*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール -7ページ目

*tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

どんどん行きます

いにしえのトルコ旅行記!

 

予想外に雨降りなカッパドキアで

ツアーに参加することもなく

どしよっかーと思いつつ街を歩いていると…

 

良くしてくれる人としか出会わず

無事に帰国できてラッキーだったねぇ。

 

そうじゃないパターンもあるからね

気を引き締めて参りましょうね!

と、15年前の自分に言葉を掛ける。

 

キノココーヒー キノココーヒー キノココーヒー キノココーヒー キノココーヒー

 

20097月年7月14日(火)

早朝4時むくっと起床、外の状況確認へ向かう。
雨・・・降ってるね。こりゃ、気球飛ばないね。
でも念のため準備。


4時40分、お迎えの時間になるも

なにも音沙汰なし。
キャンセル連絡というものは、ないわけね~?


迎えがない=キャンセルと思えってことみたい。
というわけで、再度寝るるん。

朝食後も部屋で今日の予定考えてたら・・・

Zzzなふたり。


だって雨降ってるんだもーん。

ゴロゴロ鳴ってるしー。

例年、この時期のカッパドキアは

ほとんど雨降らずなはずなんだけど
異常気象の魔の手はココにも延びていたよ。
 

雨プランは想定外。

しかも、いそちゃんなんて

傘すら持ってきてないしね。


昼頃、雨がちょっと弱まった隙に出動!
とりあえず、近くの街ギョレメへ

バスで行ってみることに。

前日歩き回ったウルギュップ中心街に着くと

またもやいろんな人に声を掛けられる。 

ドライフルーツ屋さんの前を通ると

もれなく声を掛けられ
素通りしようとしたら食い下がられ。


「ねぇ、日本人でしょ?

今度ボク日本に行くんだよ。名古屋に。」
その言葉に足を止めた私たち。


すると続けて

「せっかくだからチャイ飲んで行きなよ。」

この手口、地球の歩き方に書いてあった!!
お土産やさんなどでチャイを出され

高級なものを買うはめに・・・

みたいなパターン。 

全く応用なしの基本的手口に

疑いの目な私たち。

そんな心を見透かされたのか
「単なるホスピタリティーだから、ねっ。」

なんとなく信用出来そうな人だったので

立ち寄ることに。
しかも日本に来るのに、東京ではなく

名古屋な所以が気になって。


お店に並ぶドライフルーツやお菓子をみて

私たちが、これ何?あれ何?と訊ねるもんだから

片っ端から試食させてくれる。

結局、チャイをいただきながら

世間話をしただけ。ホントにいい人だった!



バス停着くと

「ギョレメ行きは1時間後だよ~」

との言葉に少々凹む。


ウルギュップの街は見尽したし・・・

とりあえずそこらへんで待ってみる。


道を挟んで反対側には

じいさんたちが並んで座ってる。
みんな何してるんだろー?と思ったら。


そこはcay evi(チャイエビ)=チャイ屋さん

なのだった。


おしゃれに言えば

カフェのテラスでお茶してるおじいちゃんたち。

でも傍から見ると

オシャレな看板もテーブルもなく、飾り気ゼロ。
それくらいがちょーど良い。


トルコ人はチャイが大好き。
どのお店のメニューにもチャイは絶対あって

みんな1日に10~20杯も飲む。


街を歩いていると、cay eviの店員さんが

近所にチャイを配達してる光景をよく見かける。
 

チャイといえばミルクティーっぽいやつを

イメージすると思うけど

トルコのチャイはストレートティー。
 

これにお砂糖を入れて飲むんだよ。

場所にもよるけど

1杯あたり1TL(約60円)くらいかな。 

カップはガラス製の華奢なもので

どのお店も同じような形をしているの。

この形は一体、何の形からきているでしょう??




正解は、チューリップ☆

チューリップといえば、オランダ。

・・・これ、違うんだって!


なんとなんと、チューリップの原産国は

トルコなんだってよー。たまげたー!!

そして、たまげついでに、もうひとつ。
サンタクロースといえば、フィンランド。

・・・これも違うんだって!!!!!


