雨ニモアテズ | はみだし講師ラテン系!

雨ニモアテズ

 雨ニモアテズ 風ニモアテズ

 雪ニモ 夏ノ暑サニモアテズ

 ブヨブヨノ体ニ タクサン着コミ

 意欲モナク 体力モナク

 イツモブツブツ 不満ヲイッテイル

 毎日塾ニ追ワレ テレビニ吸イツイテ 遊バズ

 朝カラ アクビヲシ  集会ガアレバ 貧血ヲオコシ

 アラユルコトヲ 自分ノタメダケ考エテカエリミズ

 作業ハグズグズ 注意散漫スグニアキ ソシテスグ忘レ

 リッパナ家ノ 自分ノ部屋ニトジコモッテイテ

 東ニ病人アレバ 医者ガ悪イトイイ

 西ニ疲レタ母アレバ 養老院ニ行ケトイイ

 南ニ死ニソウナ人アレバ 寿命ダトイイ

 北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ ナガメテカカワラズ

 日照リノトキハ 冷房ヲツケ

 ミンナニ 勉強勉強トイワレ

 叱ラレモセズ コワイモノモシラズ

 コンナ現代ッ子ニ ダレガシタ

賢治が生まれて100年あまり。
そのころ日本中はどこも貧しかった。

ネットのニュースから拾ってきました。
どこかの高校の校長が作ったらしいですが、
よく出来ています。

僕は宮沢賢治の“雨ニモマケズ”が大好きで、
たまに生徒に読んであげますが、
こっちは親に読ませたいと思いました。
もちろん、全ての子供がそうであるとは思いません。
僕が教えている生徒の中には、しっかりと物事を判断して、
勉強に取り組んでいる者もいます。
ただ、残念ながら当てはまる子供もいます。

豊かな国の子供がこんな風になってしまうのは、
どこに原因と責任があるのでしょうか?