new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~ -59ページ目

ぼろが出る

2世帯同居のこの一軒家。
内装はリフォームしてあり壁も床も綺麗である。
けんど、実際に暮らしてみると20年は経っているのだろうか、空き家にしていた時期が長かったのかいろんなとこからぼろが出てくる。
 
1階の洗濯機のホースを繋ぐ水道管から水がもれるのでパッキンを交換。
1階の換気扇が壊れているので丸ごと交換。
お風呂のシャワーのホースがカビだらけなので丸ごと交換。
お風呂のガスが途中で切れてしまうのでお湯若四季を丸ごと交換。
2階の部屋の照明のかさがぽろっととれるのでガムテープでくっつけて応急処置。
2階の網戸があけようと思うとポロリと外れて落下。
一部のクーラーのリモコンが行方不明。
結構あるもんです。
 
管理会社からは家賃払って住んでいるのだから済み初めでおかしいところはどんどん言ってねと言われているけれどあとをたたない。
まあこんなもんかもしれんが見た目がきれいなので良しとしよう。
住めば都ってとこかなぁ?

姉ちゃん来訪

両親と同居して3週間。
その様子を見に姉ちゃんとお兄さんがやってきた。
車で校則を使い1時間30分。
11時30分頃、無事着く。
お昼を一緒に食う予定としていたので、混み始める前に外へ出る。
和風レストランに到着。
わしとおやじは刺身定職。
姉ちゃんとお兄さんとおふくろは日替わり会席、妻は改選丼、娘は海老天ぷら丼を頼む。
やってきたそれぞれのしなのボリュームがすごい。
それに盛ってある器が綺麗だそうだ。
満腹になってお城近くの日本庭園を見に行く。
四季折々の草花が見られるのだが今はちょうどメインのものがない。
けんど池や小川などありなかなかのものである。
自宅に戻り家の中を見学する。
1階と2階を合わせて7・2DKのあまりに広い間取りに驚く。
今更こんないい2世帯の物件に社宅扱いで済めることになったことに感謝する。
ラッキー以外の何者でもないと思う。
 
今日は土用の丑。
会社で鰻の予約をしていたのでわしの会社のスーパーに取りにいく。
熊本産の鰻の蒲焼4本。
これを皆でうな丼にして食う。
やっぱし国産の鰻はうまい。
7時過ぎに姉ちゃん夫婦は帰っていった。
両親もわしら家族と同居できていることを姉ちゃん夫婦に見てもらって安心したようである。
これからもそれぞれの生活は尊重しつつ助け合っていこうと思うのでした。

全英オープン

昨晩というか昨朝というか全英オープンを夜通しテレビで聞いた。
見る気はなかったのだが夜の10時30分過ぎからリョウ君とタイガーウッズが一緒にコースを回っている事を聞き最初から生放送で聞いてたらとうとう朝の3時30分までずっと聞いてしまった。

最終的にはリョウ君もタイガーも予選落ち。
ゴルフって技術的なことはもちろん精神的プレッシャーにもずいぶん左右されるもんだと思った。
おかげで睡眠時間は3時間。
仕事が辛かった。
今日の日曜日は休み。
岡山にいるわしの姉ちゃんがわしら家族と両親が住むこの新居を見にくるという。
わしはええが奥さんはなかなか会社が休みだとはいってもゆっくりくつろげる日がないと可愛そうでもある。
けんど姉ちゃんも両親がどのようにわしら家族と同居しているのか気になるんじゃろうなぁ?
昼飯一緒に食いにいって、天気よければ姫路城近くの公園にでも散策してみようと思う。
 
わしも最近どうも仕事の疲れがとれない。
食欲はあるのだが、夕食食って晩酌するとどうも身体がだるく足もだるい。
よく考えると最近気温が高くなり、会社では一日中エアコンがついている。
吹き出し口の下にいるわしはおなかも冷えてグルグルするし10時間近くそんな状態でパソコンの前に座っているのでよくないのかもしれん。
一眠りして夜中に目が覚めるとけっこう疲れはとれているみたい。
このブログを投稿して寝るとしよう・・・。

音声入力

先日、購入した形態電話。
なんとなく文章入力できるようになったとは言え、ノートパソコンで両手でタッチタイピングで入力をするのと違い、片手一本でせこせこ入力するのはいたしい。
携帯のガイドを聞いていると
「音声入力をする時はカメラボタンを押してください。」
とある。
そんでもってそのボタンを押すとオプション契約しないと使えないとの音声サポート。
早速その契約を設定する。
月額オプション利用料200円。
早速試してみる。
「決定ボタンを押して音声入力を開始してください。準備はいいですかぁ?」
と女性のガイド。
入力したい内容を携帯に向かって話す。
もう一度決定ボタンを押すと、しばらくおいて画面に放した内容が表示されている。
漢字変換もされていてほぼ完璧な文章が完成している。
再度決定ボタン押してメールの文章作成完了。
長い文章も30秒で完成。
驚いた。
たいしたことないだろうと思っていたら、こんなにも性格に文章作成できるなんて。
これでいつでもメールが送れるわいと思ったけれど、正直なかなか日々の生活で携帯からメール送ることは少ないんじゃよねぇ。
今は万歩計以外は出番がない携帯君なのでした。

