TAPAS料理教室 -166ページ目

ナポリ 怖~~い・・・

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旅の楽しさを左右する最大の要因は、ホテルにありますよね、ローマでは、散々な対応をされてしまいました。三人、個室で三部屋を一人がまとめて予約した為に各部屋にあきらかな格差があったのです。階も違うというのでその場で猛烈に対抗しましたが、”仲間同士で替えてください、とか20€出せば考える~”とか・・・実は、初日から”前途多難”の暗雲が立ち込めたのです~~出発前に”それぞれ個別で決済しましょうね”という約束をまもってくれていたらなぁ~~と帰ってきた今も残念でなりません・・・しかし、その時はローマのこのホテルが、”クセモノ”なんだとひど~~い部屋に泊まる事になった仲間の我慢、我慢の幕開けとなりました・・

気分を変えて・・・・


4日目の朝、新幹線”フレッチャロッサ”に乗って一路”ナポリ”へ、一時間余りの快適な旅

”ナポリ”といえば、ひったくりにスリの宝庫。駅に降りたった瞬間からみんな”緊張”お腹の周りに貴重品を巻いたり首から吊るしたりホテルまでタクシー(案外普通の運転手の方でした~ホっ!)

目の前が”卵城”、パルテノペ通りの快適なホテル、エントランス付近にはパトカーがいつも止まっていました。ビジネスマンがよく利用するホテルなのでバーラウンジもきれいで広い

ナポリでは、個別で予約してあったのでツインのバスタブ付き、隣り合わせの同じグレードの部屋でした。これで、ひとまず安心!!

世界のビジネスマンが集まって来るので”せこい”事は出来ないという事なんですよ・・
これが、名門ホテルには泊まらない時の“旅のヒケツ”なのです


”ナポリ”に着いたらひそかに”SPACCA NAPOLI"(スパッカ・ナポリ)を歩く!という決心をしていました

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写真では、良く分かりませんが、結構込み合っている場所もあってそういう時は自然とバッグを抱える手に力がこもる!!

狭い”クローチェ通り”には、ナポリの名物”プレセーピオ”の手作りショップが立ち並んでいたり

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南イタリアの宝、乾燥パスタの数々

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ドルチェも素晴らしい~~すごく参考になりました・・・

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途中で本場の”スフォリッテッラ”にパク付きました

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これには、参りました~”クリーム”が濃厚で美味しかった・・・

無事に”サンタ・キアラ教会”に到着!不安で青い顔して歩いていた仲間もひとまず安心したみたいでした。ごめんね~

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マジョルカ焼きの回廊に目を見張りました

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教会の外は、下町旧市街の喧騒! 中庭のこの静けさに外に出るのが怖くなってしまいました

ジェズ・ヌオーヴォ広場からタクシーでホテルまで、ほんとに刺激的な半日でしたよ

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二度と訪れる事がないだろうと確信した”通り”にお別れ~~

サルサ・ヴェルデ・ペペ 牛フィレ

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ローマ最後の夜、シェフお勧めのレストランへ出かける

Santa Cristina Al Quirinale Roma(サンタ・クリスティーナ・アル・クイリナーレ・ローマ) クイリナーレの丘にひっそりとたたずむ洒落たレストランでした

予約もせずに入っていくと優しそうなカメリエーレ(接客係)が”チョット待っていてください”と言って奥の方に相談しに行きました。またまた不安な気持ちで待っていると”大丈夫ですよ、外の席がいいですか?中にしますか?”と聞いて下さったので”外でお願いしま~~す”

オルビエートから戻ってきて2時間ほどそれぞれの部屋で一休みしましたがなんとなく疲れていて気持ちのいい夜風にほんのり吹かれながらのお食事をと思っていた矢先三つある外のテーブルに案内されてそれはそれは嬉しかったです。

前菜、プリモといつものように”シェアー”しながら頂いていましたがローマに来たら一度は食べるべきだと”牛フィレのサルサ・ヴェルデ・ペペ”を注文!


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予想通り”ブオーノ”でした~タパスでも教えていたレシピなのに6年も習っていると忘れちゃいますよ・・・なんて言われてしまいました

食後は、代表者が(みんなお腹がはちきれそうだったんですが~~)ティラミスを~

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ドルチェをオーダーするとお店の方たちは、嬉しそうな顔をするんですよね、私もよ~~くその気持ちが分かります。食事が美味しかったら幸せでデザートも欲しくなるものですもの・・ついついタパスで頑張っていた時の事がよぎってしまう~~

タパスで一番嬉しかったのは、食後に”グラッパ”を飲んで締めるお客様でした~~三本位のグラッパのボトルをお見せして選んでいただく時は”イタリア料理レストラン”の自負がみなぎる
瞬間です。そこからお客様との楽しい会話もお世辞抜きで始まるというものです


というわけで、私もかっこいいお客になりたくて”グラッパ、ペル ファヴォーレ”なんてね

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調子に乗って”マフィアの仲間”みたいに”チンチン”

一気に飲むと胃の中がスッキリ”digestivo(ディジェスティーヴォ、食後酒)”

*DIGERIRE(ディジェリーレ)消化するから派生している言葉ですものね~


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本当に良心的な暖かいサービス、料理も美味しくてローマに来たら是非また訪れたいお店!!

