がでかでかと描かれている。
同行ではこのカードを仏様の御加護がある“幸運お守り銀行カード”と称して、積極的に加入者を募っているそうだ。
これだけであれば、特に問題になることはなかったかもしれない。
しかし、ほかの一般的な銀行カードでも利用できる機能のほかに、特別な機能を備えていたことから、一部市民に疑問を抱かせ、批判を浴びるハメになった。
それはお布施機能。同カード保持者は毎日1元(約13円)、1角(10角で1元)といった少額のお金を同テーマパーク内の慈善基金会に寄付でき、
それをもって「一日一善」が実行できるとしている。もちろんお布施はあくまで任意であり、強制的ではないという。
しかし、市民の見方は厳しい。ある人は「このカードで寄付したとして、お金がきちんと寄付されたかどうかを、
どのように確認できるのかわからない」と言い、また別の人は「(見た目が)目立つだけのカード。
慈善活動は良いことだけど、寄付したお金の用途や管理を市民はどのように知ることができるのか」と述べ、やはりお布施機能には半信半疑だ。
今のところ「縁起担ぎ」のために発行を望む市民も多いというが、銀行側がこうしたやり方で口座開設者を増やすことに批判が出ているのも事実。
発行元である銀行には、果たしてカード同様に“福”が訪れるのだろうか。
「太りたい」目標は453キロ、脂肪は“美”と体重アップを目指す女性。
女性に「理想の体重はどのくらい?」と聞いたら、大半は実際の数字よりも低めの答えが返ってくるのではないでしょうか。
ところが、米ニュージャージーに住むドナ・シンプソンさんは、現在の体重より183キロも重い、453キロ(1,000ポンド)を理想として掲げ、目標に向かって太る努力をしています。
米紙アクロン・ビーコン・ジャーナルによると、現在の体重は270キロというドナさん(※参考:相撲の関取最重量で知られる山本山は265キロ)。
肥満大国の米国においては“希少”というほど大きいワケではありませんが、「世界でも最も体重が多い妊婦」としてギネスブックにも登録されている記録ホルダーです。
さらに、自身の会員制有料ウェブサイト(※18歳未満閲覧禁止)では、艶かしい下着姿の写真やビデオを披露するなど、ちょっとしたセレブ的な存在として知られています。
実際、月に15ドルの会費を払って彼女のサイトに登録する人は後を絶たないそうで、そんなファンのために、彼女はこれからもどんどん太り続けることを目標としています。
「私の脂肪が『美』だと感じる人は意外と多いの」と、その大きな身体こそが魅力と考えているわけです。
そんな“セクシー”なドナさんをこよなく愛するご主人の体重は、たったの68キロ。
現段階で彼女の4分の1しかありません。しかし、人事派遣会社の副社長を務めるご主人は、週に400ドル(約3万5,000円)というドナさんの食費を稼ぐために、一生懸命働いています。
それにしても現在の体重でもすでに「10メートル歩くのも辛い」と漏らすドナさん。これ以上体重が増えて、さらに体調が悪化しないことを祈るばかりです。