タヌタヌのネタ帳 -46ページ目

16日目

ちゃかちゃんりんちゃんりん

皆様、金玉亭タヌ助でございます。

えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。

さて、先日、いつもの様にいつもの安キャバクラに行きますと
知らないおねえちゃんがやってきまして、席につきます。
それで、まあ初めてお会いしたという訳で
つまらない会話が始まります。

「で、いくつ?」
「22歳です。」
「え?遅いんだね。」
「はぁ?」
「いや、初めて男の人とむにゃむにゃ。
それじゃ、まだ3年くらいしか経ってないて訳だ。」
「はぁ?じゃ、あたしは25歳ですか?」
「変わった子だねぇ。普通、自分の歳を人に聞かないよ。
そりゃ自分の性別を人に聞くようなもんだ。
ま、それも面白いからきいてごらん。」
「じゃぁ、私は女性ですか?」
「確かめなくちゃ、判らないなぁ。で、
あなた。んー。あなたてのもなんか変だな。お名前は。」
「まゆみです。」
「それで苗字は。」
「内緒。」
「なるほど、ないしょまゆみさんておっしゃる。
で。どんな字をかくのかな。」
「いや店の名前だから字まできまっていないんです。」
「ん?ひらがなでもなければかたかなでもない。まして漢字でもない。
ということはどこの生まれのかたかな。」
「大阪ですけど。」
「オーサ・カー。オーサ・カーてのはどこにあるんでしょ。
てなことを勝手にしゃべらさないで、どこかで止めておくれ。」
「お客さん。変。」
「変なのはいつもいわれていて、別にいいんだが、さっきの約束は
覚えてらっしゃいますでしょうか。」
「え?なんか約束しましたっけ。」
「女か男かを確かめさせてくれる、というお約束。」
「そんな約束してません。」
「じゃ、1 突発性認知症、2 突発性健忘症、3 アルツハイマー。さ、どれだ。」
「じゃ2番。」
「うん。それなら左胸を触られても、次の席に移るまでに忘れる事が出来る。」
でとりあえずターッチ。
「うーん。判定不能。」
「え。それどうゆう意味。」
「最近のオリンピックとかでも性別の判定には
染色体検査をしなければならないくらい、いろいろ難しいんだ。
だから、多少、胸がふくらんでいるという程度で
女性と断定することは難しいんだよ。
では、性別不明のないしょまゆみさんの身上調査といきますか。」
「その前に、さっき1番から3番を突発性なんとかから選ばせたでしょ。
他の番号だったら、どうしたの。」
「え、1番は右の胸、3番はオマタといいたいとこだけど、両方の胸。
だから、2番でラッキーだったんだよ。今日はついてるねえ。
それはともかく、身上調査、身上調査。
では、好きな童話を3つあげてください。おとぎ話でもいいよ。」
「シンデレラ、白雪姫、王子とつばめ。」
「じゃ4番目は?」
「したきりすずめ。」
「で、この4番目に自分の奥底にひそんでいる願望や性格が顕れるわけだ。
ほんじゃ、今度ラブホ行く時はSMセットを用意してあげるね。」
「なんか変。ところでお客さん、お名前まだ聞いてない。」
「源氏名で山田太郎といいます。ところで、なんで源氏名てゆうか知ってる?」
「源氏名ってなぁに?」
「うーん。そこからか。えっとね。なんかウンチク語るのが面倒になってきた。
お店で本名を使うのがいやだから、芸名をつける。
まぁ、同名の場合もでてきちゃうしね。で、それを源氏名ってゆう」
「匿名とか芸名じゃなくて源氏名ってゆうんだ。で、なんで。」
「昔、宮中の女官が源氏物語の54の名前からとってつけてた。
京都の通りの名前から取った小路名というのもあったらしい。
それが、武家の奧女中にもつけられる様になって、更に遊郭の女郎にも
付けられるようになり、その様に本名と違う名前を水商売でつけるのを
源氏名という風に残った、らしい。はい、ウンチク終わり。
どうせ、源氏物語も知らないんだろ?ま、いいや。」
「あ。今、ばかにしたなぁ。」
「はい。ちょっとだけ。」
てな具合に飲み屋の会話は延々と続くのである。

