① 全自衛隊基地の米軍使用
② 核兵器の陸上配備
この2つには 絶対
反対したい。
即
平和の為に
破滅に繋がる道を
せき止めることだから。
いずれも以前から
アメリカの軍産複合体
のシンクタンクで、
集団的自衛権とともに
日本の課題とされ
てきたテーマだからだ。
今回の選挙結果がどうであれ、
日本の首相に選ばれた人物には、
① 全自衛隊基地の米軍使用
② 核兵器の陸上配備
この2つの課題を
早急に実現せよという
強烈な圧力がかかることになる。
そのときわれわれ一般人は、
いったいどう考え、行動して
いけばいいのか。
その手がかりとなる情報を、
以下、簡単にスケッチしておきたい。
「自衛隊基地の米軍使用」については、
多くの人が知らないだけで、
すでに進行中の現実である。
たとえば下の図のように、
現在、富士山の北側と東側には
広大な自衛隊基地(富士演習場)が存在する。
ところが現実には、
これらはすべて事実上の米軍基地なのである。
というのも、この広大な自衛隊基地は、
当初は米軍基地だったものが、
1950年代から60年代に
かけて
日本に返還された
ことになっているのだが、
なんとそのウラ側では、
日米合同委員会
での密約によって、
米軍が
「年間270日間の優先使用」
をする権利が合意されているのである。
年間270日、
つまり1年の4分の3は優先使用
できるのだから、
これはどう考えても事実上の
米軍基地なのだ。
・・・・・
というのも今後、
核兵器の地上への配備
がおおやけに
議論されるようになったとき、
それがいくら公平な議論
のように見えても、
結論は
すでに決まっているのだ。
核を地上配備するのは、
沖縄の嘉手納と辺野古の
弾薬庫だということだ。
本土への復帰前は沖縄に、
最大1300発もの核兵器が
地上配備されていた。
そして嘉手納と辺野古には当時
それぞれ数百発の核兵器が
貯蔵されていた
巨大な弾薬庫がいまもあって、
さらにはそれを
「将来必要になったらいつでも
使えるように維持しておく」
という密約まで結ばれているのだ
(1969年の佐藤・ニクソンによる「核密約」)。
黙っていれば、
自然にそういう流れが
できてしまうことは確実だ。
この沖縄への
核兵器の地上配備だけは、
日本人全員で
絶対に
食い止めなければ
ならない。
おそらく身勝手な
本土の人間たちは、
「沖縄なら自分は安全だ。
核兵器だろうと何だろうと、
配備すればいいじゃないか。
オレには関係ない」と考えるかもしれない。
ところが、そうはいかない。
核兵器の配備について
「沖縄ならいいか」
と思った瞬間、
北朝鮮対策という名目で
沖縄に核が配備されると
自動的に
日本と中国の間で
核を撃ち合いかねないという
「恐怖の均衡」
を成立させてしまうのである。
そうした
最悪の結果がそこには
待ち受けているのだ。
けれども逆に、
核の地上配備を
沖縄と
連帯する形で、
日本人全体で
拒否することができれば、
北朝鮮とアメリカの間で
「恐怖の均衡」が成立し、
バノンが予言していたとおり、
やがて北朝鮮の核開発の凍結
とひきかえに、
米軍は朝鮮半島から撤退し、
日本の朝鮮戦争レジームも
終わりを告げることになるだろう。
われわれ日本人が望んでやまない
「みずからが主権をもち、
憲法によって
国民の人権が守られる、
本当の平和国家
としての日本」
という輝ける未来は、
その先に
訪れることになるのである。
記事抜粋
お読みいただきDanke(ドイツ語のありがとう)です。
この2つには絶対
反対したい。
即
平和の為に
破滅に繋がる道を
せき止めることだから。
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