先日の伊勢神宮外宮の遥拝(ようはい)に続き、
今日はみんなでアマテラスの祀られる、内宮を遥拝しましょう!!
今はなかなか神社への旅行などもできない状況です。
ですが、日本では遠く離れた場所にある神社に向かい、祈りを捧げることができるのです。
これを遥拝と言います。
特別な能力者の仲介などなくても、その方向に向かい、その神社や神様を思って手を合わせる。
それだけでちゃんと、神様に思いは届くのです。
だけど神様だって感情があります。
自分のことをちゃんと理解してくれていればやっぱり嬉しいわけです。
どうぞ一緒に遥拝しようじゃありませんか。
解説しながら参りましょう。
さて、皆さんもご存知の伊勢神宮。
正式名称は、「神宮」(じんぐう)。
現代では、他の神宮と区別するために伊勢神宮と通称されることが多くなりました。
建立された経緯は、先日の記事でも書いているので。
ここではちょっと面白い別の情報を。。。
伊勢神宮は、日本人の総氏神として第11代垂仁天皇の御代以来、2000年以上もの歴史を持つ神社です。
かつては名だたる武将たちも、神宮を参拝していることが記録に残されています。
しかし、戦国時代になると神宮が荒廃し、存続の危機に立たされたことがあったのです。
その時に、苦難から救ってくれたのが、ナント!!お坊さんだったことはあまり知られていません。
臨済宗の寺院である、慶光院の尼、清順上人が、浄財の寄進を募るため諸国まわり、武将たちに寄付を募ることで式年遷宮を復活させたのです。
その時に、あの信長も力になったことは、
僕もブログで書いたことがあるので、覚えている方もいるかも。
伊勢神宮の存続に、お坊さんが関わっていたなんて・・・
これが日本という国の素晴らしいところかもしれませんね。
その伊勢神宮内宮
鳥居をくぐり、五十鈴川に架かる宇治橋を渡ります。
宇治橋は長さ101.8メートル、幅8.42メートル。
この橋を渡り、俗世から聖域へと歩を進めます。
三十段の石段の先にある正宮
御垣(みかき)は、外宮と同じく四重になっています。
外側から板垣、外玉垣、瑞垣(みずがき)となっていて、それより内側に内院があり、アマテラスがお住まいになっています。
内宮境内には別宮が2社。
荒祭宮は、アマテラスの荒魂をお祀りしています。
内宮に10ある別宮の中でも最も格が高いお宮で、
外宮の多賀宮同様に鳥居がないのも特徴です。
個人的なお願いは、こちらでするといいと言われていますね。
風日祈宮(かぜひのみのみや)は、外宮の風宮と同じく、風の神様を祀っています。
シナツヒコとシナトベの2柱です。
ここも外宮と同様に、かつて末社であったのが神風で日本を救ったことで、別宮に格上げされた歴史があります。
2000年以上もの長い歴史を越えて、変わらず僕たちを迎えてくれる伊勢神宮。
今日は皆さんと共に遥拝できて、僕たちもありがたいです。
参拝のコツについてはこちらもご覧ください。
↓↓↓
皆さんにとって今日も良い一日になりますように!!
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