ところが、たまぁに、暗い席がある。
「いらっしゃいませ。」
「うん。」
「この店、初めてですか?」
「うん。」
「お飲み物は何にしますか?
ブランデー?ウイスキー?焼酎?」
「ウイスキー、水割り。」
おもむろにおねえちゃん、水割りを作る。
しばし無言。
「お客さま、お名前、教えて頂けます?」
「田中」
おねえちゃん、話題に詰まる。
「どちらの出身ですか?」
「鳥取」
「鳥取て何が有名でしたっけ。」
「梨」
おねえちゃん、話題に詰まる。
「最近、新番組とか始まったけど
どんな番組、見ます。」
「テレビあんまりみない」
「休日とか何なさってるんですか。」
「寝てる」
おねえちゃん、話題に詰まる。
「お仕事とかきいてもよろしいでしょうか。」
「会社員」
「お名刺とかいただけるかしら。
まゆみと申します。よろしくぅ。」
名刺を渡す。
名刺をもらうがきいたこともない会社。
おねえちゃん、話題に詰まる。
しばし無言。
おねえちゃん、飲むしかないと思う。
「私も一杯いただいてもよろしいでしょうか。」
「どうぞ。」
おねえちゃん、しばし自分が水商売に向いてないのかと悩む。
「どんな女の子が好みなんですか。」
「好みは、特にない。」
「好きなタレントとか。」
「テレビあんまりみない」
おねえちゃん、話題に詰まる。
しばし無言。
客、嬢、ともにちびまるこちゃん、顔に縦線の影状態。
しかも時計の針は15分しか進んでいない。
おねえちゃん、黒服に助けを求めるまなざし。
でも、黒服、気づかない。
てな具合に飲み屋の沈黙は延々と続くのである。

「おい、ポン吉、この違いはどこからくるんだろう。」
「はい、師匠、男女の会話はキャッチボールですからね、
投げる方と受ける方のどちらかにやる気がないと成立しないですね。」
「しかし、ここまでやる気のない客てのも、
金をドブに捨ててる様なもんだねぇ。」
「映画を見に行って居眠りしてる様なもんですが
それだけ、期待と現実のギャップが大きかったんでしょうかね。」
「こういうキャスト殺しのゲストてのは時々みかけるんだが
多分に人見知りの性格のせいでもある様だね。
しかし、それなら知ってる店に指名で入ればいい様な気もするなぁ。」
「いや、こういう客はどこでもあまり大事にされないから
ついつい、新規開拓を試みて、失敗を繰り返す。
昔、口説いてたおねえちゃんに電話をかけると、今、電話中だから、
又、かけ直すね、と言って切られる。
で、電話中にキャッチが入ると、今、キャッチが入ったから
後から電話するね、と言って切られる。
これと同じで指名がかぶると一番最後に回されて
今、指名のお客さんが入ってる、
と言って3分でよそへ行かれてしまう
というパターンの繰り返し。」
「そうだな、3分で指名料2000円も取られたらいやになるわな。
1時間で4万円か。そんだけ払えば高級ソープにいけるな。
ま、お互い、しゃべるのが商売なだけに、こんな経験しないでよかったねぇ。」
「いやいや、この前、弟子のしっぽをキャバにつれていったら
こんな状態でしたよ。」
「あいつのしゃべりはまだ商売になってない、てことだな。」
「師匠の様に、金ももらってないのに、あそこまでしゃべりつづけるのも
いかがなものかと。」
「わしの倍はしゃべってる、お前がいうな。」
「いやぁ、時給が師匠の半分ですから。」

とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。

ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん

15日目

ちゃかちゃんりんちゃんりん

皆様、金玉亭タヌ助でございます。

えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。

「おーい。ポン吉。ちょっときてくれ。」
「はいなんでしょ。師匠。」
「久しぶりに新作を作ってみたんで、ちょいときいとくれ。」
「又、変なのじゃないでしょうね。前の早口みたいのはいけませんよ。
あんなもん作ったって誰も出来ないしおもしろくない。
落語てのは人を感心させてもしょうがねえんですから。で?」
「ま、いろいろ能書き言ってても性がねえから、ま、きいとくれ。」

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「最近はデスノートなんて映画がはやってるていうから
ちょいとレンタル屋さんから借りてきて見たら
ちゃんと終わりは「です」で終わらせようて運動かと思ったら
なんやら、人の名前をかいとくとその人が死んじゃうて
まるで丑の刻参りみたいなノートだそうで
わら人形を作らない分、手間がなくてこりゃいいな」
てなことを言ったら
弟子のポン助に怒られましたわ。
-------『わたしの名前はポン助ですか』
-------『一応匿名にしたんだが』
-------『ま、いいですけど、あまり匿名になってないです。』
-------『お、ちゃんとですで終わらせて、お前わかってる』
-------『そんなんいいですから続き、続き。』
「師匠、デスノートを丑の刻参りと一緒にしちゃ、作者や映画監督も泣きますよ。」
「ま、いいやな。
しかしな、ポン助。この話は、ノートの話を除けば
よくある超能力者が脳の血管をプチッと切る話と一緒だよな。」
「そうですね。本当に超能力とかがあったら、物を上から落とす
みたいな殺し方じゃなくて、脳の血管にちょいと圧力かけて
脳溢血を引き起こすのが一番簡単でつかまらない。」
「現在の法律で、アリバイの有る人間が脳溢血で人を殺す殺人なんて
裁判で有罪になるわけがないな。」
「じゃ、なんでそんな事件が起きないんですかね。」
「いや、起きてる。先月、お前のライバルだった、桂むにゃむにゃが
脳溢血で亡くなったじゃないか。」
「ええ。葬式には行ってきましたが。」
「そう、犯人は、、、お前だっ。」
「ひえっ、脅かさないでください。心臓麻痺で死ぬかと思った。」
「冗談はともかく、そういう殺人事件があったとしても
世の中には公表されないな。新聞やテレビもニュースでも取り上げられない。」

「師匠。黙ってましたが、実は私にも超能力があるんです。」
「お、きたな、で、どんな能力だい。」
「地球を一瞬にして360度回転させる。」
「ふむ。一日進めるわけだな。じゃ、やってみな。」
「今、やりました。」
「え、やっちまったのか。テレビ局をよばなくて大丈夫か。」
「いえ、誰も気づかないうちに、一瞬でやりましたので。」
「パソコンのカレンダーの日付がかわってないぞ。」
「いや、瞬間的にやったので、パソコンの日付は変わりません。」
「うちの日めくりカレンダーも替わってないぞ。」
「そりゃ師匠がめくってないから。」
「じゃ何が変わるんだい。」
「いえ、何も。」
「じゃ180度で止めてみな。」
「そんな事したら大騒ぎになります。世界中が時差ぼけになっちゃう。」
「今晩の寄席は出演しなくても出演料が貰えるんだからいいじゃねえか。」
「でも、楽しみにしてる今晩のテレビドラマが見られなくなっちゃいますよ。」
「うーん。それは問題だな。
最近のテレビドラマは一話飛ぶと話がみえなくなっちゃうからな。
半日時間がとぶと録画もできないのかい。」
「はい、なので180度回転は自分の中で禁止事項にしてあります。
ご安心ください。よかったですね、師匠。」
「なんか、キツネにつままれた様だな。
他になんかないのか。超能力。」
「はい、人の心が読めます。」
「じゃ、おれが何を考えてるかあててみな。」
「ばかやろう。わかるわけねえじゃねえか。」
「なんだと。このやろう。」
「いやそうじゃなくて、師匠がそう考えておられた、と言ってるんです。」
「うん、確かに。「ばかやろう、わかるわけねえじゃねえか」て思ってたな。」
いきなりポン助、師匠をぽかり。
「いてえな、このやろう。いきなりなにしゃがんでい。て、思ったでしょ。」
「いてえな、このやろう。もう、そういうのはいいから、
他にはなんか超能力はもってないのかい。」
「予知能力。」
「どんな予知だい。言ってみな。」
「今晩、師匠はポンポコ亭で落語をやります。」
「こら、それは予知じゃなくて、予定だろ。他には。」
「明日は○越デパートの屋上でスーパーゴレンジャーの司会。」
「そりゃ、お前の予定じゃねえか。」
「いや、急用ができましたもので、師匠に替わってもらおうかと。」
「こら、聞いてねえぞ。で、他には。」
「今晩、奥様が浮気をなさる。」
「はぁ?なんでそんなことがわかるんだ。」
「いや、師匠が寄席の後に、六本木へ浮気しに行くからその間お相手をしろと
奥様に言われまして。」
「なんだ、浮気の相手はおまえか。こどもだけは作るなよ。」
「あ、そこまでは予知出来ませんでした。」

