翻訳、スペイン語についての話 -2ページ目

バルセロナ

10日間スペインはバルセロナに行ってきました。

月曜から金曜は語学学校に通い、土日は観光していました。


私にとってはじめてのヨーロッパだったのですが、何より驚いたのは

建物の美しさでしょうか。

個々の美しさもさることながら、全体を見たときの整然さが美しかったです。

だた、その美しさを守るのも大変なようです。

建物を保存するために様々な規制があって、

建物を破損してはいけないのはもちろんのこと、

暖房器具なども使えなくて、冬はいつも寒い思いをするそうです。


日本の建物についてこれまであまり考えたことはなかったのですが、

バルセロナの建物と比べると乱雑に立てられているような気がしました。

でも、冬に寒い思いをするくらいなら、少々乱雑でも暖かい方がいいかな、

なんて思いますが。


町並みの美しさではバルセロナよりも少し北に位置するジローナの方が綺麗でした。

バルセロナは19世紀末に大規模な町の改造があったので、

町の中心部は古いといっても100年ちょっとです。

でもジローナはもっと歴史が古いらしく、中世の町並みが広がっていました。

この美しさといったらないですね。心から感動しました。


他にも書きたい事はありますが、またいつか。

問題5

問題) 括弧内の動詞を適切な形に直しなさい。

解答はコメント欄。


5. Te aseguro que desde que mi marido se fue, (sentirse) __ muy sola.

問題4

問題) 括弧内の動詞を適切な形に直しなさい。

解答はコメント欄。


4. Es una pena que les (ofrecer) __ ese jerez a tus vecinos.

問題3

問題) 括弧内の動詞を適切な形に直しなさい。

解答はコメント欄。


3. No creo que ellos (llegar) __ antes de las diez.

問題2

問題) 括弧内の動詞を適切な形に直しなさい。

解答はコメント欄。


2. Es lo'gico que tu esposa (preocuparse)__ por tu salud.

問題1

問題) 括弧内の動詞を適切な形に直しなさい。

解答はコメント欄。


1. ?Co'mo es posible que todavi'a no le (conceder) __ el Oscar a esa gran actriz?

スペイン語(8)

日本語には様々な外国語が外来語として日本語になっています。
その中にはポルトガル語やスペイン語由来の言葉もあります。
最近では、店の名前にフランス語やイタリア語などを使うことも多いようです。
また、サッカークラブや車の名前などもラテン系の言語が使われていることが多いです。


私たちが朝食で食べている「パン」はスペイン語で「pan」と書きます。 発音もそのまま「パン」です。
発音と意味が一緒というのは覚える手間が省けてよいですね。

どんな風に日本に伝達されてきたのかはよく分かりませんが、スペイン語、もしくはポルトガル語の由来だそうです。
でもポルトガル語で「パン」は「pao」「パォン」だから少し発音が違います。
そのため、スペイン語由来ではないかなぁ、と思うのですが、いかがでしょう。


ところで、アルゼンチンでは「chori pan」「チョリパン」なる食べ物が売られています。
「chorizo」(大きいソーセージ)が「pan」の上に乗っかってる食べ物で、街中のいたるところで売られています。
焼き上がりを出してくれて、野菜や「chumichuri」というソースを付けたらかなり美味です
そして何より安いのです。

日本円で50円くらいで食べることができて、おなかも一杯になります。

チョリパンってその音に何か馴染みがあると思ったら、日本語にもありました。
調理パン。

発音どころかその内容まで近似してますね。

スペイン語(7)

スペイン語には女性形の名詞と男性形の名詞があります。
前に出た「dia」は男性形、そして今回のテーマの「hora」は女性形です。
「hora」の発音は「オラ」、意味は「時間」です。
あれっ?「オラ」って前に出ませんでしたっけ?
そうです。スペイン語で挨拶は「hola」(こんにちは)だということは前に書きました。
日本語表記だとどちらも「オラ」なんですが、スペイン語では「hora」と「hola」、スペルが異なります。
そして、「r」と「l」では発音が異なることは前に書いた通りです。
「時間」の「hora」は少し巻き舌で「オラ”」と発音しなければなりません。
スペイン語はほとんど日本語の発音で問題ないのですが、

