トルコ メルハバ珍道中 2009【2】 | *tapi旅* おかわりトルコ!イスタンブール

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何度も「おかわり」したくなる国トルコ。
勢い余って移住し、ゆるく激しいイスタンブール暮らしを堪能。満腹帰国後も、つまみ食いトルコ活動継続中!

15年前のトルコ初上陸!旅行記

第2章はカッパドキア初日

睡魔と闘いつつウルギュップ散策の巻。

 

今回も、いにしえ情報あり

勘違いに若気の至りあり。

 

ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3 ふとん1ふとん2ふとん3

 

2009年7月13日(月)

早朝4時にチェックインし

部屋の中を物色しているうちに外は夜が明けて

明るくなってきたー。

 

このホテル、グレードアップしただけあって

(1泊あたり+7,500円)

とってもラブリーな洞窟ホテル。

 

高台にあるホテルからの景色はバツグンで

早朝から敷地内を大冒険。
 

午前8時半、ようやく就寝・・・もっ!

ホテルの朝食を食べるべく1時間ほどで起床。

 

睡眠LOVERな私たちも

旅先では睡魔に勝てるのね。

テラスで朝食をいただき、お部屋に戻ると

・・・Zzz やはし睡魔には勝てないのね。

お昼過ぎ、フロントからのコールで起床。

「よかったら、お部屋掃除したいんだけど~」

『15分で出ますっ!!!!!』

本日の予定
①ウルギュップの街を散策する。
②ローズバレーでサンセットをみる。

というわけで

①も②も行き方を知らない私たち。


先ほど起こしてくれた

フロントのおばちゃんに聞いてみると

サンセットタイムやらタクシー代の相場まで

丁寧に調べてくれる。


ローズバレー情報ばっちしでホテルを出発!


・・・はて?
街の行き方聞くの忘れちゃった。


まず、ホテルの前の道を右へ進むか左に進むか。

全くわからん。
とりあえず大通りっぽい方へ進む。

炎天下の中、電波少年気分。


しばらく歩くと、第1村人はっけん!
躊躇なく声を掛け

行き方を理解するまで、容赦なく質問攻め。
根気よく丁寧に教えてくれたおじちゃんに感謝。

高台よりひたすら下り坂を歩いていくと

なにやら開けた場所に。
ウルギュップの中心街に到着♪
 

とりあえず、目的もなく街をプラプラ。
すると、すごい勢いで声を掛けられる。


海外行くと、通りすがりに

「チャイニーズ」とか「コリアーン」とか

言われてイラッとするんだけど

 

トルコでは見事に

「ニホンジン?」って言われたよ。

 



トルコは、親日家で有名。


昔、トルコの船が

日本の和歌山県沖で沈没してしまった時

近くの村の住民たちが
助けたということがあったみたいで

 

何でもそのことが

トルコの教科書にも載ってるらしい。

それから約100年後

イラン・イラク戦争の際には


「どの国の航空機であろうと

イラン上空を飛行したら攻撃をする!」

という声明をイラクが出し


日本へ帰国できず

イランに取り残されてしまった日本人多数。


日本の外務省が

国内の航空会社に救済の要請をしたものの

危険だからムリーと断念。


同胞の日本人もが断念したのに

ななんと!トルコ航空が日本人救出のために
飛行機飛ばしてくれたんだって!!


おかげで無事に母国に帰ってこれた日本人たち。

 

※2024追記:ここら辺は当時のtapi旅調べ情報。

詳しいアレコレは、2015年公開の映画『海難1890』を

観られると良き!かと。

さらにそれから約15年後

トルコで大地震が起きた際には

日本からトルコへたくさんの援助が。
 

阪神大震災で使われた

仮設住宅も利用されたみたい。

調べてみると、いろんな話がわんさかでてくる。
 

お互いに、助け・助けられという関係を

築いてきたんだね。


そういうわけで、私たちが街を歩いていても

ずばりジャパニーズだとわかってくれたのかな。


トルコに行くまで

そんな歴史まったく知らなかったけど

やっぱり実際に旅をすると
興味が沸いていろんなこと知りたくなるよね。

プラプラしてると、老若男女いろんな人から

「写真一緒に撮って!」と言われ
まるで有名人になった気分。


お年頃男子となると

必ずと言っていいほどデートに誘われる。


みんな大好きニホンジン!

手厚い歓迎を受け

イスタンブール空港でビビっていた私たちは

どこへやら?


昼間からEfesビールでごきげんなのね。
ウソかマコトか、15歳に見えるだなんて言われ
どんだけ子供っぽくみられるのだニホンジン。


ビール休憩中に突然降りだした大雨も

しばらくするとピタッと止み
夕方からローズバレーへと向かうのです。

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