MTBとマサヒロフ -193ページ目

さっそくクランク交換!その1

さて、とりあえず乗れるようにはなり通勤で一ヶ月ほど乗ってみたのですがギア比が気になってきました。通勤で街乗りをしている状況でギア比がピッタリマッチしている感じなのです。つまり山に持ってったらかなりキツいんじゃないかと…

ちなみにこの時点での仕様はフロント32tシングル、リア11-34の9速でした。手っ取りはやくギア比を下げるにはフロントのチェーンリングを小さいものにすれば良いのですがどのタイプを使うかによってかかる費用が変わってきます。

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1.普通のクランク(PCD104)
利点:クランクをそのまま使える
欠点:ミドルの位置に付けられる最小のチェーンリングが30t(特殊しかもけっこう高価)なのであまりギア比が下がらない…インナーに取り付けるタイプもあるが見た目が微妙。

2.スパイダー別体式のクランク(SRAMX0とか950XTR)
利点:軽い、見た目スッキリ
欠点:高価

3.BMX用クランク
利点:見た目スッキリ、低歯数あり(18t~)
欠点:チェーンステイとのクリアランスが厳しい?、重い

今回は試しにやってみるということで、昔使っていたBMX用のクランクを使うことにしました。クランクアームとBBシャフトは持っているのでチェーンリングとBBを追加購入するだけでできるので安価なはずだったのです…が、そこで問題点がいくつか出てきました。

まず第一にBMX用のチェーンリングにはバッシュガードが取り付けられないため現在使っているチェーンデバイスを使うことができないこと。

第二に新しく使うチェーンデバイスが決まっていなかったためスプラインドライブ(チェーンリングとクランクの固定にボルトを用いずクランクシャフトにチェーンリングを直付けする方式)仕様のチェーンリングを選ぶ必要があるということ。

第三にBMX用のチェーンリングは厚歯(1/8)のものがほとんどのため変速チェーン用の薄歯(3/32)のリングの種類が少ないと言うことです。何となく頭の中で計算して欲しかったのは28tでした。

以上の条件をクリアしているものを探した結果TREEのHEAT TREATED STEEL SPROCKET / SPLINE DRIVE が条件にピッタリでしかも見た目が超イカす!ので購入しました。BBは特に何も考えずProfileRacingのアウトボードタイプを購入しました。


私はBMXクランクを持ってたからそれでやりましたが1から購入するのであればTruvativのクランクNSBとかMRPのチェーンリングを組み合わせるのがカッコいいと思います。

余談ですがシマノの2014モデルで出てくるミドル30tのクランクセットは985XTRと同じpcd88なんでしょうか?そうであればこんな苦労をせずに安価に28tが使えるようになりますね。

続く

とりあえず完成!!

さまざまな29erの洗礼を浴びたものの、あとは前のバイクからサクッとパーツを移植してとりあえず普通に乗れるようにしました。
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とりあえず舗装路と軽いダート(河原(笑)のみのインプレですが第一印象は硬ーい感じです。フレームが小さいせいか、太いゲージのパイプで組まれているせいか、シートポストが太くなったせいかはわかりませんがとにかく尻には優しくないです。いわゆるクロモリというイメージから受けるしなやかさは感じませんでした。直前まで乗っていた割と細いゲージで組まれたクロモリフレームとの比較なのでそれもあるとは思いますが。

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ペダリングは思ったより軽くクイッと前に出る感じです。超短い(414ミリ)チェーンステイのおかげかスラロームをすると後輪を巻き込むようなクイックな挙動で動きます。膝(プッシュ?)も入れ易く26からの乗り換えでもぜんぜん違和感の無い動きだと思います。縦方向もポンポンとは上がりませんがかったるくはない程度に動きます。総じて29erながらヒラヒラ系の良いバイクに仕上がったんじゃ無いんでしょうか。

巡航ではゴロンゴロン転がるホイールの存在を感じます。が、それ以外は普通です。私ぁニブいので違和感はあまり感じませんでした!

苦戦その2 タイヤ

さて、苦戦その2のタイヤです。

とりあえずホイールが出来上がって意気揚々とタイヤをはめようと思ったんですが、その前段階のリムテープがまず装着できないという状況におちいりました…使ったのはシマノのリムテープなんですがサイズ間違ってんじゃないかと思うくらい固くて、慎重に慎重に装着しようとしたんですがあえなく切れてしまいました。流石にイラっときましたがシマノはもう諦めてシュワルベのリムテープを買ってきました。今度はシマノと違い柔らかめの素材だったのであっさりと装着することができました。リムテープも無事はまったので次はタイヤです。タイヤはトレイルっぽいやつでできればKnardっぽいパターンで重くなくてなおかつ太目のヤツが良いなあ、っつうことでコンチネンタルX-KINGの2.4/2.2をチョイスしました。

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が、しかし入れようとすると、全く入れることができません(汗)色々試してみたんですがリムテープを外してビードを真ん中に落としてさらにタイヤレバーを使って片側がやっと入るといったような有り様です…当然素手でなんて全然無理な感じでした。ロード用チューブレスでタイヤが入らないというような話をよく聞きますが、こんな状況なのかな?と思ったりしつつX-KINGは諦めることにしました。こんなん路上とか山ん中で脱着する気起きないし…

そんなこんなで新しいタイヤを注文している間とりあえず友人にタイヤを借りたんですがX-KINGよりマシだったもののこれまたタイヤを入れることができなかったので、リムテープを外しRCカーで使うグラステープをリムテープ代わりに2重に巻いておきました。ここまでやってやっとタイヤを入れることができました。

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借りたタイヤはPanaracerのRAMPAGEだったんですが、試運転すると乗ってわかるくらい縦ブレが出ています。見てみるとビードが部分的に上がっておらずブレているようです。結果的には空気圧を上げていくだけでビードは無事あがりましたが、今での経験上こんなことはなかったので少々焦りました。チューブレス前提だからリム径が少しおっきめに作ってあるって事なんですかね?

ほどなく新たに注文したタイヤが届きました。フロントがマキシスのARDENT2.4でリアがIKON2.2です。今度は普通に入りました。

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リム、ハブ、タイヤ全てに翻弄されました…つかれた