池袋駅で痛みと張りを解消するなら、脱力集中整体の田中孝祥です。
「足首を動かす」と聞くと、どの部分を意識していますか?
多くの人は、足首の準備体操などで足を動かしているつもりですが、実際には足の指やつま先を使っていることが多いです。
つま先を持って足首を動かすと、足先だけが動いて足首がじゅうぶんに動きません。

足首と足の指は動きに大きな違いがある関節です。
日本語では足首と足指と呼ばれ、字面が似ているため混同されがちですが、英語では Ankle(足首)、Foot(足)、Toe(足指)、Sole(足裏)、Heel(かかと)と、それぞれ明確に区別されます。
足首は、くるぶしとその間の距骨、さらに距骨と踵でできた関節から構成されています。
一方、足の指は、中足骨と指の骨(基節骨や末節骨)で構成されています。
足首は上下・左右、内返しや外返しなど、比較的多方向に自由に動きます。
しかし、足の指は主に曲げ伸ばしという1方向の動きしかできません。
このため足首の動作を練習するには、くるぶしや踵を意識して動かすことが重要です。
たとえば足首を回すときにつま先を持ってぐるぐる回してしまうと、足の指が主に動いてしまいます。
くるぶしや踵を持って、足首のトレーニングを行うことがポイントになります。。
また、足の指のトレーニングは指先だけを動かすことに注力し、足首とは独立して鍛えるようにするのが理想です。
たとえばタオルギャザーというトレーニングは、指先だけを使ってタオルを握る運動です。
とはいえ足指のトレーニングは正しく行える人が多いので、そこまで意識しなくても大丈夫です。
まとめると、足首と足の指は別の関節で、動きの軸が違います。
足首を動かすときはつま先ではなく、くるぶしや踵を持って関節を動かしましょう。
足首と足の指を分けて動かすことで、足まわりのコントロールが上達してきますよ。
脱力集中整体