スペイン語(6) | 翻訳、スペイン語についての話

スペイン語(6)

挨拶については一番最初に「hola」「オラ」さえ覚えておけば朝も昼も夜も使えると書きました。
でもそれだけではバリエーションなさすぎるので、朝によく使う挨拶方法「buenos dias」について
書いていこうと思います。読み方は「ブエノス ディアス」で「おはよう」の意味です。
「bueno」についてはすでに書きました。「良い」という意味を持っています。
「dia」は直訳すると「日」、つまり合わせると「良い日」という意味になります。
英語で「good morning」というのに似ていますね。


さて、スペイン語では複数形になると語尾に「s」が付きます。
ですので「buenos dias」は直訳すると「良い日たち」ということになります。
今日は一日しかないのに、何で複数形なんじゃ~、なんて言わないで下さい。
そういう決まりなんです。
多分、想像するに、「今日もいつもみたいに良い日でありますように」なんて願いが込め
られているんじゃないでしょうか?
まあ、この辺は想像でしかありません。ご存知の方はご指摘ください。
英語と違うのは、名詞の「dia」だけでなく、形容詞の「bueno」まで複数形「buenos」になってしまう点ですね。
修飾する名詞が複数形なら複数形の形容詞、女性形の名詞ならば女性形の形容詞を付ける必要があります。
とは言っても、会話をするのにこの変化はそれほど重要ではなく、
「bueno dias」だろうが「buena dias」だろうが何でも通じます。
要は通じればいいんです!

私はそんな風にこれまで生きてきました。