この「r」と「l」の発音は日本語にないものなので、ちょっと難しいです。
英語の「r」と「l」の関係に似ていますが、発音は異なります。

英語の「r」は舌を奥まで引っ込めますが、スペイン語の「r」はやや巻き舌で発音します。

文章で書いても分かりにくいのですが。。。


発音のことはまあ置いておいて、女性形と男性形の名詞、何が違うのだろう、なんて思うと思います。

女性名詞と男性名詞で大きく違うのは、その名詞の前後につく形容詞や冠詞の形が変化することです。

ですから、ちゃんとした文章を書いたり話したりするためには、

その名詞が女性形なのか男性形なのか、ちゃんと把握しておかばなりません。

区別の方法ですが、、一応女性っぽい名詞は女性名詞で、男性っぽい名詞は男性名詞なのですが、

はっきりとした区別はありません。

例えば、太陽が男性で、月が女性で、これなんかは分かりやすいのですが、

例外というか、中性的な物の場合には、意味だけでは区別はできません

(ちなみにスペイン語では中性名詞はありません)。


では、どのように判別すればいいかということですが、名詞の最後が「a」であれば女性名詞、「o」で終わっていれば男性名詞、という風に大別できます。
ただ、これも例外が多いので、
実際には丸暗記するのが一番手っ取り早いです。
この「hora」は女性名詞、それだけ覚えておいたら良いと思います。

「hora」(時間)という単語はスペイン語圏でも日本と同じようによく使われます。
同じように使用するのですが、日本と南米の使い方って微妙に違います。
日本の「hora」はきっちりしてますが、南米の「hora」は人によってかなりずれがあるんです。
場合によっては2、3時間。
注意してください。
南米の人と待ち合わせをすると、指定の時間から2、3時間遅れてくるのは当たり前です。

スペイン語(6)

挨拶については一番最初に「hola」「オラ」さえ覚えておけば朝も昼も夜も使えると書きました。
でもそれだけではバリエーションなさすぎるので、朝によく使う挨拶方法「buenos dias」について
書いていこうと思います。読み方は「ブエノス ディアス」で「おはよう」の意味です。
「bueno」についてはすでに書きました。「良い」という意味を持っています。
「dia」は直訳すると「日」、つまり合わせると「良い日」という意味になります。
英語で「good morning」というのに似ていますね。


さて、スペイン語では複数形になると語尾に「s」が付きます。
ですので「buenos dias」は直訳すると「良い日たち」ということになります。
今日は一日しかないのに、何で複数形なんじゃ~、なんて言わないで下さい。
そういう決まりなんです。
多分、想像するに、「今日もいつもみたいに良い日でありますように」なんて願いが込め
られているんじゃないでしょうか?
まあ、この辺は想像でしかありません。ご存知の方はご指摘ください。
英語と違うのは、名詞の「dia」だけでなく、形容詞の「bueno」まで複数形「buenos」になってしまう点ですね。
修飾する名詞が複数形なら複数形の形容詞、女性形の名詞ならば女性形の形容詞を付ける必要があります。
とは言っても、会話をするのにこの変化はそれほど重要ではなく、
「bueno dias」だろうが「buena dias」だろうが何でも通じます。
要は通じればいいんです!

私はそんな風にこれまで生きてきました。

スペイン語(5)

会話の中で使われる単語数は約3000単語程度と言われています。
自分の経験で考えてみても、3000語も覚えておけば普通に生活する分には困りません。
ただ、それだけでは、会話の中で分からない単語も出てきて、聞き返す必要があります。

ただ、聞き返すのも簡単なようでなかなか難しい行為です。

何度も聞き返していると、うっとおしがられますから。


話の中で、もっとも重要だと思われる語句だけをタイミングよく聞く、、、

なかなか高度なテクニックかも知れませんね。


この3000語の中で、最もよく使われる単語の一つは「ir」です。
読み方は「イール」で、意味は「行く」です。
日本でもそうですが、「行く」というのは旅に必須な単語ですから、

スペイン語圏に旅行するなら必ず覚える必要があります。


あとは場所の名前さえ覚えておけば、「イール~(場所の名前)」と言えば、
文法的にはおかしくても、意味は通じるかと思います。

さらに、「~へ」という意味の前置詞「a」を付ければなお良いでしょう。

「ir a 場所」となります。

東京に行きたいなら、「ir a Tokyo」と言う感じです。

その他、「ir」は「行く」だけの意味に留まらず、様々な用途で使われます。

英語の「go」に様々な使い方があるように。

それについては、また後日。