味噌麺処 田坂屋@池袋
2023年3月4日オープン「味噌麺処 田坂屋」に行きました。
「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀 池袋店」を出た後は池袋西口方面に移動し、向かった店は味噌麺処 田坂屋。
去年オープンした味噌ラーメン専門店の中でもトップクラスに評判となり、オープン日初日は大行列ができた味噌麺処 田坂屋店主田坂氏は東京を代表する味噌ラーメン店「味噌麺処 花道庵 野方本店」出身。
当ブログをご覧になって頂いてる方なら花道庵を相当再訪してるのはご存じだと思いますが、田坂氏は花道庵の前身「味噌麺処 花道」時代から修行し店長を任されていた方で田坂氏が在籍してた時は行けばほぼ100%厨房にいて花道庵店主垣原氏のほうが見かけない時のほうが多かったです。
田坂氏は上京して味噌麺処 花道を食べたら衝撃を受け通い常連客だったが2017年に弟子入りし、約5年半修行して花道庵公認独立店として池袋に店を構えた。
次は間違いなく田坂氏が独立するのは分かってましたが、まさか池袋で独立するとは!
花道庵店主垣原氏も夢にも思いませんでしたと呟いていたが、同じ池袋には東口ですが花道公認独立店第1号店となる「麺処 花田 池袋本店」があり、東に花田、西に田坂と2軒も花道(花道庵)から独立した味噌ラーメン専門店がある。
ちなみに他の公認独立店は、荻窪に2018年10月1日オープン「味噌っ子 ふっく」、と所沢市に2020年12月27日オープン「麺屋 幸生」、関内駅前のCERTE6Fに2024年3月14日オープン「味噌麺処 にそう」があります。
店の場所は東京メトロ有楽町線 池袋駅1b口から徒歩3分ほど。
1b口出たらすぐの都道441号線 劇場通りを有名洋食レストラン「キッチンABC 西池袋店」がある西池商店会を進み「横浜家系らーめん 武蔵家 池袋店」の先にあるビルフェリース西池袋1Fにあります。
なお、田坂屋の前もラーメン店で行こうと思ってたら閉店してしまった「家系ラーメン 福袋(閉店)」。
店内は厨房も含めかなりこぢんまりした造りで、カウンター席後ろ通路は横歩きしなければ通れないほどゆとりはなくシンプルな内装。
厨房前に逆L字型カウンター9席。
14時50分頃に到着すると満席で外待ち2人でき、最後尾に付いたらすぐ先客2人組が案内され誘導してたのが田坂氏で、次に私を呼んだら田坂氏は裏口から居なくなり厨房に男性スタッフ3人体制で切り盛り。
券売機。
メニューは、味噌ラーメン900円・ミニ味噌ラーメン700円・辛味噌ラーメン930円・ミニ辛味噌ラーメン730円・あえめん930円・ミニあえめん730円・IWGP激辛ラーメン1080円・ミニIWGP激辛ラーメン780円・麺大盛り100円・麺特盛り200円・チャーシュー300円・味玉100円・ネギ100円・魚粉50円・フライドガーリック50円・生たまご50円・辛子たまご(ウズラ5個)200円・メンマ150円・半ライス100円・ライス150円・ミニ豚丼330円・ミニ豚丼(辛)350円など。
花道庵と同じく基本の味噌ラーメン、辛味噌ラーメン、あえめんと激辛味噌ラーメンの番長ラーメンに当たるIWGP激辛ラーメンの4種類。
IWGPは池袋西口から名付けてるはず!
味噌つけめんや油そばなどは無く、汁なし味噌ラーメン850円が売り切れランプ点灯してましたが今後販売するのかな。
サイドメニューも花道庵のぶたごはんに当たるミニ豚丼とミニ豚丼(辛)があり、花道庵名物チンピラ玉子に当たる辛子たまごもあります。
卓上調味料は自家製ラー油・おろしニンニク・お酢・胡椒。
注文したのは「味噌ラーメン」¥900+「ミニ豚丼」¥330
初訪時はデフォルト味噌ラーメンとミニ豚丼と決めていた。
ルックスは花道庵の味噌ラーメンと味噌ダレの色合いなど似てますが、修行先には入ってない背脂がデフォで入りモヤシの他に細切りネギを添えています。
スープは背脂濃厚味噌。
花道庵の弟子の味噌ラーメンは修行先の味を踏襲しつつ全く同じコピー味噌ラーメンには仕上げず、どの店もオリジナリティを加えていますが田坂屋ではラードを使用せず背脂を代わりに使用。
出汁は豚骨・鶏ガラの動物にジャガイモなどのベジポタ要素も入ってるらしく、出汁から出た粘度は低いけど濃度は修行先同様絶妙に高めで、この出汁感だけでも十分過ぎる。
モヤシを都度調理して炒めた後に白味噌・背脂・ニンニク・スープを加えて仕上げ、大き目の背脂は多めに入れてるので相当なこってり濃厚味噌スープだけど背脂が上質だからか調理工程によるものなのか全くクドさはなく甘味と味噌ダレのまろやかさで食べやすいです。
味噌ダレは修行先と同じ白味噌を使用してますが産地が異なる信州味噌を使用し、中華鍋で焼かず塩味は少し強めのコクも背脂濃厚出汁に押し出されず立ち、いやぁ~美味いな~☆
麺は「新宿だるま製麺」の中太ストレート。
麺の太さが違うのはすぐ分かったけど花道庵と同じ「三河屋製麺」の麺だと思ったら新宿だるま製麺に依頼してたのは全く知らなかった。
ツルッとした喉ごしの良い麺肌に歯ごたえを適度に残し、濃厚こってり背脂味噌スープが絡みまくってくる。
麺量は並盛りで180gらしく、大盛りや特盛りにしたら相当なボリュームになるでしょう。
具はチャーシュー2枚・メンマ・炒めモヤシ・細切りネギ。
チャーシューは修行先とは異なる大きめの肩ロースで味付けはほぼ感じませんでしたが厚みもあるし旨味も抜けず十分美味しい。
レア炒めモヤシのシャキッとした食感が良く、メンマは普通。
ミニ豚丼は修行先の「ぶたごはん(醤油)」に似たご飯もので、ダイス状などの刻みチャーシューをより醤油ダレで濃く味付けして細切りネギを添えています。
濃いめの刻みチャーシューと白飯の相性も抜群で、ボリュームも全然ミニではなく修行先同様多めなので満足度高くウマい。
花道庵の味噌ラーメンに背脂が入っただけではなく、濃厚味噌スープに背脂という組み合わせながらヘヴィーな味わいにもっていかず最後まで重くならず食べれてしまい好みでした!
IWGPは辛いの得意じゃないので食べれる自信がないけど、他のメニューは食べてみたいので近いうちに辛味噌ラーメンを食べに再訪する予定。
味噌麺処 田坂屋
東京都豊島区西池袋3-30-2 フェリース西池袋1F
03-6826-9890
11時~21時
月曜定休日