イタリア鉄道の旅 初心者編その1 オルビエート

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今回のイタリア旅行のもう一つのテーマは、鉄道の旅でした

勇気と経験があれば、レンタカーで田舎を回るのが理想ですがもう無理ですね~

というわけで、まずは日本での準備その1

錆びついていたイタリア語の復習から始める

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アマゾンでゲット! 三か月の準備期間で三回リピート。追い詰められている人に絶対のお勧め!

準備その2

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通読してイタリア事情をそれとなく理解する

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本の中にあった列車の予約メモを6×3コピー

6回いろいろな種類の列車に乗車する事になるので・・・三人分用意

ローマ二日目の朝、テルミネ駅でローカル列車以外のすべての切符を買いに行く。これが、まず最初の難問。切符売り場では、すでに長蛇の列が二本。不安でドキドキしながら順番を待つ。
”三人隣り合わせの席で支払いは、別々でお願いします”出来た!!

テルミネ駅はリニューアルされてとてもきれい・・・
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本屋や、ベネトンなど洋品店が目白押し

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ローマ三日目の朝、オルビエートへ出発 ICの一等車で一時間くらい

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到着

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駅の目の前のケーブルカーに載って丘の上の町へ~

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町の入り口付近にあるサン・パトリツィオの井戸へ、”サッコ ディ ローマ(ローマ略奪)の際に当時の教皇クレメンス7世が作らせて逃げ込んだ井戸

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深さ60mで足を出してふざけたら高所恐怖症の二人が青くなっていました~

狭くて味わいのある町並み、ラウラさんの故郷でもあって十年ほど前に一度訪れて印象深かった町です

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洒落た”オルビエート焼き”屋さん

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トラットリア・タパスでは、ここのデミタスカップでサービスしていました。我が家に山ほどあるんです~

日差しが強いので”ジェラード”屋さんに寄る

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食べ歩きでのんびりと・・・これが、楽しいんだなぁ~カラ党の一人も付きあってくれました

崖の上に立つこの町には、素晴らしいゴシックのドゥオーモが必見!

”アル ディ ラ”で有名な”恋愛専科”の中でトロイ・ドナヒューとスザンヌ・プレシェットが見学している場面が印象的だったっけなぁ


新幹線やインテルシティーの切符を買えて”列車の旅”初心者の私としては”達成感”にあふれかえった一日でした。もちろん、ランチでは、”オルビエート・セッコ(白ワイン)”をカラファで500cc頂きました(みんなでね)

地元のワインもドンドントライの号令のもと、きっと”とりあえずビール”派の仲間も付き合ってくれて感謝してます・・・ホント


ところで、時差ぼけの本日のランチは

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動物病院の帰りにいつもの”お豆腐屋さん”で勧められた揚げたての”厚揚げに庭のハーブと”イクラ”にショウガと醤油をチョコッと垂らして~~ヴィーヴァ・ジャッポーネだね

イタリア食とワインの旅 ローマ編その1

CIAO CIAO A TUTTIワインナイフとフォーク
 ローマ二日目のランチ シチリア・イン・ボッカにて

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オープン直後の店内

さっそくコルボを注文

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ナポリ?、シチリア?生まれのチャーミングなラガッツォの笑顔が嬉しい~

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Branzino(スズキ)のカルパッチョ、ルッコラ添え レモンとオイル、塩で頂く

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Frutti di mare(魚介)のサラダ

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手長エビのリングイネ 強烈なアルデンテ

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イカスミのスパゲッティ

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デザートにトルタと自家製ジェラート&エスプレッソ

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三人でシェアーしながら気楽なお店!美味しかった! しかし、6年前よりかなり味、ボリュームが落ちていた。がほとんどのお客様が地元の方達(シチリア出身?)でした。

下町の少し怖いところだったのでタクシーを呼んでもらってバチカンで降り、テヴェレ川沿いを散歩、30度位あったと思う・・真夏のように暑くワインで体中がだるくてダラダラ歩いて消化しました

サンタンジェロ城を通り過ぎ~

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日陰を求めてテヴェレ川~

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唯一の中州を渡ってギブアップ、タクシーでホテルまで夕食の為に体を休ませる事にする

みんな何度か訪れているのでモニュメントやムセオ(博物館)はことごとくパス!

またこれるように”トレヴィの泉”だけお参りしました

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夜は、地元の人でにぎわっている”カンツォーネ”のライブ付きレストランへ

後に10人くらいのファミリーが来ていて娘のお子さん(つまり孫)の誕生日祝いのテーブルを囲んで大騒ぎ!!歌も聞こえず店内のその一角だけカオス状態・・・めげずに歌っていた若いお兄さんの歌い手さんに同情してしまいました

ローマから帰ってきました

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ただいま~元気に帰ってきました

18日の午前11時14分発”フレッチャロッサ”フィレンツェからローマ到着12時45分着

プリマクラッセ(一等)車両4号車のドアの前にラウラさんが待っていてくれました

2006年の彼女の結婚式以来6年ぶりの再会です

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ローマ、テルミネ駅からフィウミッチーノ飛行場までの列車が出る50分足らずの再会劇でした

日本から持って来ていた”三人官女”の大きな箱をやっと彼女の二人のお嬢さんたち(4歳、2歳半)にと渡す事が出来ました。彼女も色々ローマのお土産を抱えて来てくれました~
五月生まれの私の誕生日プレゼントも・・・・これには感激です!!

来年の再会を約束してお別れをしました・・(感無量!)