12月21日(木)
最寄り駅の周辺にある胃腸科に紹介状を持ってでかけた
ここは、初診も予約を取るから余裕を持って診察してくれそうだ
内科から紹介状をだされて、年内は無理かと思ったのに、何故か2日後には胃腸科の待合に座ることが出来た
待つこと30分
名前を呼ばれて診察室の中に入る
初めからずっと観察している先生を感じる
「はじめまして、よろしくお願いします」
そう言って座る
問診を経て、今までの経緯をはなす
自分のことは忘れそう、なんだっけ?
何度も自問しながら思いだす
ちゃんと向き合ってくれる先生だ
ひとつひとつ話を落とさずに聞いてくれた
そして、先生からもたくさんの情報をだしてくれた
カルテをそっと置く
どうしたんだろ
「○○さんは、聡明な女性だからきっと病気は治りますよ」
聡明な女性…国語の教科書か偉い先生の書く小説でしか聞いたことの無いセリフだ
どーいう意味か漠然としかわからないけど、きっと褒めてるはず!
なんだか嬉しかった
きっと治る
うん、この先生と戦おう
検査結果でどんな病気が見つかっても…見つからないことはないからな
放っておいた罰だから、真摯に向き合おう
「まずは年内に胃カメラさせて欲しい」
え?そんなすぐ?
えっと、えっと…予約どうなってるっけ?
数時間取らなきゃダメなんだよね?
んっと、どーしよう
年内にってことは、状況を急いでみたいってことだよね?
そして、25日に決まった
決まってホッとしたけどさ
クリスマスじゃん
イブには夜の8時以降飲み食いできないってことじゃん
えー?最悪〜
でも仕方ない!
全て自分のシナリオだもんね
つづく⇒