サンタクロースって

実在の人物で名はニコラス。

 

みんなに尊敬された人物だったので
“セント(聖)ニコラス”と呼ばれ。


“セントニコラス”がなまって

“サンタクロース”になったんだってー。


実際にニコラスさんのお墓は

トルコにあるらしい。
 

となると

サンタさんからの手紙を売りにしている

フィンランドって・・・なんなんだろか??

チューリップにしろサンタクロースにしろ
 

実はあっち(オランダ&フィンランド)じゃなくて

こっち(トルコ)なんだよ・・・


と控えめな感じ、なんか日本に似てるよね(笑)


アピール下手なのか

アピールしてまでという感じなのか。


大切なのは、自分たちが心で感じることでしょ?

そういうことなのかしら。


だいぶ話が脱線して

この日の出来事まったく進んでない・・・。

バス待ちの間ボォーッとしていたら

前から見たことある人が。


昨日ローズバレーで夕陽をみていたときに会った

日本語ペラペラなトルコ人ガイドさんにばったり。

雨降ってるし

とりあえずギョレメ行こうかと思ってー

と話したら、ななんと!


「僕たち(連れの男性あり)今日OFFで

今からオチャでもしようって言ってたとこだから
良かったら僕の車で案内するよー」と。

えっえぇぇっ。
いくらなんでも、そんなの怪し過ぎるー!
でもこのガイドさん、どう見てもいい人そう。

ギョレメまで連れて行ってもらおうか

くらいの勢いで彼の車に乗る。


「ラクダ岩みた?地下都市行った??

ベリーダンスみた???」

 

質問されること

ことあるごとに「No~」な私たち。

せっかくカッパドキア来たんだから!

案内するよー!!と、どこまでも親切な人。

ぶっちゃけ、この日までは

ラクダの形した岩を

わざわざ見に行かなくても良いし・・・

地下都市も

TVで見て構造分かったからもう良いし・・・
ベリーダンスもドバイで見たし・・・
なんて思っていた私。


でもそれは

“お金払ってまでして、行かなくて良いし”

であって。


それぞれ実際に行ってみたらとても興味深くて。
なぜなら

ガイドさんがひとつひとつの歴史や意味を

教えてくれるから。


本当に申し訳ないくらい、良くしてもらって。
だって、プロのガイドさんが

無料で案内してくれるんだよー?
どんだけラッキィなんだよーって話。

結局、サヨナラしたのは夜中で。
最終的には「眠いからもぅ、ホテル帰りたい!」

と、こちらが懇願する形に。


だってー、明日も気球に再挑戦なんだもの。
でもいろんな人のお陰で

カッパドキアを満喫しまくった私たち。


この時点で既に
「ぶっちゃけ、気球乗らなくても良いよね」
なんて発言をしていたのです。


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続・2009トルコ旅行記

 

第3章はカッパドキア初日の夕方

奇岩群に沈む美しいサンセットを見に

ローズバレーへ行ったときのお話。

 

ちゃんと価格&レートまで書いてる

過去の自分、あっぱれ!

 

後々読み返したときに

そんな時代もあったのね!と興味深い。

 

そして安定の若気の至りあり。

 

DSのくだりとか

まっすぐよのーぅ、理想語るのーぅ

と、20代しゃべり場にほっこり。

 

赤薔薇ピンク薔薇 赤薔薇ピンク薔薇 赤薔薇ピンク薔薇 赤薔薇ピンク薔薇 赤薔薇ピンク薔薇

 

2009年7月13日(月)つづき

火山によってできた大地が雨・風などに浸食され

世界遺産になっちゃうくらいの
スゴい地形が出来上がっちゃったカッパドキア。


その景色を一望できる丘がローズバレー。
サンセットタイムになると、

辺り一帯がまるでバラ色に染まるから・・・
なのかな?このネーミング。


カッパドキアでいちばん行きたかった場所。

今の時期、トルコの日入りは20~21時。
昼間、ホテルのおばちゃんに教わったとおり

19時頃タクシー乗り場に向かう。

「ここからローズバレー行って

サンセットの間待っててもらって
またウルギュップの街に戻って来て欲しい」
運転手さんに説明。

事前のおばちゃん調査では、

このルートでの相場は40TLとのこと。
※1TL(トルコリラ)=約60円

とりあえずいくらになるか

運転手さんに尋ねると、30TLとのこと!
あら、10TLも安いじゃない!!


