障害者軍団 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

障害者軍団

2002年の4月にわしが今の本社に職場復帰し8年目に入った。
300名近いこの本社を見渡しても障害者登録されていたのは3名程度であった。
わしが視覚障害、あとの2名はしたい不自由。
姿態不自由と言ってもパソコン操作は健常者どおりにできちょっと手足が不自由ってとこ。

けんどこの4月からわしの所属する人事教育部にも脳梗塞で小脳を全摘出した社員と交通事故で1時既得まで陥った社員が数年の入院生活の後、職場復帰してきた。
そんでもってわしはその二人の障害者職場復帰組の先輩ってとこで昼飯も一緒に食っていろいろと話をしている。
 
若い交通事故の社員は早く店舗の売場で働きたいと言う。
けんど交通事故での後遺症と言うか少し精神的に不安定な様子。
小脳摘出の社員は逆に55歳近い年齢でもあるのか、とりあえず働けていればいいって感じ。
そのわりには仕事の支持を受けた時に文句が多い。
若い交通事故の社員もいつも他の人の文句ばかり言っている。
支持された仕事についても
「あのおっさんは自分の仕事をまるなげでわしにやらせようとしている。」
なんてほざいている。
わしは、
「仕事を支持されるだけええじゃないか。」
と諭すのだがどうもいけない。
 
わしが職場復帰した時はひたすらじっと我慢の子で、3年目くらいからようやっと自分の意見も言いつつ、自分の仕事の職域を広げてきた。
そんで3年前と今年の3月に2階級登用試験で合格し昇給するまでいたった。
あんたらはまだ職場復帰してまだ2ヶ月ですよ。
文句ばかり言っているんじゃあないよ。
なーーんて面と向かって言えるわけではないがその対応については支持している上司はええようには思っていないじゃろうなぁ。
自分で自分の首を閉めているようなもんじゃけどなぁ?と思うしだいなのでした。