**********************
「てなおちなんだが、どうだいポン吉、なかなかだろ。」
「いやぁ、あの奥様のお相手は師匠以外は出来ません。」

とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。

14日目

ちゃかちゃんりんちゃんりん

皆様、金玉亭タヌ助でございます。

えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
さて
アメリカでは受精卵を有償提供し始めた、なんてぇニュースがありましたが
この子の親は誰になるんでしょうね。
現在、さかんに研究されている人工子宮が出来たら
ますます誰の子かわからなくなっちゃうねぇ。
その内、少子化対策で、両親が秘密の受精卵に人工子宮で出来た子を
国が育てる、てな事になるかもしれんね。

一貫教育の防衛小学校から防衛大学校へ入学させて、兵士にさせちゃう。
こどもの時から徹底的に能力を調査して、適性のある部署に配置させると
強い軍隊ができちゃうかもしれない。
でも、たまたま、落語家が適性だったらどうしよう。
しかし、精子提供者にも卵子提供者にも落語家なんていないから
確率は非常に低いだろうね。
そういや
最近、コマーシャルでやりたい仕事より出来る仕事を
てのがあるが
ありゃ夢も希望もないなぁ。
ま、
ミュージシャン志望とか小説家志望とか言ってるやつで
才能が全く無いやつには正しい話かもしれんが。
しかし、漫才師になりたいてえと親とか反対するが
落語家になりたいてえのはあまり反対されない様だ。
落語家てのは年季奉公すれば、ある程度は食えちまう。
大工や左官と同じ職人的な部分があるのかもしれんなぁ。
名人と呼ばれる様になるのはやはり適性が必要なんだが。
徒弟制度がしっかりしてるせいなんだろうねぇ。
しかし
適性のある職業にしかつけないというのは寂しいもんだろうね。
ある程度、人生が読めちゃうみたいな。
例えばポン吉なんざはエロ小説作家かね、適性職業。
あいつの最近の新作はエロ話ばっかりだからなぁ。
あんな噺はお座敷以外じゃできねぇぞ。
しかし、適性職業があればいいがなんでも中途半端な奴は
どうすんだろうね。
逆に何やらせてもそこそこ出来ちゃう奴もいるしな。
ひょっとして総理大臣が適性職業とかいう人が何人も出たら
どうしようか。
今年は5人の総理大臣の合議制で行われる、てなことに。
いろいろ考えると適性と必要人員てのはきっとバランスが取れて
ねえんだろうな。
「ポン吉、どうでいこんな世界は。」
「いや師匠はどんな世界でも落語家でやっていけますよ。」
「嬉しい事を言ってくれるね。」
「いや、他の事はからっきし出来ない。」

とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。

ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん