今回の今年最大の満月「スーパームーン」の月光と、昨夜の首都圏の通り雨が、祓い清めとなって、新たな時代の夜明けが近づくことを意宣り(いのり)ます。

 

水による祓い清めと云えば・・・。

 

今日の夜8時から、

マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP

が、放送されるそうです。

なぜ「水による祓い清めと云えば」なのかというと、

【VTR出演】 狩野英孝 とあるからです。

 

これは、昨年お正月に放送された、狩野英孝さんの滝行の様子が流れるのでしょう。

 

その時の収録について書かれた、狩野さんのブログです。

 下差し

同じく、その時の収録について書かれた、平松天神社のブログです。

 下差し

狩野英孝さんがマツコのかりそめ天国の撮影で滝行

 

西澤形一宮司が、狩野さんが巡った三ヶ所の滝行の二番目、檜原村の龍神の瀧の指導者として登場します。

 

西澤宮司を綴った過去の記事はこちら。

 下差し

雛祭りの日に 西澤形一宮司を偲ぶ

梅花祭の日に 西澤形一宮司を想う

月次祭にて 西澤宮司の想いを紡ぐ

月次祭後に 西澤宮司と食卓を囲む

 

輪宝袈裟を身に纏い、錫杖を振り、神佛習合のご祈祷をする西澤宮司の元氣な頃のお姿にもう一度お逢いできるのが、楽しみです。

 

般若心経の節回しが独特です。

如是我聞

弘法大師空海による般若心経の解説書
般若心経秘鍵

大綱序 より

●大綱序 読み下し文 抜粋

 

迷悟我れに在れば、

発心すれば即ち到る。 
 

明暗他に非ざれば、

信修すれば忽ちに証す。 

 
迷いも悟りも自らの内面に在るのだから、

悟りを求める心を起こせば、それは即ち、

悟りに到る。
 

明(悟り)と暗(迷い)とを分かち定めるものは、

己自身の他には存在しえないのだから、

求める道を選択・決断して歩み始めれば、

忽ちにしてその証(アカシ)が顕れる。

 

こちらのブログで取り上げた「卽身成佛義」の内容と、一貫した世界観を感じます。

 下差し

般若心経の解説本文に続く、Q&A集である「問答決疑」に興味深い記述があります。 
 

「顕教と密教の二つの教えは、主旨がはるかにかけ離れている。

般若心経という顕教経典をもって密教の教えを説くことなど、出来る筈がない。」 

「顕教と密教の相違は、どこにあるのか。

それは読み取る側の人にこそあるのであり、経典の声字によって決まるのではない。」 

 

仏典というテキストを用いて紡ぎだされる「空海の世界観」に惹かれます。

 

吾々も、知覚している現世(ウツシヨ)から受け取るメッセージから、何を紡ぎだすかこそが、今 問われています。