パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン@町田 | Ramen Story Of L.I

パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン@町田

2017年12月28日オープンの「パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン」に行きました。

 

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「白河手打中華そば 一番いちばん」を出た後は町田駅近くに移動し、向かった店はパイナップルラーメン屋さん パパパパパイン。

 

 

屋号がインパクトあり1度見たら脳裏に付くパイナップルラーメン屋さん パパパパパインは屋号通りパイナップルラーメン店。

 

 

日本で唯一のパイナップルとラーメンを合体させたパイナップルラーメンを提供し、看板には「ラーメンとパイナップルが大好きだから、ラーメンの中にパインがはいってもいいんじゃない?」 と書かれてます。

 

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店主は数々の人気店となった弟子を輩出した東京を代表する名店「渡なべ」出身。

 

 

渡なべ出身店は個性のある味わいを提供して修業先とは異なる店がほとんどですが、その中でもパパパパパインは断トツで個性があると思う。

 

 

パパパパパインは西荻窪駅南口からすぐの場所に2011年6月26日オープンし、パイナップルラーメンなんて3ヶ月で潰れてしまうなど批判の声もありましたが味できっちり人気と評判を掴み西荻窪の人気店になった。

 

 

2017年の年明けにツイッターで突然「私事で恐縮ですが、店主高齢につき2017年4月末頃にパパパパパインを閉店とさせて頂きます。32回目の誕生日を年末に迎え、寝る間も惜しみ1時間程熟考して出した答えなのでどうか御理解頂けましたらと思います」と呟き、その数時間後再びツイッターで「パイナップルラーメン屋さんパパパパパイン、皆様の温かいお言葉を頂き、熟考した結果、移転先を探していこうと決意致しました。今回の閉店理由は決して売上不振では無いので、年齢的にはがんばれば、あと50年くらいはやれるような気がしてきました」と呟き移転の為に閉店することになりましたが早まり2017年2月27日で閉店。

 

 

4月ではなく2月でパパパパパインが突然閉店したと驚き話題になりましたが、移転先はどこになるのかなと思ってたら町田に2号店として2016年1月30日オープン「81番」がある町田で約10ヶ月のブランクをあけて移転オープン。

 

 

ちなみにパパパパパインが移転オープンするまでの期間81番にてパイナップルラーメンを提供していた。

 

 

私は「西荻時代」に1度食べてますが感想は美味くもなければ不味くもない微妙。

 

 

まぁもう年月も経ったことだし、移転後初訪問してみようと。

 

 

パイナップルラーメン店ではないですが姉妹店もあり、ニューブランドとして鶴川駅からほど近い場所に2019年10月24日オープン「鶴川龍聖軒」、パパパパパインと同じテナントにある龍聖軒2号店として2021年6月29日オープン「町田龍聖軒」があります。

 

 

なお、京王永山駅すぐの場所に2021年8月17日オープン「永山龍聖軒(閉店)」は閉店してます。

 

 

現在、店舗カウンター損壊の為姉妹店町田龍聖軒にてパパパパパインは営業中です。

 

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お店の場所は町田駅ターミナル口から徒歩2分ほど。

 

 

ターミナル口からすぐの町田ターミナルプラザ2Fにあり、他にラーメン店は姉妹店の龍聖軒と約10年前に訪れた「東京スタイルみそらーめんど・みそ 町田店」があります。

 

 

店内は少し奥行きがあるけどカウンター席後ろの通路は狭めの割とこぢんまりした造りで、移転前同様カウンターはタイルで壁にはパイナップルのオブジェが並び入れ物などもパインやパインを連想させるイエローの物が色々置かれています。

 

 

厨房前に逆L字型カウンター7席。

 

 

店主は不在で厨房に男性スタッフ1人体制で切り盛りしてましたが、後から龍聖軒のスタッフと思わしき方が入ってきてお手伝いをされてた。

 

 

13時55分頃に入店すると先客1でした。

 

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券売機。

 

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メニューは、パイナップル海老塩ラーメン900円・パイナップル塩ラーメン850円・パイナップル醤油ラーメン850円・パイナップル辛ラーメン880円・パイナップル塩つけめん880円・パイナップル醤油つけめん880円・パイナップル辛つけめん910円・各種麺の大盛100円・パイナップル味付玉子130円・チャーシュー300円・パイン増し120円・ノリ増し100円・いっぱいん(全部乗せ)260円など。

 

 

