18日目
ちゃかちゃんりんちゃんりん
皆様、金玉亭タヌ助でございます。
えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
「おーい、ポン吉。ちょっとおいで。」
「なんですか、師匠。又、変なこと考えついたんですかい。」
「いや、新作、新作、高杉晋作、なんちゃって。」
「オヤジギャグ止めてくださいよ。一応落語家なんですから。」
「じゃ、なにかい。笑点の大喜利やってる師匠たちは
落語家じゃないとでもおっしゃるんですかい、ポン吉師匠。」
「誰もそんなこと言ってないでしょ。つっかかるんだから。
で、
新作作ったんでしょ。聞かせてくださいよ。」
「で、題は夢たまごってんだが。」
「それ、桂枝雀師匠におんなじのがありましたよ。」
「じゃ、なにかい、おんなじ名前の落語があっちゃいけないとでも。」
「いや、演目をみたおきゃくさんが枝雀師匠の夢たまごかと思うでしょ。」
「じゃ、名前はたまごの夢。」
「ま、そんな事はどうでもいいから聞かせてください。」
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えー、最近は少子化なんてことが言われて、めっきり兄弟が減って
ひとりっこの家庭が増えましたが
昔は兄弟がたくさんいたもんです。
食事の時もひとりくらいいなくったって気が付かないから
食事が終わってから、泣きながらこどもが入ってきて
初めて気づくという様なこともままあった様で、
まあそれはさておき
ここ、福内家は3人兄弟のおうち。
お兄ちゃんの太郎と次男の祐二と末娘のひとみちゃんです。
「兄ちゃん、こんな卵、買ってきたよ。」
と、祐二がみせたのはなにやら卵の様な物が
ゆで卵置きの様なものに載っている。
「なんだ、それ。」
「これね、ここの2ヶ所の差し込み口にヘッドフォンをつけて
眠ると2人で同じ夢がみられるんだって。
夢が共有できる機械なんだってさ。」
「見る夢は決められるのかい。」
「この卵がその中身でね、今日は落語家編とオカマ編を買ってきた。」
「それじゃ、今夜は落語家編で夢をみよう。」
と
その夜は二人なかよく夢をみます。
「おい、ポン吉」
-------『はい、なんです師匠。』
-------『わっ、いきなりなんだよ。』
-------『だから、いま呼んだじゃないですか。』
-------『違う、違う、落語の中の夢の話だよ。』
-------『なんだい、紛らわしいな。』
「はい、なんです、師匠。」
(あれ、兄貴のおれが弟子、ひょっとして、この師匠が祐二?)
「今日のあの高座のできは酷いね。もうぼちぼち落語家やめるかい。」
-------『師匠。そんなに酷かったですか。』
-------『違う、違う、落語の中の夢の話だよ。』
-------『なんか、新作落語にひっかけて怒られてる様な気がします。』
-------『気のせい、気のせい。じゃ、続けるよ。』
「落語家なんてのは、馬鹿じゃ出来ない、利口じゃ、なおさら出来ない、
てな事を言われる商売だ。
お前の落語は利口が鼻につくんだねぇ。」
(おい、おい、祐二、なんか偉そうだねぇ。)
「大体、落語てのはだな、笑わせるのでも笑われるのでもない。
笑われる人を演じるんだ。だから、お前が笑われてるんじゃなくて
お前の演じてる与太郎が笑われてる。
わかるかい。そこんとこがわからねえから、お前の落語は。。
ぐだぐだぐだぐだぐだ。。。。。。。。。」
てな具合で説教が2時間ほどつづいて
ポン吉、足がしびれてきてもぞもぞする。
「こらっ」と大声で一喝されたところで、
目が覚める。
「お兄ちゃん、夢はどうだった。」
「いや、夢でよかったよ。」
「ボクも夢でよかった。あんなできの悪い弟子はもちたくないもん。」
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「てな、新作なんだが、どうだい、ポン吉。」
