次世代リーダー育成プログラムで講演―対話と決断 | 田辺かずきのブログ

次世代リーダー育成プログラムで講演―対話と決断

次代を担う中学生たちと未来をつくろう!

 

 

福岡県と宗像、福津、古賀の3市で今年度取り組む次世代リーダー育成プログラムがスタート。社会の様々な分野で活躍中の講師陣の端に私も入れていただき、トップバッターで講演しました。

 

 

テーマは「社会をリードする覚悟と責任~時代を捉え、持続可能性を高め、未来の世代によりよき社会をつなぐ~」。新聞記者、県議会議員の経験を踏まえ、市長としての理念と実践を伝えながら展開。2時間みっちりでしたが、中学生たちは最初から最後まで真剣に聴いてくれました。

 

 

〇社会をとらえる

いま、社会で何が起きているのか

自分の生活に直接関係する身近なこと

関心があること

この国で動いていること

さらには、この世界で起きていること

広い視野を持ち、社会の中の「私」をとらえる

 

〇困りごとを見出す

社会をよりよくしていくこと = 課題を解決していくこと

課題とは、困りごと

誰が、何に、困っているのか

あるいは、私たちは、どう、よくありたいのか

課題をつかんだうえで

その解決に向けてどうすべきか、考え、行動する

 

〇民主主義の実践

政治家は民主主義における住民の「道具」

道具は手元になければ使えない

時間ある限り 地元を回り

「対話」と「交流」の実践で「現場」の実情をつかむ

 

〇決断するとは何か

リーダーの役割は、「社会の調和」を図ること

あらゆる事象で一人一人の意見は異なる

だから、みんなと対話し、最後は、決める

自分自身がどう評価されるかを考えると、よい決断はできない

 

これらを伝えたうえで、未来への責任とは何か、新たな時代を拓くために、私たちはどう行動すべきか、共に思考できるよう、時間を共有しました。

 

 

導入で、ここ数日の新聞各紙を活用し、私の記者としての取材経験を深掘りしたのも意義があったのではないかと。

 

 

こうした機会、私の成長にもつながるのでありがたいです。大人も子どもも学び合い、高め合う。これからも共に社会をつくっていきたいと思います。

 

 

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福岡大学ベンチャー起業論の学生さんたちからインタビューを受けました!

 

 

古賀市の地域特性を踏まえた持続可能なまちづくりについてお話ししました。私たち行政にとっても有意義な学びの機会になり、今回の学生さんたちの提起が社会実装につながるかも。どんな内容なのかはこの冬のプレゼンテーションまでのお楽しみ。大学生、頑張れ💪

 

それにしても毎日めまぐるしい。連日スケジュール満載で、確認のために手帳をめくると12月までどんどん入ってきています。「もう今年も終わりだな~」と実感します。あ、衆院選も入ってくるのかな?

 

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TBS「news23」が特集してくれました。

 

 

私たちを取り巻く環境が変化する中、社会全体でよりよいあり方を考える契機になればと思います。