神戸王子動物園では
2015年にヤマト君とサクラさんが亡くなってから
ゴリラは飼育していませんが、
かってのゴリラの放飼場は一般公開されています。(こちら)
その前に。。。
かっての観覧場所には。。。
ヤマト君とサクラさんの写真が今も掲示されています。
2004年、ヤマト君とサクラさんは神戸王子動物園に来園しました。
子供には恵まれなかったけれど、とても仲の良い2人でした。。。
2015年、子供に恵まれないことを理由に2人は引き裂かれることに。。。
ヤマト君は女子のいない福岡市動物園へ。。。
サクラさんは京都市動物園へ移動し繁殖を目指すことに。。。
が、しかし。。。
ヤマト君は福岡市動物園に移動して間もなく一般公開されることもなく
その前に死亡。。。
サクラさんと離れ離れになったことがよほど堪えたのか。。。
サクラさんはヤマト君がいなくなってすぐに体調不良となり
京都への移動は延期されて、間もなく死亡。。。
ヤマト君がいなくなったことが堪えたとしか思えません。。。
ヤマト君もサクラさんも人間のエゴで独りぼっちになって
孤独の失意のまま亡くなっていきました。。。
ヤマト君とサクラさんのことを忘れることもなく
今も写真が飾られていることが唯一の救いですね。
かってヤマト君とサクラさんが暮らした放飼場は今も残されています。
2021年9月から中に入ることができるようになりました。(こちら)
(但し、金曜日を除く、水曜日は休園日)
観覧場所から見た放飼場。。。
ヤマト君とサクラさんの等身大パネルが置かれています。。。
個体紹介も。。。
以上が2階の観覧場所から。。。
以下、1階に下ります。。。
入口が見えてきました。。。
「ゴリラのいた丘」
実際にその場に立ってみると思ったよりも広い感じがしました。
坂も傾斜がきついように感じます。。。
上のガラスが2階の観覧場所
奥のガラスがゴリラがいた当時は夕方のみ解放されていた1階の窓。
陽射しがキツい日や雨の日はよくあの中で過ごしていた記憶があります。
上から見た感じと全然違いますね。坂の傾斜が意外とキツい。。。
振り返って2階の観覧場所を見ます。。。
奥に進みます。。。
クイズ1)この放飼場は1978年にできたそうで最初に飼育したのは?
なんとトラだそうです。。。
隣にはライオン、南側にはクマがいたそうです。。。
知らない時代ですね。。。
クイズ2)この放飼場の秘密?
床暖房とドライミストがあること。。。
クイズ3)王子動物園でゴリラが飼育できない理由?
飼育したくても手に入らない。。。でしょうね。。。
一番奥を壁に沿って歩きます。。。
クイズ4)今までに国内の動物園で生まれ育ったゴリラの頭数?
15頭。
生年月日と繁殖園が記されていますが
1982年以降は京都、上野、東山の3園のみです。。。
坂を下ります。。。
クイズ5)現在国内で飼育されているゴリラの頭数?
20頭。。。
ここは水が溜められていた場所ですね。。。
1番下まで降りてきました。。。
ガラス窓。。。当時夕方のみ開放されていた1階の観覧場所。。。
クイズ6)野生のゴリラの現状?
絶滅危惧種。。。
ヤマト君(左)とサクラさん(右)
おふたりとも野生出身(カメルーン共和国)でした。。。
香川県の栗林公園動物園を経て神戸王子動物園へ。。。
クイズ7)なぜ野生のゴリラは減った?
森林伐採、密漁、感染症。。。
全部人間が悪いんです。。。
右側の窓は飼育員さんの観察窓かと思います。。。
2階は観覧場所。。。
最後に振り返ってもう1度。。。
いろんな思いがこみ上げてきました。。。
今はどうか知らないけど、以前は夕方に開放されていた1階の室内エリア。
以上です。。。