田辺かずきのブログ
ふるさとの古賀市を前進させる。
その決意を胸に走り続けます。
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ふくおか経済に感謝!/補正予算成立―DX推進

ふくおか経済6月号、絶賛販売中!

 

 

多くの皆さんに部数増へのご協力と前向きな感想をいただいており、感謝感謝です。シェアリングシティ推進協議会のnoteでもご紹介。ありがとうございます!

 

 

   ◇

 

DXの推進や地域公共交通の強化、観光振興などをめざした補正予算が成立しました。議案を可決していただいた市議会の皆さまに感謝申し上げます。

 

 

中心市街地のJR古賀駅周辺開発に最新のデジタル技術を導入。3D都市モデルを活用することで、将来のまち並みを具体的に分かりやすく「見える化」。歩行者動線や日陰の影響、建物による圧迫感、太陽光発電の可能性といった複合的な検証が可能となります。次年度以降、本格的に検討に入る基本設計の検討にも活かせます。これらは国の都市空間情報デジタル基盤支援事業によって実現し、市の一般財源の負担軽減にもつながります。

 

地域公共交通の強化では、公共施設等連絡バス「コガバス」を小竹エリアからコスモス館や、市町の境を越えて新宮中央駅まで延伸。AIオンデマンドバス「のるーと」のミーティングポイントを新設し、休日やイベント時に実証運行する予定です。スマートバス停を古賀駅や千鳥駅、福岡東医療センターに新設します。公共交通全体の利用状況をデータ分析し、需要予測を今後の検討に生かす取組や市民ワークショップも実施したいと考えています。国の共創・MaaS実証プロジェクトなどに採択されています。

 

さらに、物価高騰対策として保育所等の給食費の補助や、商工会が実施するキャッシュレス商品券「こがpay」の販売支援、観光ブランディング推進のための観光情報誌、PR 動画の作成、特産品PRのための市外イベント出店なども盛り込んでいます。

 

定例会が終わり、首長としては危機管理の季節へ。早く梅雨が明けるのを祈ります。皆さんも防災意識を高めて日々をお過ごしください。

 

   ◇

 

18日の一般質問では、防災の実効性を確保する観点から市民の皆さんと「気象」の専門知識を共有する重要性も提起されました。大切なことです。

 

 

なんと、そのタイミングで古賀市立図書館がX(旧Twitter)に「天気の本」を集めた展示コーナーを設置したとお知らせを発信。なんともグッドタイミング!

 

 

社会全体で子どもと子育てを支える大切さもテーマになりました。子育ては第一義的には親の責務と考えますが、社会状況の変化に伴い、困ったときに頼れるところが少なくなっているといった現実があります。市としては、乳幼児と保護者の居場所「でんでんむし」などの場づくりや、専門職による個別アプローチなどを実施。これに加え、祖父母や地域の支援があることも望ましく、そうした情報発信も検討する考えを明らかにしました。

 

 

また、学校教育の充実や防災の観点から、全ての小中学校体育館等への空調整備を進めたいとの考えもあらためて申し上げました。このほか、地域経済の好循環を生み出す観点からの企業立地と雇用促進の重要性、交通利便性の高さを生かした産業力の強化、子どもの学びと育ちに経済的な格差が影響しないことの重要性、西鉄宮地岳線跡地の整備なども取り上げられました。

 

   ◇

 

この土日は大雨に警戒しましょう。

 

 

福岡管区気象台によると、梅雨前線の影響で、22日から23日にかけて大雨の警報級の可能性が「中」、23日朝から「高」となっています。降雨が続くと、累積雨量が土砂災害警戒情報の基準に達する可能性もあります。

 

古賀市としても警戒を強化し、総務課危機管理係を中心に全庁的に体制を確認しています。降雨の継続や線状降水帯の発生などで、避難指示の発令、避難所開設の可能性も念頭に置いています。

 

市民の皆さんは情報を収集し、周囲の状況の変化を捉え、適切な行動につなげていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

古賀市の防災情報(気象庁)

 

 

古賀市総合防災マップ

 

 

高校生が市長に政策を提案へ/ゼロカーボン推進

高校生が市長の相談役に就任へ!