携帯電話

5日の朝、妻がふと言った。
「お父さん、携帯を買ってあげようか?」
そう、わしは未だに携帯電話を持っていなかったのである。
妻が今持っている携帯の機種変更をしたいとのこと。
娘が高校に入学したので形態を買ってやろうと思ったこと、
そしてわしの通勤距離が長くなり両親と同居することとなり、緊急の連絡やメールをするのに必要だと思ったのであろう??
 
早速商店街にある携帯ショップへ・・・。
お兄ちゃんと妻の携帯がAUであり家族の無料通話ができるようにとAUショップへ行く。
妻と娘の携帯は案外スンナリと決まる。
しかーし、視覚障害であるわしは音声入力と音声操作ができるものでないと駄目。
しかーし、AUには簡単携帯なるものが売ってはいるが音声対応にはなってないとのこと。
そこで、妻と娘はAUの携帯を買い家族割引なんぞを設定。
わしは隣にあるドコモショップへ・・・。
視覚障害者の間ではほとんどが使用しているという「ラクラクホンⅤ」を見せてもらう。
触らしてもらい音声操作も体験させてもらい5分でこの機種に決定。
というか、視覚障害者にはこの携帯しか仕えないって感じである。

契約をして大まかな設定をしてもらい帰宅。
そして音声操作でほとんどの詳細な設定が自力で完了した。
メールの入力もどうにかできるようになる。
もちろん全て音声操作である。
便利な世の中になったもんじゃねぇ。
 
早速、今日、夕方に妻からのメールがチロリン。
「今日は遅くなるから炊飯器に炒飯が作ってあるよ。」
即、「わかった」と返信する。
帰る前のロッカーで娘に携帯から電話。
「今から帰るよ。」
今までにはないパターンじゃなぁ。
これでわしも普通人の仲間入りかぁ。

迷惑コメント

晩酌してお風呂入ってベッドに寝っ転がったらこんな時間に目が覚めてしまった。
昨日は両親の住民票の転入や後期高齢保険の手続きなんぞをして、新しいちょっとした洋服ダンスや整理ダンスなんぞを買いに行きほんまの意味での両親の引越しが完了しわしら家族との二世帯の生活が始る。
基本はそれぞれが今までと同様できることはしてもらい別々の生活をする。
けんど、できなく困った時なんぞはお互いに手伝い、わしと妻が会社が休みの時は一緒に夕食を食う。
まあ、あまり干渉しないってとこでいくのである。
その方がお互いに楽だしね。
 
と落ち着いたとこでわしのブログのコメント承認待ちのメンテをしようと見て驚いた。
毎日のようにメールにコメント記入のメッセージが入って異端じゃがほとんどが迷惑コメントなのである。
どうせ機械的で巡回しながらコメント記入しているんじゃろうが何が目的でこんなコメント書いていくんじゃろうなぁ?
ほんま困ったもんである。
 
けんど、その中にはいつもわしが真っ先に訪問する方からのコメントもありあわてて承認した。
せっかくコメント書いてくださったのに、
「どうして私が書いたコメントが反映されないのかなぁ?」
と心配をしていただろうになぁ。
ゴメンチャイ。
今日からはまめにメンテしまっす。
すでに外は明るい。
鳥が「チュンチュン」「カァーカァー」鳴いている。
新聞屋さんのバイクの音が聞こえる。
今日は会社、引越し騒動が落ち着いたので、本腰いれて仕事もがんばらねば。

引越し第2弾 無事終了

27日に荷物出し舌萩市から28日(日)にわしら住む姫路に荷物降ろし完了した。
そして今日29日(月)にラクラクパックでのダンボール箱からの荷物出し完了した。
わしは今までラクラクパックなんぞは利用したこともなかったんじゃが、その様子を2階からじっと見守っていた。
10時に引越しセンターから女性3人組登場。
50箱近くあるダンボールから順番に荷物を出して復元していく。
昼休み1時間を含んで2字過ぎにはすべての出だし完了。
見事に生活できる空間が復元されたのである。
通常では2週間はなんやかやとかかることが集中して5時間で完了するとは驚きだった。
これで両親とわしら家族の新たな生活ができるのである。
両親も新居に満足してくれた。
けんど何と言っても今回のことはわしの奥さんの協力と理解なくしてはありえなかったことであり、感謝してもしきれないのである。
妻よ、ほんまにありがとう。
これからもよろしくね。

