今朝も早起きをした
たっく@長男とちゃあ@次男が社会人になって必然的に早起き
家族を見送ることは結婚する前からあたしが育った家では普通のこと
もちろんあたしもその伝統を受け継ぐことになっていまに至る
例えば、夫婦ケンカしたときも
見送りはするのが当たり前
ダンナくんも振り返り手を振る
子供たちのことを叱った日の朝も
子供たちは振り返り手を振る
家族の姿をカドを曲がるまで見送るのが毎朝の日課
今日も子どもたちを見送り
気持ちいい気候を肌で感じながら…
ん?
んん??
逆走して交差点に来た黒の車
「おまわりさん!あの人逆走して…」
あ、朝の見守りをしていた交番勤務のおまわりさんが対応してる
危なかったね〜
車を降りて交番に走っていった男性
ものの数分で…数分あったっけかな?
車をバックして通常の道に戻り、大通りに出て
第2通行帯を走行
あれ?
車を移動させられたんじゃないのか?
あ、おまわりさんが黒の車に手を振ってる
どいうこと?
その行動が謎でしかなくて ずっとりんに話していた
「ねーねー、りん.どう思う?見逃したの?違反切符もらってないよ彼」
「どうしてだろう?そんな不公平があってもいいのかなぁ?」
あたしの疑問を解きほぐして欲しくて
でもどうしていいのかわからなくて悶々と交番んも前にいるおまわりさんを窓から見ていた
交番の前を通り町の人に挨拶してる
なんだか穏やかな人柄を感じた
「きっと注意してくれたんだね。すごく当たり前のことだったのかもしれないな」
いけないことをしたら罰金…が当たり前になっていたけどあのおまわりさんが当たり前の対応なんだよね
すぐに罰金!が当たり前になって警察は敵みたいなかんかくになっていたけど
あんなおまわりさんがたくさんいたら、みんなギスギスせず優しくなれるんじゃないかな
きっと、交番に呼ぶという形式的なことはするけど
「標識を見落とさないように気をつけないと事故に繋がるから気をつけて」
なんてことを優しい顔で話したんだろうな
それを聞いた男性も「すいません」って心から言えたと思う
「はぁ〜?見逃されるっておかしいよね。違反は違反なのに!」
なんて不公平さをグチグチ言ってる自分がちょっと恥ずかしく感じた春の朝でした
あんなおまわりさんがいる街の住民で幸せだな〜
Fin