味噌っ子 ふっく@荻窪
約8ヶ月ぶりとなる「味噌っ子 ふっく」に再訪問しました。
「麺屋 はやしまる」を出た後は荻窪に移動し向かった店は、荻窪を代表する行列のできる人気味噌ラーメン専門店味噌っ子 ふっく。
2018年10月1日オープンの味噌っ子 ふっく店主福重氏は野方にある東京を代表する人気味噌ラーメン店「味噌麺処 花道」出身。
東京のラーメン店で1番再訪してる花道からの独立店ということもあり花道譲りの濃厚味噌を提供しながらふっく流にアレンジした個性ある濃厚味噌ラーメンに仕上げ相当美味く唸ってしまうほどお気に入りです。
14時頃に到着すると外待ち5人ほどできており、後からも途切れず並びはでき昼時などはもっと並ぶでしょうね。
それでも回転はいいほうなのでそんなに待たずに店内へ。
ちなみに当然代表待ちは禁止です。
厨房には店主と男性スタッフ2人の3人体制で切り盛り。
福重氏がほぼ調理してますがスタッフも調理補助するなど分担してるところもあります。
注文したのは「辛味噌らーめん(野菜大盛)」¥850+「ちゃーしゅー飯」¥300
いつも味噌らーめんを食べてるので今回は辛味噌らーめんを食べると決め野菜大盛でお願いし、毎回頼んでるちゃーしゅー飯も。
修行先の辛味噌とは異なるデフォルト味噌らーめんに液体状の辛味が左側にかけられ、自分で辛味を溶かし込んで辛味噌に変えて食べる辛味噌らーめんです。
もやしメインの野菜大盛はなかなかの盛り。
スープは濃厚辛味噌。
まずは辛味を溶かさずそのままスープを飲んでみると濃度が高く分厚い旨味がある動物出汁なのが分かりますが豚骨ベースなのかと思いきや鶏ベースのスープになり、しっかり濃厚スープだしこれが豚骨メインではなく鶏なのには最初驚きましたね。
さらに濃厚だけど口当たりがマイルドな点がまた良く、鶏出汁をメインにしてラードを少なくしてるから濃厚だけどマイルドな感じに仕上がってるかと。
味噌ダレは少し塩気が強くしょっぱめのコクですが、出汁とのバランスも良いし非常に後惹く個性が出た濃厚味噌で辛味はいらないんじゃないかと思うほど美味い!
しかし、辛味を融合させない訳にはいかず溶かし込むと、辛いのが苦手な私でもいけちゃう辛味とラー油のようなコクが被さってきてガラリと濃厚味噌の印象が変わります。
麺は「三河屋製麺」の太ストレート。
丸っこい形状をした太麺を合わせ、啜り心地の良さと適度に歯ごたえも残したムッチリ食感が濃厚味噌にめっちゃ合います。
具はチャーシュー2枚・メンマ・炒めモヤシ・笹切りネギ。
チャーシューは肩ロースを軽く炙ったような縁に焦げ目が付き、噛み締めると旨味が広がっていき最近ではあまり見かけないタイプで美味しい。
炒めモヤシは修行先同様レア炒め加減で、ふっくは笹切りネギも入って差別化を図ってますね。
ちゃーしゅー飯はご飯ものとしては振り切った濃さでしょっぱい醤油ダレで味付けされたチャーシューがゴロゴロ入ってます。
毎度食べてますが、やはりこのしょっぱさがクセになってご飯が進みます。
今後基本味噌らーめんを食べますが、またいずれ辛味噌らーめんも食べようと思うし担々麺も食べなければ。