桜上水 船越@桜上水 | Ramen Story Of L.I

桜上水 船越@桜上水

2023年1月15日オープン「桜上水 船越」に行きました。

 

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約1年前に開店し、SNSの告知・口コミ・評判などで瞬く間に行列店の仲間入りを果たした桜上水 船越。

 

 

店主船越氏は何人もの人気店となった弟子を輩出してる東京を代表する名店「渡なべ」出身で約13年修行され満を持して独立。

 

 

渡なべスタイル公認の5番目の弟子となり、他の4人とは仙台にある「仙臺 くろく」店主青田氏、青梅市にある「らーめん いつ樹」店主伊藤氏、町田にある「パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン」店主倉田氏、練馬にある「RAMEN GOTTSU」店主斎藤氏。

 

 

ちなみに他にも何人か渡なべ出身の店はありますが公認ではないそうです。

 

 

渡なべ出身店はほとんどの店が修行先とは異なる味を提供し、桜上水 船越も完全オリジナルの他では食べれないラーメンを提供。

 

 

桜上水に店を構えることにしたのは船越氏が上京後に長く住んだ明大前や下高井戸からほど近く馴染みがあり、かつて明大前にあったラーメン店のような気軽に入れる人気店への憧れがあったからだそうで、屋号に自身の名を付けたのは店で提供していくラーメンが自分そのものになっていけば良いという気持ちを形として表現したいという思いで名付けたとか。

 

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お店の場所は桜上水駅北口から徒歩3分ほど。

 

 

国道20号線 甲州街道沿いにある人気店「あぶら~亭」の約40mの至近距離にあります。

 

 

少しでも並びが少なそうな閉店近い14時35分頃に到着すると8人待ちで、私の後も6人来るなど並ばず食べれることはほぼないですね。

 

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営業終了後の15時過ぎに来た1人客がいたけど、店主に確認してまだ大丈夫ですよと受け入れられ列の最後尾に並んでましたので食べさせてくれることがあるかも。

 

 

約32分ほど並んで店内に。

 

 

なお、桜上水 船越の前に「豚骨味噌ラーメン じゃぐら 高円寺店」で食べた後連食で訪れた。

 

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店内は横に少し広めの造りですがコンパクトな造りで角のカウンター席以外の通路は狭く厨房も広くはなく、コンクリート剥き出しの壁などシンプルな内装。

 

 

厨房前にL字型カウンター8席。

 

 

厨房に店主と男性スタッフ1人の2人体制で切り盛り。

 

 

券売機。

 

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全メニューは、塩中華そば950円・醤油中華そば950円・味玉中華そば(塩)1070円・味玉中華そば(醤油)1070円・ワンタン麺(塩)1200円・ワンタン麺(醤油)1200円・チャーシューメン(塩)1250円・チャーシューメン(醤油)1250円・チャーシューワンタンメン(塩)1500円・チャーシューワンタンメン(醤油)1500円・大盛り100円・ごはん100円・味付玉子120円・ワンタン5個250円・チャーシュー300円・メンマ200円・ネギ120円・青菜120円・ビール(小瓶)※セルフでお取りください 400円。

 

 

オープンしてから現在も変わらず塩中華そばと醤油中華そばの2種類のみ。

 

 

オススメはワンタンメン(塩)、味付玉子。

 

 

麺量は並盛200g、大盛300gとなり、少なめ(150g)ご希望の方はお申し付けください。

 

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カウンターには桜上水 船越の現X 旧TwitterQRコードが掲示。

 

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卓上調味料は自家製ラー油・おろしにんにく・ミル入り胡椒・酢。

 

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注文したのは「ワンタン麺(塩)」¥1200

 

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醤油中華そばも気になりましたがオススメのワンタン麺(塩)を。

 

 

写真では何度か見たけど実際見てみるとルックスからして個性あるのが伝わり、濁りのあるスープなど他店では見たことないワンタンメン 塩ですね。

 

 

銀の平皿にのせられて提供。

 

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スープは無化調豚骨煮干し塩味。

 

 

やはり見た目通り非常にオリジナリティー高い白湯塩スープで、これは凄い味わい!

 

 

鶏素材も加えてるそうですが出汁はゲンコツと背ガラを使用して軸となり、濃度こそ高くないけど豚の分厚い旨味が広がり牛脂を加えることによりコクが深まり仄かな風味が出てます。

 

 

5種類の煮干しと昆布も合わせ、更にデフォルトで胡椒を効かせてるので後惹く味わいでもありますが丼の下の方から挽き肉がゴロゴロと出てきて、この辺りが特に渡なべスタイルっぽいと思いましたね。

 

 

塩ダレはミネラル感と塩分を強めに効かせ、最初から全速力で魅力に憑りつかれていき美味い!

 

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麺は「三河屋製麺」の太縮れ。

 

 

しっかり手もみを加えてから茹でる縮れ麺で、モッチリ食感に強い歯ごたえもありスープをよく持ち上げてくれます。

 

 

200gある麺量なのを忘れてしまうほどグイグイと食べ進められちゃう美味い麺です!

 

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具は吊るし焼きチャーシュー2枚・バラチャーシュー・ワンタン5個・メンマ・青菜・小口切り青ネギ。

 

 

チャーシューは小ぶりの薫香る吊るし焼き肩ロースチャーシューで、渡なべのチャーシューダレで味付けしてるらしくジューシーな旨味と心地良い風味が堪能でき美味!

 

 

バラチャーシューも1枚入り、スープで煮込んでるそうで柔らかく味も染み美味い。

 

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ワンタンは粗挽きの豚肉の餡をギュッと詰め、皮は少し歯ごたえのあるタイプでワンタンもハイレベルな美味さだった!

 

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提供時に「酢とラー油が合います」と言われたので後半投入すると、酸味とピリ辛な感じがプラスされまた印象が随分と変わるなどタダでは終わらない仕掛けもお見事です!



渡なべ出身なので必然的にハードル上がるし、ありきたりで新鮮味のない味わいは求めてないラーメンフリークは多くいたと思いますが見事に隙のないハイレベルの域にもっていき、他店では食べることのできない味わいに仕上げたと思う。

 

 

今東京で食べるべき塩ラーメンに間違いなくなりますね。

 

 

並ぶ価値のある美味いワンタンメン 塩だった!

 

 

醤油中華そばも非常に気になるが現在休止中らしく、また少し間を開けて再訪しよう。

 

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ラーメン桜上水 船越

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時計11時~15時 ※土曜、祝日は都合により16時~20時(お昼営業なし)の変則営業をさせて頂く場合があります

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