毎年この時期になると、やっぱりサンマの塩焼きは欠かせません。


築地市場の行きつけの店で、昼飯に食べるサンマの塩焼き。

これが実にウマい。


いつでも食べられるものじゃありません。

店のお任せメニューに、たまに登場するのが、ここのサンマの塩焼き。


ここのお任せメニューは、店に入った途端にオーダーされ、出てきたものは黙って食べないとなりません。

もちろん日替わり。

好き嫌いは御法度。


さて、店主が納得したときだけ買う、全長30センチを優に超える、まるまる太ったサンマ。

これを炭火で焼いてくれます。



ノスタルジックなノイズたち
この白い皿は、実はけっこうでかいです。


たっぷりと脂がのって、ふわふわな身を開けると、そこには新鮮そのものの内臓。

ピンク色とオレンジ色と赤色の共演です。

臭みなど無縁です。


炭火焼きの香ばしさと絶妙の塩加減に包まれながら夢中で食べ終わったら、そこにはアタマと背骨としっぽだけが。

それ以外の、内臓も、小骨も、なにもかもがうま~い。


1年に数度の、至福です。


夏休み中に予約録画しておいたBSフジでオンエアされた、Radiohead のライブ、Live From The Basement をようやく見ました。

見るのがちょっと遅くなってしまいましたが、その理由は、あまり期待していなかったからですね。

最新アルバムの The King Of Limbs 。

リリース直後にレビューした、最新の Radiohead は最高の Radiohead である、という印象は変わってはいませんが、最高の Radiohead は最も好きな Radiohead とは限らない、という思いが出てきているのも確か。

彼らは、まだどのミュージシャンも見たことの無い地平を目指していると確信してますが、いまだそこへの旅程の中ほどであることも確かなのでしょう。

彼らが目指す最高地点で聴ける音楽は、彼らにとって最高のものであると同時に、リスナーを惹きつけて止まないものでもあるはず。
そのことは、盲信に近く信じています。

しかし、その地点がかなり高いのか、自分が理解できないでいるのか、その方法論をもとに現時点で創られたアルバムは、まだ十分に惹きつけられる魅力を持ち得ていません。

ツインドラムで臨むライブで得るダイナミズムは、彼らの音楽をどう変えるのか。
むしろ緻密なリズム感と構築性をベースとする今回のアルバムは、ライブとの親和性がどの程度あるのかという不安もあります。

で、見た結果ですが。

思ったよりも、ライブのダイナミズムで印象が変わって良くなった曲がありました。
Bloom や Morning Mr.Magpie などですね。

プログラミングによる打ち込みでは出せない、有機的なグルーブ感がありました。
これは好印象。

そして一番感じたことは、このライブで最も良いと思った曲がアルバム収録曲ではない Staircase であり、それは今の彼らと若干方法論が違う曲であること。
このパフォーマンスは素晴らしい。
この曲、今までの彼らの曲、例えば In Rainbows などからの流れが生きている気がします。

その曲が一番良かったということは、やはり現時点での彼らが目指す方法論が未消化の部分を抱えていて、その曲以上に強い輝きを放つところまで到達できていないということかもしれません。

ライブのダイナミズムを持ってしても、引出きれない魅力。

理性的には今作が最高の Radiohead と思えても、その作品を感情的に自分の中に消化しきれないもどかしさ。
やはりRadiohead には、思いっきり感情を刺激してほしい。

自分が彼らについて行かれてないのか。
それとも、今のフォーマットが違うのか。

リミックスシリーズなんて出してる場合じゃないんだけど。

バスシャワーのヘッドとホースの接合部が切れてしまいました。


以前から、その付近からの水漏れが気になっていたのだけれど、ここ数日水漏れがいっそう激しくなってきたなと思ったら、いきなりヘッドとホースが分離。


ステンレス製のジャバラにクリアビニールコーティングしている構造なんだけど、繰り返し使用と経年変化で根元が切れてしまったんですね。

さっそく東急ハンズにでも行って交換用ホースを買ってこなきゃなりません。


そういえば、長年使ってきたリュックサックの縫製がダメになり始め、力がかかる部分が破れました。

冷蔵庫も急に電源が落ちる症状が出て、急いで買い替えないとならないハメになりましたっけ。


どれも10年という使用期間を経た後の出来事。


経年変化による故障や破たんは、急激にやってきます。

でも、後になって考えれば、その前兆はなにがしかあるものですね。


それがわかれば防げる、直せることも多い。


自分は靴好きでもあるんですが、靴は、レザーシューズの場合は、日ごろから丁寧に履いて、例えば連続で履かず休息をいれながら、とか雨にあったら自然乾燥をたっぷりしてあげるなどすれば、ずいぶんと長持ちします。


オールソールを数年に一度しながら、すでに20年選手になりつつある靴もあります。

こういう靴は、最初はきつかったけど、今では自分の足の形にしっくりなじんで唯一無二のものになってます。


経年変化にいかに付き合っていくか。

もちろん壊れること前提で、壊れたら買い替えなきゃならないものも多いけど、気を配っておけばそれがいきなり壊れることで余計な事態を引き起こすことも防げる。


なんてことを思ったんですが、今はそればかりじゃありませんね。


昔はブラウン管のテレビは10~15年がひとつの節目だった気がするけど、今では家電製品はせいぜい10年が節目。

パソコンなどすでに5年もてばいい方だし、携帯もどんどん進化して、3年がひとつの節目。


経年変化すら見られないような年月で、機能進化対応を求められた買い替えサイクルが始まってます。


経年変化を見せる遥か前に、急速に色あせて行く商品。

何か時代にせっつかれているような、自分が大量消費というムダに加担させられているかのような。


せめて機能競争に巻き込まれない、経年変化が出てくるまで使えるモノは、むしろ経年変化を楽しむような気持ちで大事にケアしながら使っていかなきゃね。


音楽聴く時は、時間と場所の関係でウォークマンが多いですが、やはりこれは聴きたい時に聴きたいものを選べるという機動力において大変なものがあります。

しかもイヤホンは2セット体制で、ノイジーな環境の時に使用する本体のノイズキャンセリング機能を生かせるイヤホンと、音質を重視して音楽に浸るための高性能イヤホンを併用。

24時間(起きていればね)リスニング環境体制です。

基本的には聴きたいアルバムは常にあるけど、ときどきアルバムリスト見ても、どれもピンと来ないな~でも何か聴きたい、と思うことがあります。
そんな聴きたい音楽の空白の時間に、最近聴くことが多いのがこの人たち。

Soft Machine

Soft Machine は1960年から70年台を中心に活動した、イギリスのグループ。
その後のブリティシュロックシーンに多大な影響を与えたさまざまなミュージシャンを輩出したグループです。

いわゆるカンタベリー系で、ロックとしてはマニアックなカテゴリーですね。
わかりやすいわけではないけれど、その音楽性は秀逸。

そんな音楽が、聴きたい音楽の空白時間を埋めてくれます。

刺激が強過ぎるわけでないけど、聴き流すような軽さがあるわけではない。
集中する必要はないけれど、耳をそばだてれば聴きごたえがある。

そして何よりも、自分にとって実にフィットする音の感触なんですよね~

昔から聴いてきて、慣れ親しんだこの感触。

うー、これこれ、これなのよ~と口に出したくなる、妙ななじみ感。

ギターの音、オルガンの音、メロディがあるようなないような展開。
ジャズのようなロックのような、過激なようなジャージーなような。
プログレ、特にカンタベリー系に親しんだことのある人には、わかる感覚なのではないでしょうか。

彼らのサードアルバムから、ご紹介。
Third (Bonus CD)/Soft Machine

¥1,059
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ロバート・ワイアットのボーカルを堪能。


自分のふるさとで過ごす時間のように、なんとなく懐かしく落ち着く時間。
それを聴いている時の時間の流れが心地よい。

そんな音楽はいつまでもそばに置きたいものですね。


最近、ライブなんてまったく行ってないけど、今日のサマソニのだけは行った人がうらやましい。


だって、PIL に The Pop Group に Suede に The Morning Benders ですぜ。

彼らが同じ場所で1日で見られるなんて。


しかも、どれも素晴らしいパフォーマンスだったってことで。


みんな今頃、脳みそ揺れてるだろうな~