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突風で小屋ごと飛ばされた犬、約30キロも離れた地点で無事に発見。

先日、ハンガリー東部の村で、猛烈な嵐が発生したときのこと。
突風吹き荒れる雷雨に見舞われる中、ある住民は飼っている犬が小屋ごと吹き飛ばされる光景を目撃してしまった。
予期せぬ出来事に飼い主はショック。しかし、地元ラジオ局を通じて捜索をお願いしたところ、約30キロも離れた場所で無事に犬は発見されたという。

英ニュースサイト・オレンジニュースによると、この一件が起きたのは、ハンガリー東部にあるGeszteredという小さな村。
先日この村は、住民の誰もが「過去最悪」と口を揃えるほどの巨大な嵐に襲われた。
住民の1人、57歳のアグネス・タマシュさんは、近所の家の屋根が剥がされていく様を見て、地下室に逃げ込もうと急いで帰宅。
と、そのとき、家の庭で“まさか”のシーンを目にしてしまう。

恐ろしい嵐の中ですくんでいた飼い犬が、鎖で繋がっていた小屋ごと飛ばされていったのだ。
「まるでオズの魔法使いかと思った」と語るタマシュさんは、自然の猛威が繰り出した出来事に「信じられなかった」と呆然。
しかも、風に巻き込まれて空へ投げ出されたとなれば、再会はおろか、犬の命も危ないと考えるのは普通だろう。

しかし、タマシュさんは一縷の望みを託して、地元ラジオ局に犬の捜索を呼びかけてもらった。
すると、村から約30キロ離れた場所で犬が発見され、無事に保護されたという。一緒に飛ばされたはずの小屋や鎖は、発見時には周囲のどこにも見当たらなかったそうだ。

ちなみに発見した男性は、30キロ離れたその場所まで犬がどのように飛ばされ、犬小屋がどうなったのかは「全くわからない」と語っている。
30キロの距離を飛ばされたのか、はたまた少し飛ばされたあと、落下の衝撃で鎖が外れ、逃げた先が発見場所だったのか……。

保護された後、犬は無事にタマシュさんに引き渡され、奇跡的な再会を果たした。
嵐に巻き込まれながらも生き残ったこの犬に、タマシュさんは「ラッキー」と新たな名前を付けたという。

少女の“友だち”を少年が救う、2か月前紛失のクマのぬいぐるみが戻る。

特に小さな女の子にとって、愛らしいぬいぐるみは片時も離せない大切な存在になり得るもの。
その関係が思いもよらぬ形で終わってしまうとなれば、子どもにとっては耐えがたい苦痛となるだろう。
ニュージーランドでハイキングを楽しんでいた5歳のカナダ人少女は、今から約2か月前、そんな悲劇に遭遇してしまった。
バッグに下げていた大好きなクマのぬいぐるみを、どこかに落としてしまい大ショック。
しかし、立ち寄った山小屋のログブック(引継簿)にその出来事が記されていたおかげで、ぬいぐるみと奇跡的に再会を果たせたという。

ニュージーランド北島にあるファンガヌイ国立公園は、深い山間を流れるファンガヌイ川に沿ってハイキングコースが整備され、宿泊施設も充実している人気のスポット。
ニュースサイトstuff.co.nzによると、カナダから訪れていた5歳の女の子、リサ・フリーマンちゃんは2か月前、
公園の自然を満喫するためにマテマテオンガ・トラックと呼ばれるコースに家族と入った。

ところが、コースをすべて歩くには数日かかるほどの長い行程の初日にして、リサちゃんはいきなりの不運に見舞われる。
バッグに下げていた大好きなクマのぬいぐるみ“ウィグルス”が姿を消したのだ。
父親のヤニクさんは「木に引っ掛かったに違いない」(ニュージーランド紙タラナキ・デイリーニュースより)と考え、必死に辺りを探したものの発見には至らず。
リサちゃんは涙を流して悲しんでいたという。

発見は困難と判断した両親は、新たなクマのぬいぐるみ“ビグルス”をプレゼントするも、リサちゃんの“ウィグルス”への想いは消えなかった。
この出来事は宿泊先の宿のログブックに記録されたが、これがその後リサちゃんに奇跡の再会をもたらすきっかけとなったという。