 

主権者教育を推進するため、時事YouTuberやジャーナリストとして「朝まで生テレビ!」でも活躍中のたかまつななさんとタッグを組みました。

 

 

子どもの声を聴き、まちづくりにつなげる。今年度、高校生が私の政策立案の相談役(リバースメンター)を務めてくれます。どんな提案が出てくるのか、今からワクワク。なんと、全国の市区町村で初めてのチャレンジ!

 

17日はスタートアップとして、古賀市の県立玄界高校で「笑える政治教育ショー」を開催し、盛り上がりました。

 

 

早速、RKBと時事通信が報じてくれています。

 

 

 

高校生の皆さんの応募、お待ちしています。たかまつさんが代表を務める「笑下村塾」のページからエントリーを!

 

 

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ゼロカーボンシティとして、放置竹林対策と竹からの「バイオ炭」づくり、さらにはこれを農地の土壌改良に活用することで農業生産性の向上を実現したい。17日の市議会一般質問で、「環境×農業」で地球温暖化対策にもつながる具体的な政策提案があり、共感しました。公民連携で進めていきたい。

 

放置竹林対策は古賀市内の有志の皆さんが既に取り組みを始めており、今年度、市もその実践に学びながら共に進めていきます。答弁では、さらに多くの主体が関わっていけるよう、公民連携の発想で検討していきたいことも申し上げました。

 

 

食品残さのリサイクル促進では、特に魚滓のリサイクルで事業系ごみを減らし、資源化することは循環型社会の形成に寄与することから、古賀市として再生利用運搬許可の許認可の制度をつくる考えを明らかにしました。さらに、ワンヘルスを推進するうえで重要な人と動物の共生社会づくりでは、地域猫活動のさらなる支援を検討することを申し上げました。

 

食と農と食育を一体として「食農教育」を推進する重要性も提起されました。日々の食生活は、食と農に関わる人々の様々な活動と自然の恩恵によって支えられていると理解すること、それに感謝すること、農産物を食べることが健康で心豊かに暮らすうえで重要であると知り、実践することはとても大切です。私は小学生のころに地域の農家さんのおかげで田植えから稲刈りまで体験できました。日常的にコスモス広場で地元農産物を買うことは生産者とのつながりを実感できる機会でもあります。引き続き、生産者と消費者との交流や地産地消、子どもの農業体験などを推進していきます。

 

少子化対策も取り上げられました。日本では1990年の「1.57ショック」をきっかけに厳しい少子化の現状が強く認識されるようになりましたが、この間、本質的な対策が講じられないまま今日の危機的状況を招いており、政治・行政の責任は極めて重いと考えています。こうした中、国も強い危機感を持ちながら少子化対策を進めており、古賀市としても引き続き、チルドレンファーストの理念のもと、私が責任者として様々な取り組みを積極的に推進していく決意を申し上げました。

 

このほかにも地域公共交通や西鉄宮地岳線跡地の整備、不登校対策などもテーマになりました。

 

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西日本新聞の18日付朝刊で水泳授業の民間委託が広がっている現状がまとめられ、古賀市の取り組みも紹介されています。ウェブでも読めます。

 

 

 

九大起業部の合宿で対話/学校体育館に空調設置

九州北部が梅雨入りしました。特に防災意識を高める時期です。大雨に警戒し、日々を過ごしましょう。

 

 

古賀市の防災のページはこちらになります。

 

 

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九州大学起業部の皆さんの合宿へ!

 

 

今は大学に起業部というのがあるんですね~。古賀市の薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」で合宿していると聞き、スタートアップを支援しているまちの市長としては駆けつけないと!ということで、夜の部で対話の時間を。

 

 

伝えたかったことはいろいろ。政治や行政、民間企業・団体、どんな仕事も社会をよりよくするためにあります。そして、仕事は多くの主体と「共に」進めることが大切であり、そのためには全体の「調和」を意識することが求められます。人には多様な考え、立場があるので、「論理」に加え、「情念」を意識して行動することが重要。「自分が正しいと考えること」は大切ですが、調和を図るには、「他者の心と自分の心をつなげること」も大切。だから、対話と交流を重ねる。

 

