らーめん いつ樹 本店@小作
約7年ぶりとなる「らーめん いつ樹 本店」に再訪問しました。
今月からアップしてる東京未訪エリアではないのですが去年は東京23区外に食べ歩きへ行く回数が多く情報を調べてると、久しぶりに食べたい店や気になってた宿題店などが青梅市に結構あり、青梅には過去何度か食べ歩きに行ったことがあるけど久しぶりに回ろうと。
青梅市食べ歩き1軒目は、らーめん いつ樹 本店。
東京23区外のラーメン店では人気と知名度がトップクラスなのは間違いない有名店らーめん いつ樹 本店は2007年7月25日羽村で創業したのが始まり。
いつ樹でしか食べれない鯛塩らーめんとオリジナルの海老つけ麺を看板メニューにした人気店でしたが2008年4月店舗火災が起きてしまい一度閉店し、その後福生駅近くにあった「ら~めん煙(閉店)」を間借りして「雫deいつ樹(閉店)」として営業を開始。
2010年9月29日都道5号線 青梅線沿いにあったSEGAのゲームセンターとカラオケ店があったビル1Fに「復活オープン」。
2017年6月30日で前の店舗が閉店し、2017年8月7日現在の新たに造られた店舗で移転オープン。
店主の伊藤氏は数々の有名店を輩出した東京を代表する名店「渡なべ」出身で、直営店も年々出店しており、つけ麺専門店として新宿に2010年12月24日オープンの2号店「つけ麺 五ノ神製作所」、オープン当初4号店(現在3号店)として神田に2013年12月18日オープンの「鮮魚らーめん 五ノ神水産」、あきる野市に2016年9月20日オープンの4号店「五ノ神精肉店」があります。
いつ樹から巣立っていった「弟子の店」も何軒かあり、どの店も人気店です。
今回新店舗になってから初訪問。
お店の場所は小作駅東口から徒歩30分ほど。
青梅街道沿いの青梅新町境交差点角にあり、徒歩だと少し厳しい距離にあるので車やバイクなどで行くかバスを使用して行ったほうがいいですね。
専用駐車場は広々とした店舗敷地内に24台分完備。
しかし、店舗は製麺室も併設され駐車場も多いし、旧店舗よりも広いのが外観から分かります。
店の200m位前から海老と鯛の交じりあったような強い臭いが漂い、近隣には一軒家もあるし大丈夫なのかと余計な心配をしてしまったほど強烈な臭いがする中、オープン10分前位に到着するとマジか!?15人位の並びができ、後からもドンドン途切れず私が退店した時も含め常時外待ち10人近い並びはできる大盛況ぶり。
店内は旧店舗よりも横に広めの造りで、カウンターとテーブル席の椅子を交互に色を変えてるなど洒落た感じもあるスッキリしたシンプルな内装。
厨房前にストレートカウンター10席、壁側に2人掛けテーブル席2卓、4人掛けテーブル席2卓。
店主の伊藤氏は不在で、一瞬製麺室から男性が出てきてまた戻っていきましたが伊藤氏だったかも。
これも驚いたけど厨房に若い女性スタッフ3人とホールメインの若い女性スタッフ1人の4人体制で切り盛りし、調理も含め全員女性スタッフで店を回してました。
ちなみに店内は外に漂っていた臭いはあまり感じず外に臭いを放出してたのかも。
券売機。
メニューは、鯛塩らーめん800円・海老つけ麺800円・鯛塩らーめん鯛おこわセット950円・替玉100円・大盛り100円・茹でキャベツ100円・味玉100円・三角メンマ100円・ネギ100円・海苔100円・チャーシュー200円・ご飯100円・鯛おこわ200円・チーズご飯200円・焼チャーシュー飯300円・玉ネギ50円など。
新メニューは無くずっと変わらず鯛塩らーめんと海老つけ麺2種類のみ。
以前無かった替玉とサイドメニューの鯛おこわが加っていた。
訪問時期間限定メニューの海老カレーつけ麺950円と数量限定のサイドメニュートマトカレー300円・かわなべ鶏卵農場のもみじたまごTKG250円が販売してた。
カウンターには、お客様へお願いが掲示。
卓上調味料のミル入り胡椒や箸とレンゲなどが店舗出入口近くのカウンター1番端に常備されセルフで取るシステム。
注文したのは「鯛塩らーめん」¥800
私は鮮魚系ラーメンが得意ではないのですが、いつ樹の鯛塩らーめんは好きで毎回食べてしまうのけど今回もいつ樹 本店でしか食べれない鯛塩らーめんを。
初めて食べた約10年前とスープの色合いにチャーシューの型と全く変わらないルックスだけど、着丼してふわっと香る鯛の心地よい風味が良いですね。
スープは鯛白湯塩味。
やっぱこの鯛塩スープは美味いっ☆
熱々状態で提供され少し濁りのある白湯スープは真鯛の頭をローストした出汁を鶏ガラスープで煮込み椎茸や昆布などを合わせ完成させるそうで、鯛の香ばしさも感じる凝縮した旨味が思いっきり前面に出てるけど生臭さやクセはなく鶏ガラ出汁が鯛の旨味を見事に中和してくれてるのかもしれない。
塩ダレはキレと塩気の強いコクがビシッと立ち、濃密な鯛白湯スープにも抜群に合うし味を引き締めてる役目も果たしてます。
麺は自家製の中太平打ち縮れ。
茹でる前に丹念に手揉みを加えた縮れ麺で、まず最初に感じたのは小麦風味の密度が高く余韻にも浸れるほど。
コシも残しつつ後半は軟めになっていきモッチリ食感になっていき、鯛塩スープとの絡みも抜群で美味いな~!
具はチャーシュー2枚・三角メンマ・海苔・刻み玉ネギ・輪切り青ネギ。
チャーシューはやや小ぶりのバラ肉で、軟らかく味付けもちょうど良く旨味も詰まり美味。
三角にカットされた極太メンマはサクッと噛み切れる軟らかさで美味い。
真鯛を使用した鯛出汁をベースにしたラーメンは近年グンと増えたけど、いつ樹の鯛塩らーめんは唯一無二だと思う。
この鯛塩らーめんは食べに行く価値がある!今回改めて思いました!
また鯛塩らーめんを食べに再訪したいし、ご飯ものも次は食べたいな~。
らーめん いつ樹 本店
東京都青梅市新町9-2211
0428-34-9424
11時~スープ・麺が無くなるまで(15時頃)・17時~スープ・麺が無くなるまで(21時30分頃)
無休