ホントに私たちの言ってること伝わってるの?
しつこく確認の後、30TLでハンマープライス。

(私たちが出会ったトルコ人は

みーんな良い人だったけど

タクシーの金額詐欺は多いらしいので

事前確認は必須だよ。)

途中、観光ポイントのキノコ岩にも

勝手に寄ってくれ、ラッキィ☆


ローズバレーに到着すると

まだまだ陽は沈まない様子。


せっかくなので、あまり人がいない

遠くの奥の方まで歩いてみる。


ちらほら周りにいるのは

望遠レンズのでっかいカメラ持った人たち。
よし、間違いなくココがベスポジだね。


写真好きな人に着いてくと

よりキレイな景色に出会える確率高いのね。

 



かなり長い間、たーっぷりサンセットを堪能。

トルコ人のボーイズカップル(たぶん)が

私たちがセルフタイマーで写真撮ってるの見て
「撮ってあげるよ」と声掛けてくれたり。


ちょうど日本人観光客を連れて来ていた

日本語ペラペラのトルコ人ガイドさんと
おしゃべりしたり。
 

望遠レンズのカメラ小僧に

遠くから歯笛で呼ばれ、写真撮られたり。

相変わらずみんな、気さくで優しい。

そして、何のツアーにも参加せず

自力でカッパドキアを堪能するつもりなことに
もれなく驚かれる。
 

自力でも、じゅうぶんenjoyしてるけど。

もしツアー参加したら

ホテルのおばちゃんとのやりとりも

街の人との他愛ない話やコミュニケーションも

タクシーの交渉も、全部なしで全自動でしょ?


そういう旅は

危険を伴う可能性の高い場所だけでいいのだ。

ということで、みんなの言葉は気にもせず

待ちぼうけの運転手さんの元へ戻る。


今日の晩ごはんは、昼間に発見した

ラブリーなレストランに決定。


席に通され、メニューを見たものの・・・

まったく・・・わからにゃい!!!!!


しばし固まっていると

「Youたち、トルコ語読めるの?」と店員さん。


ペラッとメニューをめくると

英語ページの出現。ホッ♪

近くの席には

観光客らしきヨーロッパ人ファミリー。
大人4人に小学生くらいの子供4人。


子供たちは4人集まって

無言でマリオカート@DSやってるし。


私、この光景いやぁー!!!!! 


旅先に来てまでかじりつくように

DSを手放さない子供。


DSやらせとけばおとなしくしてるからと

黙認の大人たち。


人とのコミュニケーションを

きちんととれるようにするためには
やっぱし育てる環境だよねー。


と、DS子供を見ながら

しゃべり場なたぴ&いそ。


だってだって

学校の友達みんなの話題がDSだったら

自分だって絶対やりたいもんね。


逆に

そもそもゲームなんてない環境だったら

自ら遊びを創造するしかないもんね。


不便でも、そんな環境の方が私はいいなぁー。
便利は大人になってから感じればいいと思う。

と、だいーぶ脱線しましたが・・・


ここで飲んだマッシュルームスープが

とぉーっても美味しくって

ひとくち飲んだ瞬間に
もうひとつ追加オーダーしたよ。


カッパドキアワインもボトルを頼み

飲めや語れやわいのわーい。

ホテルに戻ってすぐ

いそちゃんのお風呂待ちの間に

意識を失ったtapiなのでした。

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15年前のトルコ初上陸!旅行記

第2章はカッパドキア初日

睡魔と闘いつつウルギュップ散策の巻。

 

今回も、いにしえ情報あり

勘違いに若気の至りあり。

 

ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3

 

2009年7月13日(月)

早朝4時にチェックインし

部屋の中を物色しているうちに外は夜が明けて

明るくなってきたー。

 

このホテル、グレードアップしただけあって

(1泊あたり+7,500円)

とってもラブリーな洞窟ホテル。

 

高台にあるホテルからの景色はバツグンで

早朝から敷地内を大冒険。
 

午前8時半、ようやく就寝・・・もっ!