2か月あまりが過ぎた先日、12歳の少年ケイデンくんは、父親とマテマテオンガ・トラックに入り、この宿で一晩過ごすことに。
そのときログブックでリサちゃんがぬいぐるみを紛失したことを知ったケイデンくんは、「明日は彼女の“友だち”を救わなければ」と考えたそうだ。
そして翌日、散策しながら捜したところ、なんと生い茂る木々の中で本当にぬいぐるみを発見した。

こうしてぬいぐるみの“ウィグルス”は、6月8日にニュージーランドから、リサちゃんが住むカナダ北西部の街ホワイトホースへ無事送りだされたそう。
リサちゃんの母親ディグビーさんは「信じられない。誰かに拾われるなんて100万に1つの可能性」と、娘に代わって喜びと感謝の気持ちを示している。
一方のケイデンくんは「彼女の役に立てて嬉しいよ」と語り、父親のレネさんも「息子を誇りに思う」と嬉しそう。
少女と少年の想いと行動が、双方の家族に幸せな気持ちをもたらしたようだ。

世界で最も「遅い」ポルシェ制作、150万円近く投じた自動車型自転車。

ガソリン車に変わる次世代タイプの開発が進む、現在の自動車業界。
電気自動車をはじめ、バイオエタノール車、水素自動車など、さまざまな燃料車が誕生している。
そうした中、今度はオーストリアの芸術家がエコを実現するための新たな提案がなされた。
制作期間6か月、制作費約1万3,000ユーロ(約144万円)を投じて彼が作りだしたのは、なにやらちょっとおかしい金色のポルシェ。
実はこの車、排気物が一切出ない、ペダルで動く“自動車型”自転車なのだ。

車を作ったのはオーストリアの芸術家Hannes Langederさん。
鉄骨とプラスチック管を使ったボディフレームに、金に塗ったアルミホイルを巻いたこの車は、2人乗りの自転車となっている。
よく見ると車内にはT字型ハンドルが2つ並んでいたり、タイヤが細かったりと、随所にそれと分かる部分に気付く作りだ。
それでもランプやサイドミラー、リアウイングなど細かく特徴を再現した車体は、遠目から見ればポルシェには見えない……こともない。
ただ、走り出せば本物との違いは一目瞭然、重量99.6キロの車は時速約10キロが限界だという。

それにしても彼が150万円近くもかけて、なぜこのような車を作ったのかは気になるところ。
その点について、Langederさんは「自分が描く未来の自動車像に合う車」を示したかったからと説明している。
「オーストリアの道路では、ペダルで漕ぐ車を運転するのは合法」(英紙デイリー・メールにより)と気が付き、ならば実際に作って走らせようと考えたらしい。

公式サイト「The World's SLOWEST Porsche」には、走行シーンを収めた動画や数々の写真が掲載されている。
動画はオーストリアのサーキット「ザルツブルグリンク」で撮影したもの。
ガレージの扉が開いて走り出すポルシェ型自転車は、車体のぶれもなく滑らかな動きを見せている。
森の中の静かなサーキットで聞こえるのは、わずかなペダルを踏み込む音と、サーッというタイヤの接地音だけ。
それも少し離れてしまえば全く聞こえないが、車底部から交互に除くLangederさんの足が見えると、どこかシュールな光景にも映る。

サイドから撮影したシーンでは、車輪の回転で少し速そうにも見えるが、最後に本物のスポーツカーが追い抜いて行くとその差は歴然。
Langederさんは口を大きく開けて笑顔を見せ、むしろ車の遅さを自慢しているようにもうかがえる。実際「遅さは一種の贅沢だ」と考えているそうだ。

写真のほうではオーストリアの街中を走る様子も紹介。
その低速ゆえにほかのドライバーには迷惑だったのでは……との懸念もあるが、多くのドライバーがカメラを取り出すなど、好奇の視線を集めたようだ。

現在、この車はオーストリア・リンツにある美術館「Lentos Museum」で展示されているそう。
Langederさんのアイデアが将来の自動車に影響を与えるのかはわからないが、別のタイプの2号機にも、ぜひ挑戦して欲しいところだ。

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