パイナップル塩ラーメン、パイナップル醤油ラーメンと私が西荻時代に訪れた時には無かったパイナップル海老塩ラーメン、パイナップル辛ラーメン、パイナップル塩つけめん、パイナップル醤油つけめん、パイナップル辛つけめんの7種類。

 

 

パイナップル味付玉子は多くのメディアで紹介されたトロトロトロピカル感の黄色い味玉。

 

 

いっぱいんはパイナップル味付玉子+チャーシュー増量+ノリ増量+パイナップル増量の全部のせ。

 

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無料トッピングとして、にんにくがあり言えば別皿で提供してくれます。

 

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カウンターには旧ツイッターの案内が掲示。

 

 

卓上調味料は胡椒。

 

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注文したのは「パイナップル塩ラーメン」¥850+「パイナップル味付玉子」¥130

 

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移転後初訪時は移転前に食べたパイナップル塩ラーメンを再び食べると決めてたので気になってたパイナップル味付玉子をトッピング。

 

 

ルックスは西荻時代に食べた時と比べるとネギが異なる位でそんなに変化はなく、スープの色合いは清湯塩で微塵切りネギが多めに入り中央にバインの果肉が置かれ上に糸唐辛子が添えられてる。

 

 

丼ぶりも変わらず白にパパパパパインとプリントされてます。

 

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スープは清湯煮干しパイン塩味。

 

 

エッ!エェ~!?パイナップル思いっきり煮干しが効いてる!

 

 

西荻窪時代に食べた時とかなり印象が違います!

 

 

出汁は動物系不使用っぽく煮干しを軸に全体の1/4ほどのパイナップル果汁ジュースを加えた煮干しパインスープとなり、パイナップルの旨味は適度な酸味と軽く甘味を感じる程度で果汁っぽさがないと言おうか意外にも強くないと思ってしまった。

 

 

いや正確には前面に出てるんでしょうけどパインより予想を遥かに超えて煮干し出汁が効いてます。

 

 

エグミが出ないように水出しして旨味を抽出した煮干し出汁になるそうで、確かにビター感やエグミは全く出てなく旨味のみを抽出したニボ感でパイン風味も上回るほど煮干しはよく出てましたよ。

 

 

塩ダレは尖りなく塩味も強すぎないコクがあり、煮干しパイン出汁とのバランスを壊してませんね。

 

 

文章だけだとパイナップルに煮干しなんて合わないだろう、想像がつかないよなど思う方はいると思いますが摩訶不思議と言いたくなるほど合う!

 

 

てか美味いです!移転前より好みに感じた。

 

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麺は「三河屋製麺」の細ストレート。

 

 

歯切れの良い細麺で、スープの持ち上げも良くスルスルと啜れてしまう。

 

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具はチャーシュー・パイナップル味付玉子・パイナップル果肉・青菜・海苔・微塵切り白ネギ・糸唐辛子。

 

 

チャーシューは味付けがしっかりされ十分美味しい。

 

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パイナップル果肉は小さいのが数個入り、しっかり甘く上質なパイナップルではないかと。

 

 

全然煮干しパインスープに違和感なく馴染んでます。

 

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気になってたパイナップル味付玉子は玉子がここまで黄色くなるのかと目を疑うほどの黄色で、黄身が半熟のパイン味が染み込んでおりほんのり甘みが。

 

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無料でトッピングできるニンニクを貰い後半に入れてみると、マジか!?すんげ~合う!

 

 

ニンニクのジャンク感と煮干し主体のパインスープが調和の取れた味わいにもなり、なんなら最初からニンニクを入れて食べてもありだと思う。

 

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いや、美味しかったですよ~♪

 

 

煮干しスープがパイナップルを受け止めてたし、本当煮干しラーメンと言ってもいいですよ。

 

 

このラーメンは実際食べてみて好みか好みじゃないかを判断したほうがいい。

 

 

濃厚で振り切ったタイプではないが煮干しラーメン好きの方にもオススメ。

 

 

もちろんパイナップル好きの方もオススメ。

 

 

次はパイナップル醤油ラーメンを食べてみたいけど、毎年恒例の限定も気になるので再訪しなくては。

 

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ラーメンパイナップルラーメン屋さん パパパパパイン@

ポスト東京都町田市原町田3-1-4 町田ターミナルプラザ2F

電話042-709-3987

時計11時~15時・18時~21時

ぐぅぐぅ水曜定休日

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