ホテルの朝食を食べるべく1時間ほどで起床。

 

睡眠LOVERな私たちも

旅先では睡魔に勝てるのね。

テラスで朝食をいただき、お部屋に戻ると

・・・Zzz やはし睡魔には勝てないのね。

お昼過ぎ、フロントからのコールで起床。

「よかったら、お部屋掃除したいんだけど~」

『15分で出ますっ!!!!!』

本日の予定
①ウルギュップの街を散策する。
②ローズバレーでサンセットをみる。

というわけで

①も②も行き方を知らない私たち。


先ほど起こしてくれた

フロントのおばちゃんに聞いてみると

サンセットタイムやらタクシー代の相場まで

丁寧に調べてくれる。


ローズバレー情報ばっちしでホテルを出発!


・・・はて?
街の行き方聞くの忘れちゃった。


まず、ホテルの前の道を右へ進むか左に進むか。

全くわからん。
とりあえず大通りっぽい方へ進む。

炎天下の中、電波少年気分。


しばらく歩くと、第1村人はっけん!
躊躇なく声を掛け

行き方を理解するまで、容赦なく質問攻め。
根気よく丁寧に教えてくれたおじちゃんに感謝。

高台よりひたすら下り坂を歩いていくと

なにやら開けた場所に。
ウルギュップの中心街に到着♪
 

とりあえず、目的もなく街をプラプラ。
すると、すごい勢いで声を掛けられる。


海外行くと、通りすがりに

「チャイニーズ」とか「コリアーン」とか

言われてイラッとするんだけど

 

トルコでは見事に

「ニホンジン?」って言われたよ。

 



トルコは、親日家で有名。


昔、トルコの船が

日本の和歌山県沖で沈没してしまった時

近くの村の住民たちが
助けたということがあったみたいで

 

何でもそのことが

トルコの教科書にも載ってるらしい。

それから約100年後

イラン・イラク戦争の際には


「どの国の航空機であろうと

イラン上空を飛行したら攻撃をする!」

という声明をイラクが出し


日本へ帰国できず

イランに取り残されてしまった日本人多数。


日本の外務省が

国内の航空会社に救済の要請をしたものの

危険だからムリーと断念。


同胞の日本人もが断念したのに

ななんと!トルコ航空が日本人救出のために
飛行機飛ばしてくれたんだって!!


おかげで無事に母国に帰ってこれた日本人たち。

 

※2024追記:ここら辺は当時のtapi旅調べ情報。

詳しいアレコレは、2015年公開の映画『海難1890』を

観られると良き!かと。

さらにそれから約15年後

トルコで大地震が起きた際には

日本からトルコへたくさんの援助が。
 

阪神大震災で使われた

仮設住宅も利用されたみたい。

調べてみると、いろんな話がわんさかでてくる。
 

お互いに、助け・助けられという関係を

築いてきたんだね。


そういうわけで、私たちが街を歩いていても

ずばりジャパニーズだとわかってくれたのかな。


トルコに行くまで

そんな歴史まったく知らなかったけど

やっぱり実際に旅をすると
興味が沸いていろんなこと知りたくなるよね。

プラプラしてると、老若男女いろんな人から

「写真一緒に撮って!」と言われ
まるで有名人になった気分。


お年頃男子となると

必ずと言っていいほどデートに誘われる。


みんな大好きニホンジン!

手厚い歓迎を受け

イスタンブール空港でビビっていた私たちは

どこへやら?


昼間からEfesビールでごきげんなのね。
ウソかマコトか、15歳に見えるだなんて言われ
どんだけ子供っぽくみられるのだニホンジン。


ビール休憩中に突然降りだした大雨も

しばらくするとピタッと止み
夕方からローズバレーへと向かうのです。

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