警察

今日の昼過ぎのことです。授業準備をしていたら、
突然、裸足の女の子が教室に入ってきて、
意味の分からないことを話しかけてきました。
どこから来たのか聞いても、本人も分からず、
もちろん、そのまま
追い返すわけにもいかず、
警察に電話して、保護要請を告げました。
塾に警察官やパトカーが来ることは、
抵抗感がありましたが、仕方ありません。
授業の時間が近づき、面談の保護者も来るので、
早く連れて帰って欲しいと思いましたが、
のんびりと事情聴取をしている人の良さそうな
年配の警察官の素朴な態度が悪くなかったので、
市民として協力しているのだと自分に言い聞かせていました。

それにしても、授業中だったらと想像すると、
生徒も驚くでしょうし、僕自身も冷静に対応出来たか、
と思ってしまいました。

どうやら、最近、近所にできた施設から、
抜け出した人だったらしく、すぐに身元も分かり、
パトカーに乗って帰って行きました。

事故を見て通報したことはありますが、
こんなことは初めてでした。

その施設からからは、何の連絡もありませんでしたが、
いったいどんな管理をしているのか、
疑わしく思いました。
事故や事件に巻き込まれたら、どう責任を取るのでしょうか。

授業前に、大変気疲れをした一日でしたが、
いい経験をさせていただきました。

雨ニモアテズ

　雨ニモアテズ　風ニモアテズ

　雪ニモ　夏ノ暑サニモアテズ

　ブヨブヨノ体ニ　タクサン着コミ

　意欲モナク　体力モナク

　イツモブツブツ　不満ヲイッテイル

　毎日塾ニ追ワレ　テレビニ吸イツイテ　遊バズ

　朝カラ　アクビヲシ　　集会ガアレバ　貧血ヲオコシ

　アラユルコトヲ　自分ノタメダケ考エテカエリミズ

　作業ハグズグズ　注意散漫スグニアキ　ソシテスグ忘レ

　リッパナ家ノ　自分ノ部屋ニトジコモッテイテ

　東ニ病人アレバ　医者ガ悪イトイイ

　西ニ疲レタ母アレバ　養老院ニ行ケトイイ

　南ニ死ニソウナ人アレバ　寿命ダトイイ

　北ニケンカヤ訴訟（裁判）ガアレバ　ナガメテカカワラズ

　日照リノトキハ　冷房ヲツケ

　ミンナニ　勉強勉強トイワレ

　叱ラレモセズ　コワイモノモシラズ

　コンナ現代ッ子ニ　ダレガシタ

賢治が生まれて１００年あまり。
そのころ日本中はどこも貧しかった。

ネットのニュースから拾ってきました。
どこかの高校の校長が作ったらしいですが、
よく出来ています。

僕は宮沢賢治の“雨ニモマケズ”が大好きで、
たまに生徒に読んであげますが、
こっちは親に読ませたいと思いました。
もちろん、全ての子供がそうであるとは思いません。
僕が教えている生徒の中には、しっかりと物事を判断して、
勉強に取り組んでいる者もいます。
ただ、残念ながら当てはまる子供もいます。

豊かな国の子供がこんな風になってしまうのは、
どこに原因と責任があるのでしょうか？

紹介

２年前の卒業生の妹が入会しました。
中３です。お兄さんは都立高校２年です。
母子家庭で裕福とは言えない家庭の生徒です。
だからこそ、頑張ってと応援したくなります。
もちろん、どの生徒も同じように教えていますが、
こういう生徒には特に気持ちが入ってしまいます。

今までいろんな子供に接して、いろんな親にも会いました。
どの生徒にも、常に向上してもらいたいと、
そう願ってやってきましたが、
なかなか伝わらないものです。

しかし、こういう生徒が来てくれると、
自分のやっていることは、
間違ってないかも知れないと、
少しだけ自信が持てます。

明後日から授業を受けに来ます。厳しく指導します。
みんな同じように。

祈り

いつでも君の幸せを願っています。

I am a father
performed by Shogo Hamada

義憤

中２国語の問題文に出てきた言葉です。
自分のためでなく、他人のために
憤りを感じるということです。

中２の生徒に義憤を感じることが今までにあったか、尋ねてみましたが、
ないという生徒がほとんどでした。

まだまだ、自分達のことで精一杯でしょうが、
これから、しっかり社会に目を向けて、
色々なことを感じてもらいたいと願っています。

ところで、月末に参議院選挙があります。
もちろん与党に入れることはありません。
かといって、どこに投票すべきか‥‥‥。

しっかり、考えて投票に行きます。
投票日は講習初日です。

夏期講習〜準備

明日から外部生の受付が始まります。
今日までに内部生の受講確認を終わらせて、
と思っていましたが、まだ未定の生徒も何人かいます。

集団指導の授業形態だけならば、
定員まで受け付ければいいのですが、
個別指導が入ってくるので、
講師の手配と配置、生徒の受講申し込み、
これを同時に行なうのはかなり大変です。
その上、自分の授業の予習まであります。

年に一度だから出来ることです。

今年はここにきて、
生徒数の増加にブレーキがかかっています。
明日から巻き返しを図っていきます。

送別会

ある教室の責任者が退社するということで、
今日、仕事が終わってから何人かで集まりました。
会社には色々な考えを持った人がいて、
組織に合う人も合わない人もいます。

彼は残念ながら、
会社にも仕事にも合わなかったのです。
仕方ないと思います。

何を仕事に選んでも、不平を言う人はいます。
どんなことにも不満を持つ人がいます。

僕は好きな仕事に就けたことに感謝しています。
明日も楽しく仕事をします。

七夕

都会の空には、
天の川もこと座のベガもわし座のアルタイルもありません。
年に一度すら会えないのです。

短冊に願いを込めて書くこともなくなって、
そうして、一年一年、歳を重ね、
いつしか老いていきます。

果たして、子供たちの未来は明るくなるのか、
それは、彼らの肩にかかっているのだと、
日々教えています。

いったい世界はどこに向かっているのでしょう。

体力

夏日にも関わらず、
ほとんど汗をかかずにいる毎日です。
昼過ぎから教室の中にいて、
涼しくなった夜に帰宅しています。

こんな生活を毎日送っていたら、
きっと、ダメな身体になります。
休みは家でごろごろしているし、
何か対策を立てて、体力を取り戻さないと‥‥‥。

数Ⅱ

今日は自習に来た高校生と一緒に、
数十年ぶりに数Ⅱ（高校２年）の数学の問題をやってみました。
とても、教えることは出来ませんが、やってみると、意外に解けたので、
なんだか嬉しくなりました。

軌跡を表す式を求める問題では、
中学生の理論で十分対応出来る問題もあるので、
やはり、中学までの基礎学力は大切なんだと思いました。

ただ、数学が嫌いで、高校では文系のコースに行ったのに、
まさか、また、こういう問題を解くとは思ってもいませんでした。

明日は高校生に理科を教えなければならないのです。
もう、覚えていません。
アイソトープとかmol数とか、早く行って予習です。