 

質疑応答が活発でした。人生でキャリアを重ねていくうえでどうプランニングしてきているのか?大学卒業後、新聞記者8年、県議8年、市長になって6年。正直に言って、明確な計画を立てて歩んできていません。ただ、全力で走りながら、都度都度それまでの経験、知見、育んできた感性を踏まえ、「社会の中で、今、これから、自分がどうあるべきか」を思考し、行動を続けています。

 

そんな話をしました。とはいえ、私自身まだ44歳、人生は常に発展途上。自分の子どもたちに近い年齢の大学生たちとの対話の時間は私にとっても大いに刺激になりました。こうした営みが古賀市で行われていることは本当にうれしい。皆さん、共に頑張っていきましょう!

 

 

ちなみに、この日15日付の西日本新聞朝刊で、論説委員の久永健志さんがコラムで快生館を大きく取り上げてくださいました。ありがとうございます。ウェブでも読めます。

 

 

 

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古賀市議会本会議で、議員の皆さんから私への一般質問が14日から始まりました。

 

 

全ての小中学校の体育館等に空調を設置したいとの考えを明らかにしました。避難所機能としての防災力強化と教育環境の充実の観点から。古賀東中学校で先行していますが、財政に与える影響も大きく、教育委員会に整備計画を検討するように伝えています。維持管理費も要するため、整備後の活用のあり方も課題です。

 

自動運転の導入を検討する考えを明らかにしました。最新のデジタル技術は積極的に実装したいですね。近年、公道における実証実験が開始され、大阪・関西万博や高速道路等での運行も予定されています。現段階では、安全な走行環境の整備や法的責任などの課題もあり、政府や交通・物流事業者、自動車メーカーから情報収集を行いながら検討を進めていきます。

 

 

今年度開始を予定している市役所窓口の受付時間の短縮の意義も問われました。職員が限られた時間を創造性のある仕事に振り向けることができ、政策立案や業務の効率化が進むことで、市民サービスが向上します。また、各種問い合わせや申請書などの審査時間の回答までの時間短縮が見込めます。職員にとっては働きやすい労働環境がワークライフバランスを実現し、業務上のミスの防止や生産性が向上するなど、働き方改革、採用希望者増、離職防止にも寄与すると考えています。

 

まつり古賀や食の祭典といった「祭り」を地域経済の活性化につなげる重要性も提起されました。祭りは、にぎわい創出だけでなく、多くの皆さんの協働による連帯意識の醸成などにつながります。祭りの実施を通して、喜びの分かち合いや絆が生まれ、地域の誇りや愛着などの醸成、さらには効果的なシティプロモーションにもつながっています。引き続き、企画・運営主体の皆さんを財政面等で支援していきます。

 

地震や豪雨などの大規模災害に備え、自助の重要性もテーマになりました。防災は自助、共助、公助が三位一体で機能することが求められます。中でも、自助が最も重要です。災害が予見される時、発生したその瞬間、市民の皆さんの目の前に消防・警察・行政職員といった「公」は現れません。自ら主体的に、周囲の状況を捉え、避難などの積極的な行動につなげるしかありません。公助はそのために、ハザードマップやタイムラインを付した総合防災マップを全戸に配布し、市HPでもデータを公開していますし、LINEやKBCのdボタン機能などによる情報発信をしています。この日は建築物の耐震化、大規模盛土造成地などの観点からもやり取りできました。

 

ロシアのウクライナ侵略やガザでの紛争など世界各地で対立や分断が深刻化し、大国の指導者が核兵器使用を示唆するなど国際情勢は危機的な状況を迎えています。古賀市は私の市長就任後、平和行政を強化しており、非核恒久平和都市宣言、平和首長会議に加え、日本非核宣言自治体協議会にも加盟。高校生と被爆者の方との共同制作による原爆の絵の展示、市立歴史資料館で戦争をテーマとした特別展示、名誉市民である中村哲氏の功績を引き継ぐ取組なども進めており、この日はQRコードを活用した啓発の提案もいただきました。私たちが戦争を体験した方々から話を聞く機会が急速に失われていることから、戦争体験の「追体験」の機会をより一層積極的につくっていきます。

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