スペイン語(8) | 翻訳、スペイン語についての話

スペイン語(8)

日本語には様々な外国語が外来語として日本語になっています。
その中にはポルトガル語やスペイン語由来の言葉もあります。
最近では、店の名前にフランス語やイタリア語などを使うことも多いようです。
また、サッカークラブや車の名前などもラテン系の言語が使われていることが多いです。


私たちが朝食で食べている「パン」はスペイン語で「pan」と書きます。 発音もそのまま「パン」です。
発音と意味が一緒というのは覚える手間が省けてよいですね。

どんな風に日本に伝達されてきたのかはよく分かりませんが、スペイン語、もしくはポルトガル語の由来だそうです。
でもポルトガル語で「パン」は「pao」「パォン」だから少し発音が違います。
そのため、スペイン語由来ではないかなぁ、と思うのですが、いかがでしょう。


ところで、アルゼンチンでは「chori pan」「チョリパン」なる食べ物が売られています。
「chorizo」(大きいソーセージ)が「pan」の上に乗っかってる食べ物で、街中のいたるところで売られています。
焼き上がりを出してくれて、野菜や「chumichuri」というソースを付けたらかなり美味です
そして何より安いのです。

日本円で50円くらいで食べることができて、おなかも一杯になります。

チョリパンってその音に何か馴染みがあると思ったら、日本語にもありました。
調理パン。

発音どころかその内容まで近似してますね。