福島県昭和村の「矢ノ原湿原」です
湿原内の沼では「ミツガシワ」の花が見頃、「ワタスゲ」も綿毛を揺らしはじめていました
まずは5月9日
「ミツガシワ」の花は見頃からピーク過ぎくらいでした
北湿原です、一面ミツガシワで覆い尽くされそう
今年は花が少なくあまり目立ちませんが、一角にはしっかり咲いてるところも見られました
南湿原、こちらもミツガシワの大群落が広がります
白く見えているのがミツガシワの花、花付きの良い時には一面真っ白になるくらい咲きます
ミツガシワ(三槲):ミツガシワ科ミツガシワ属の一族一種の多年草
氷河期から生き延びているといわれる古い植物で、葉の様子が家紋としてデザインされた「三つ柏」に似ていることが名前の由来です
沼地や湿原で群生することが多く、白い小さな花が下から上へ咲き上がっていきます
続いては「ワタスゲ」
5月9日にも綿毛を出しはじめていましたが、まだ早いようだったので5月15日に再訪…それでもちょっとだけ早かったようでした
湿原西側に湿地帯ではたくさんのワタスゲ、大当たりではありませんけど良い感じです
綿毛は雨の影響もあってしょぼくれ気味w
その他の花たち
レンゲツツジ(蓮華躑躅)が咲きはじめていてびっくり
左)ミヤマガマズミ(深山莢蒾)も咲きはじめ
右)コマユミ(小真弓)
左)アオダモ(青梻)
右)クロモジ(黒文字)、オオバクロモジでしょうか
ズミ(酢実)…エゾノコリンゴかもしれない
ヒメコウゾ(姫楮)
左)ウワミズザクラ(上溝桜)
右)ニガイチゴ(苦苺)
ミズバショウ(水芭蕉)は残っている花もありましたが終了
左)チゴユリ(稚児百合)は大群生
右)シロバナニシキゴロモ(白花錦衣)
左)ツボスミレ(坪菫)
右)スミレ(菫)
駐車場近くの畑にはアザキ大根も
今回はここまで
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