「いつかお仕事で中山美穂ちゃんに会えるかもよ」と当時の事務所の社長からのひと言で入ることにした芸能界
スカウトされた時も、テレビ局に行ったら中山美穂ちゃんに会えると思って突撃して門前払いされた帰り道でした
去年この日記を書いていた時は、およそ一年後にこんなにつらい出来ごとがおこってしまうなんて思いもしなかった
5日木曜日の夜、引き出しからミポリンのカードが突然ひらりと出てきて、思わず「派手！！！」を口ずさんでいたところでした
ビーバップや毎度お騒がせしますなどは、まだちびっ子すぎてドラマを見ていなかったので、わたしが美穂ちゃんのファンになったのは「ママはアイドル」からでした
今見返しても17歳とは思えない完成された美貌と堂々として凛とした佇まいがとにかく美しくて、だけど笑顔になるとパッと明るくまるで大きなお花が咲いたみたいで、また少しはにかんだあどけなさが可愛くて…
追悼でSNSに溢れる当時の美穂ちゃんを見ていて、幼かった私は、可愛くて堂々と凛としていた美穂ちゃんみたいな女性になりたかったんだなと、改めて思いました
はじめてお小遣いで買ったシングルもアルバムも美穂ちゃんだったし、はじめてお小遣いでみた映画も美穂ちゃん主演の映画でした
"ミポリン"は「ママはアイドル」の中の中山美穂の愛称だから、実際の中山美穂には対してはあんまり呼んでほしくないみたいな雑誌の記事を読んで、美穂ちゃんがイヤならば！と、当時は頑なにミポリンとは呼ばず美穂ちゃん呼びを貫いていたっけな（最近はミポリンて呼びまくってましたが🙏）
とにかく大好きで憧れの女性でした
スーパーアイドル時代から自作の曲も素敵だったし
女優さんとしても素晴らしくて「ラブレター」のホワイトいわい（岩井俊二）作品らしい主人公の等身大の二役も「東京日和」の陽子さんのつかみどころのない役もよかったし、「サヨナライツカ」の自由奔放で妖艶な沓子役が全く嫌味にならないのは、中山美穂だからという圧倒的な説得力があったように思います
うむ
美穂ちゃんはスーパーアイドルであり、スーパースターなのだろうな
そういえば、私に「美穂ちゃんに会えるかもよ」と言っていた当時の事務所の社長が言っていたことがあります
その事務所は当時12歳の私と同じ年齢くらいの中高生ばかりがいる芸能事務所で、ある日宣材写真を撮影するために所属している子達が事務所に集まったんです
その時みんなに社長が言ったんです
「みんな、〇〇ちゃん（今も女優さんとして活躍されている当時はアイドルの方）くらいには頑張ればきっとなれます。だから頑張りましょう。ただ間違っても中山美穂になろうとはしないでください。美穂は10億人に1人の子ですから」
その社長は、美穂ちゃんがスカウトされて芸能界に入った事務所で別の方のマネージャーをしていて、はじめてみた時から美穂ちゃんはこれまで見たことがないくらいのオーラだったそうです
でもスターはどの役をやっても全部スターなのだけど（石原裕次郎さんとか？）、美穂ちゃんはスクリーンの中でもしっかり"中山美穂"でありながら、ちゃんと役ごとに演じ分けもされているというか、作品から浮きすぎないというか…言葉で説明難しいけれど
そんなところも女優さんとしても好きだった理由です
なんだか取り止めもなくなってしまいましたが、
とにもかくにも子供の頃からの憧れの方の訃報はだいぶメンタル持っていかれるものですね
そうでなくてもここ数ヶ月色々あってしんどいのに！
そんなわけで、気がつけば1ヶ月も更新できなかったブログを少しずつ近況を書いていこうと思っていた矢先の訃報でした
どれだけショックでも著名な方の訃報について書くのはもうやめようと思っているのですが、中山美穂さんだけは想いを吐き出さずにはいられませんでした
訃報をきいた金曜日から毎日泣いているのに、どこかまだ信じられていない自分がいるのでお悔やみの言葉はまだいいたくありません
ただ、
美穂ちゃん、お風呂浸かるのお好きそうな印象がありました（インスタみてて）
わたしも長風呂好きなのですが、元々低血圧のせいか何度もお風呂で目の前真っ白のまま数分戻らず這って浴室から脱出したり、強烈な眠気に襲われて気がつけば寝ていたりする（血圧低下して意識障害？ヒートショック？）ことが何度もあり、しかも高校生くらいの時からあるのでついいつもの事とちょっと舐めてる部分があるので、そこは気をつけなくてはいけないなと肝に銘じております
それから
余計なお世話なのですが
ご家族の皆さんはもちろんですが
美穂ちゃんのお家のニャンコが心配です…
オフィシャルブログになってから、いただいたコメントへ私本人が返信をすると"なりすまし"と自動判断されてしまうそうなんです。なので直接お返事ができません。
でもちゃんと全部読んでいます！！
ご質問などはたまにブログ記事の中でお返事できたらなと思います💛
