九死に一生を得るための紙 | あなたと大事な人のための「今」を大切に生きるブログ

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自分よりも大事な存在はいますか?
「もし自分に何かあったら」と考えることはありますか?
誰かに伝えられないままモヤモヤしていることはありますか?

作り手と贈り手のための絵本作りの活動をしています。
伝えたいことを「遺すこと」の大切さを知ってください。

 

―もし、家に娘と2人だけでいるときに私が倒れて意識不明になったら。

 

―もし、人がいない所での事故で私が負傷し助けが呼べなかったら。

 

 

以前に書いた遺言についてもそうですが、

 

そんなこと考えたくはないんです。

 

そんなこと起こってはダメなんです。

 

それでももし、そんなことが起こってしまっても、

 

助けが早ければ私は助かるかもしれない。

 

娘は母親をも失わなくて済むかもしれない。

 

 

これは家や車など、私と娘が2人だけでいるときに、

 

もし私が事故や病気で意識がなくなり助けが必要になったら。。。

 

やっぱりパニックになるはずなんです。

 

大人でも緊急時に何をすべきか思考が乱れます。

 

でも、何かあったときに一番に見るものがあれば、娘が落ち着けて

 

助けを呼べるかもしれないと思ったのです。

 

もし娘がうまく話せない状態でも住所さえ言えれば、

 

助けにきてくれた人が娘が握る紙を見ると対応しやすいはず。

 

そういう思いで作りました。

 

 

 

A4用紙に、

 

Emergency 111

 

と、一番上に目立つようにタイプし、その下に住所と私の名前、生年月日、血液型、携帯番号、車のナンバー、車種を載せています。

 

その下には連絡が取れそうな順で親族の電話番号が7-8件。

 

家用と車内用で2枚。

 

今なら娘への説明も大丈夫だと信じ。。。

 

 

 

6歳になったころから、迷子になったときのためにと、住所と私の携帯番号を暗記させています。

 

迷子という理由は6歳でも分かりやすいですが、今回のこの紙を説明するとき、不安にさせたくないため「私が意識不明になったら」とは言えず、

 

 

「ママが屋根裏で足が挟まって降りられなくなったら」

 

 

「小さな交通事故でママの腕が痺れて電話が持てなかったら」

 

 

なんて、こんな曖昧な言い方でよかったのだろうかと

 

今でもハテナ???なのですが、

 

娘の顔に一瞬だけ疑問な顔がよぎったあとは、私が言わんとすること

 

が分かったのか、111や、連絡先からではなく番号からの

 

電話のかけかたを試し、血液型や輸血や献血の話に

 

花を咲かせて?終わりました。

 

 

 

あとは紙の存在だけをごくたまーに確認すればいいかなと思っています。

 

 


家で倒れ動けなくなった女性に代わって、

 

起動したSiriが救急車を呼び助かったとか、

 

外出先で意識不明で突然倒れた男性、

 

すぐ真後ろにいた人がたまたまオフだった救急隊員で

 

一命を取り留めた

 

という事例もあるそうで。

 

何がきっかけで助かるか分かりませんね。

 

 

 

クスクスしながらSiriに「あなたはウンチ?」と話しかけ、

 

「Not me, it's you」と切り返され大笑いしていた娘、

 

できることを信じているよ。

 

できればその紙を使うことがないことを願って。

 

ゴルフもビーサン

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