引越しパートⅡ

いよいよ明日27日(土)に両親のこちらへの引越しである。
らくらく荷造りパックにしているので、前日の今日、10時から5人くらいで荷造りにくるとのことである。
わしの実の姉ちゃんも応援にかけつける。
明日27日10時から荷物をトラックに詰め込みいざ姫路へ。
両親も新幹線で姫路へ。
駅までわしらが迎えにいき、こちらの家の間取りを確認してもらい、2日間は近くのホテルに泊まってもらう。
28日(日)は朝10時からこちらへの荷物おろし。
昼からは電気屋がテレビの配線とチャンネル合わせと洗濯機の設置にくる。
29日(月)にらくらくパックでの荷物の荷解きに引越し業者がやってくる。
電話の回線工事とガスのコンロのプロパンから都市ガスへの部品交換にもやってくる。
ソファーや簡易な洋服ダンスなどはこちらでそろえるとのことなので昼からはホームセンターに買い物に行くのかなぁ?
まあ、今回は荷解きを引っ越し業者がやってくれるので気が楽である。
転機がよければええがなぁ?

気に椎なわし

わしは気にしいである。
それが最近、特にひどくなったような気がする。
会社の仕事のこと。
自分の視覚障害のこと。
わしら家族の引越しのこと。
引越しに伴ういろんな変更手続きの事。
親の引越しのこと。
まあ気にしなければいけないことが多すぎるのである。
 
そんな時にわしら引越し後のメインバンクの住所変更の書類が戻ってきた。
今までと同じくわしが視覚障害のため妻が全て内容を記入した。
必用な住民票や身分証明、印鑑証明などを添付し郵送した。
広島にいる時のマンション購入時の住宅ローンをくんだ銀行なので近くにないのである。
その銀行から記入は本人でないとだめなので再度書き直してくれと言ってきたのである。
過去、ローン契約時にどうしても署名が必要で銀行屋さんの指で示した箇所にどうにか署名しただけであとは妻の代筆でOKだったのに。

そんなことがなぜかしらわしの胸にドシーンときて落ち込んでしまった。
そんなわしを励まそうと刺身や焼き鳥なんぞを買ってきてくれた妻。
いろいろと気を使ってくれた妻。
そんでもわしはまた休みの日に銀行に電話してどうにかならんかと聞かなければいけないと思うとどうにも気が沈むのである。
今日も憂鬱な気分で会社から帰ると妻が、
「お父さん、私が今日銀行に電話かけて担当者に説明しといたよ。返却してきた書類をそのまま返送してくれれば手続きはしますよと言ってくれたよ。ハイこれ明日ポストに入れ問いてね。」
あーー、よかった。
やっぱし妻は最高である。
わしの気持ちを一番わかってくれていたんだね。
これでわしら家族の引越しに関する手続きは全て終了した。
今週末の両親の引越しに集中できるわい。
そんなわしを見て、
「今日はよくしゃべるんじゃね。やっと元のお父さんに戻ったね。」
と妻もうれしそうであった。
わしは一生あんたについていくでぇ。
ほんまにありがとう、お母さん。

障害者軍団

2002年の4月にわしが今の本社に職場復帰し8年目に入った。
300名近いこの本社を見渡しても障害者登録されていたのは3名程度であった。
わしが視覚障害、あとの2名はしたい不自由。
姿態不自由と言ってもパソコン操作は健常者どおりにできちょっと手足が不自由ってとこ。

けんどこの4月からわしの所属する人事教育部にも脳梗塞で小脳を全摘出した社員と交通事故で1時既得まで陥った社員が数年の入院生活の後、職場復帰してきた。
そんでもってわしはその二人の障害者職場復帰組の先輩ってとこで昼飯も一緒に食っていろいろと話をしている。
 
若い交通事故の社員は早く店舗の売場で働きたいと言う。
けんど交通事故での後遺症と言うか少し精神的に不安定な様子。
小脳摘出の社員は逆に55歳近い年齢でもあるのか、とりあえず働けていればいいって感じ。
そのわりには仕事の支持を受けた時に文句が多い。
若い交通事故の社員もいつも他の人の文句ばかり言っている。
支持された仕事についても
「あのおっさんは自分の仕事をまるなげでわしにやらせようとしている。」
なんてほざいている。
わしは、
「仕事を支持されるだけええじゃないか。」
と諭すのだがどうもいけない。
 
わしが職場復帰した時はひたすらじっと我慢の子で、3年目くらいからようやっと自分の意見も言いつつ、自分の仕事の職域を広げてきた。
そんで3年前と今年の3月に2階級登用試験で合格し昇給するまでいたった。
あんたらはまだ職場復帰してまだ2ヶ月ですよ。
文句ばかり言っているんじゃあないよ。
なーーんて面と向かって言えるわけではないがその対応については支持している上司はええようには思っていないじゃろうなぁ。
自分で自分の首を閉めているようなもんじゃけどなぁ?と思うしだいなのでした。