花の顔に

晴れうてしてや

朧月(おぼろづき)

 

これは松尾芭蕉が詠んだ歌やねえ。

春が盛りの桜の花の美しい様に気後れしてか、月は朧げに姿を隠したままだなあ、と歌ったんよ。

 

おやおや、失礼しましたおいであせる

改めて。

 

皆さん、おはようございます。

気分よく起きんしたか?

 

 

ですよ。

 

この朧月っちゅう表現がわっちは好きでねえ。

お月さんには、

三日月

上弦の月

寝待月(ねまちづき)

立待月(たちまちづき)などなど。

たくさんの美しい呼び名があるやろう?

 

月の満ち欠けで暦を読んだ昔のお人は、月の呼び名ひとつにも、敬意を払ったきれいな呼び方をしたんやねえ。

そん中でも、春の夜にぼんやりかすんで見える月を「朧月」と呼ぶんは美しいわ。

大気中のチリや水分で景色がかすむ様子を、日中は「霞」(かすみ)といいますけども、夜は特別に「朧」(おぼろ)というんやから、おもしろいもんやねえ。

いつしか、朧月は春の季語にもなっているんやよ。

 

そんな風に風情のあるお月さんも。

冒頭の歌のように、時には美しい桜に気後れしたり。

満ち欠けで存在感が小さくなることもあるでしょう。

 

これは、人生も同じや。

 

調子のええ時もある。

うまくいかん時もある。

月の満ち欠けのように、運にも周期があるもんや。

調子のええ時はいいんよ。どんどんその調子で動けばよろし。

大事なんは、調子の悪い時なんよ。誰でもそんな時はあるもんや。

そんな時、人はどうしても焦ってしまいます。

せやけど、運気が悪いと感じた時は運を育てるチャンスなんよ。

足場を固める意味でも、

・勉強する

・準備をする

・練習する

いざ、動き出す時のためにじっくり準備する時期だと思えばええ。

満月の日にすぐに動けるように。

朧月夜には、じっくりと腰を据えてやるべきことをやりましょなあ。

 

人生にも、そんなメリハリが大切やよ。

突っ走りはずっと続きません。

必ず、満ち欠けがあるもんやよ。

 

なんや今朝は、語ってしまったねえ。

これも昨夜のお月さんのせいかもしれんわ。

 

おほほほほ。

 

それでは皆さん、今日もいい一日にねえ。

行ってらっしゃい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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