「師匠、ただ単にあたしに文句がいいたかっただけでしょう?」
「わかっちまったか。だからお前は利口すぎるって言われるんだよ。」
「もっと問題は、末っ子のひとみちゃんがでてこなかった。」
「なんだい、そっちを気にして身がはいってなかったのか。」
「えー、どっちかというとオカマ編の話の方がいいなぁ。
祐二とひとみでみる夢、という事で、又作ってくださいね。」
とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん
17日目
ちゃかちゃんりんちゃんりん
皆様、金玉亭タヌ助でございます。
えー、本日もつまらない話をおもしろおかしく話す
時間がまいりました。
お時間が許しましたなら、最後までお付きあい下さいませ。
さて、そのまんま東が宮崎県知事に当選しましたが
お笑い関係の政治家てのは、結構いるもんです。
コロムビアトップ、青島幸男、西川きよしに横山ノック。
落語家では立川談志がいますねぇ。
ただ、政治家になったとたんに話が面白くなくなっちゃう。
これは、面白い話をすると、ふざけているとか
批判する人がいるからなんでしょうね。
政治家とはこうあるべき、なんてえのが
みんなの心の中で出来上がってる。
だから、政治討論の番組も政治家だけでやると急につまんなくなっちゃう。
じゃあ、政治家が誠実かといえば、決してそんなこたあない。
汚職だ談合だ、不正献金だってな話ばっかり。
なんかもっと、ばかばかしい部分が政治にもあっていいんじゃねえか
てなことを考えまして、ここに落語特区てなもんを作ろうかと。
選挙の演説は高座でやる。
当選の弁は落語を一席やる。
議会も椅子じゃなくて座布団。
いい発言をした時は座布団を一枚増やす。
失言したら座布団全部もってきな、てなもんで。
施政方針演説なんてのも、笑いを取れないと批判される。
「毎度、ばかばかしい、施政方針演説でございます。」
てな調子で始まる。
「どうだ、ポン吉、この落語特区てのは。」
「もう、師匠はなんでも茶化すのが好きですねぇ。
ま、楽しくなけりゃ、政治じゃない、がキャッチコピーですね。」
「そこの地区ではマンションを取り壊して全部長屋にする。」
「それじゃ、自動車も自転車も電車も地上走行禁止にしなくちゃ。」
「ライフラインは全て地下に埋め込む。なんとなく京都風になってきたな。」
「じゃ、師匠、服装は江戸時代風限定にする、てのはどうですか。」
「それじゃぁ、太秦の映画村になっちゃうよ。
で、
昼間のテレビは落語専門チャンネルしかうつらない。」
「なんで、昼間だけなんですか。」
「うーん。夜はどうしてもみたいドラマがあるからな。」
「相変わらず、師匠はわがままですねぇ。
じゃ、自動販売機なんてのも地下にもぐる。」
「地下道の入り口なんかは掘っ立て小屋でかくされて
その掘っ立て小屋に入ると地下への階段が。」
「なんか秘密基地みたいでわくわくしますね。」
「それじゃぁ、名前も強制的に落語家風に改名させちゃおう。」
「じゃ、小泉純一郎は和泉屋純一郎、安倍晋三はアヤメ亭しん輔。」
「うーん、和泉屋純一郎てのはなんか悪徳商人みてえだなぁ。」
「でもあたしらはそのままポン吉、タヌ助ですか。
じゃ、師匠その時についでに、金玉亭から金遊亭に戻してくださいね。」
「こらこら、どさくさに紛れてなに言ってんだい。
あんまりしつこいと、おまえ、又、改名させちゃうよ。」
「又、なんか変な名前を考えてるんですか。」
「小春てのはどうだ。金玉亭小春。」
「師匠、それ、禁句。私のハンドルネーム。
ばらさないって約束だったのにぃ。」
とゆうところで
お時間もよろしいようですので
続きは、又の機会にという事で。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん
